【映画 銀魂】続編決定!って。キャスト変わるのかな?

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ただ笑えたけどね

今年も実写映画が数多く上映されたけど、「銀魂」って結構あの夏のすごい作品の中で興行収入あったんでしょ?

読むべきか?

まぁ、原作知らずに行っても楽しめたくらいなので、続編は漫画喫茶かネットブックで安かったら買って読んでみるか?

まぁ、歴史もわからないから、登場人物が歴史上の人物でもあまりピンとこないんだけどね。

山田孝之主演ってどう?

だって、イラストも山田孝之のみじゃない?

また、来年の夏に公開だって。

あの衣装は冬場の撮影がいいのか?

だって素っ裸もいるよね?

それにしても来年の夏が楽しみだ。

【映画 となりの怪物くん】土屋太鳳にいつまで高校生をさせるのだろう?

ビジュアル解禁だけど

菅田将暉も土屋太鳳もそろそろ高校生役は卒業させたらどうだろう?

そろそろ厳しいだろう?

他にいないのか?

若手をもうちょっと器用すべきだと思うぞ。

概要はよくは知らないのだけどね

土屋太鳳も菅田将暉もとても興味のある俳優さん、女優さんである。

これは変わらない。

でもさ

さすがに高校生の話だと映画に行きづらいわけよ。

あまりにも無理がある。

ガリ勉の冷血な女子高生。

制服だわね。

体操着だわね。

少女漫画だわね。

また爆死するのが目に見えてるような気がするんだけど。

もっとさぁ〜内容を吟味した役をさせてあげてほしいわけだ。

別に原作が悪いとか言わない。

でも、最近の方がの流れが「漫画原作」って感じでオリジナルのものがない。

しっかりとしたビジョンがないのか?

菅田将暉の来週の「火花」は小説原作だし、来月公開の土屋太鳳の「8年越しの花嫁」だってノンフィクション書籍の実写映画化。

土屋太鳳的にはそろそろこの辺の大人の役をやっていってもいいと思うんだよね。

菅田将暉はまぁ幅広い役の中の今作って感じがするけど。

来年こそはもう少し楽しみにできる作品への出演を熱望してる。

【映画 ラストレシピ 麒麟の舌の記憶】感想。人の思いを受け継ぐこと。

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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

エンドロールで

テレビ朝日系列でしかきっと番宣ってないだろうし、最近は全然テレビを見ていることがないので、この映画の情報はほとんどなかった。

なので、エンドロールで「企画」が「秋元康」となっているところに驚いた。

なぜ二宮和也が主演なんだろう?だけど、そうなるのか。「追憶」もそんな感じだったなぁって。最近、回顧ものが多いからどうしても過去の部分がメインに感じてしまう。

過去と現在を結ぶもの

かなり無理のある設定からスタートする。

二宮和也演じる佐々木充は「人生最後に食べたら料理」を再現する料理人だ。

最初にオムライスを作るシーンから始まるのだけど、かなり微妙な包丁さばきにフライパンさばき。。。

ドラマ「天皇の料理人」の佐藤健くらいまで腕を上げてほしかったなぁな感じが否めないが、たかがこのシーンくらいなんだな。ちゃんと料理をしているシーンが。だからしょうがないのだろう。

充は借金のためにお金のために料理を作ることで料理人としての情熱も失っていた。

それを心配した綾野剛演じる柳沢健。

同じ施設で育ち充の良き理解者でもある。

その施設長である大地康雄さんが亡くなっても顔を出そうとしない充。

充はそんなとき、中国人の楊清明という人物から「大日本帝国食菜全席」のレシピの再現の依頼を受ける。

かつての日本が満州国で何をしていたのか?歴史を感じる部分でもあった。

私は「満州事変」という事件があったということは知っているが、実は「満州」が中国のどの辺にあるのか知らない。

北なのか南なのか。

そんな満州に新しい国を作るという日本の大それたことを民衆は「新しい未来」という意識で居たように思える。

充は依頼を遂行するためにまずは「大日本帝国食菜全席」を作ったという西島秀俊演じる「山形直太朗」を探す。

はっきり言えば、山形直太朗が主役だと思うような映画だと思う。

まぁ最後に全てのパーツが揃ったときにやっと充が主役になるのだけど、物語は「山形直太朗物語」の様相だ。

まず、山形直太朗が元々は天皇の料理人であったことから宮内省を訪れる。そこで同じ年に退職した人を教えてもらい、その人のお店を訪れる。

同じ年に退職した方は既に他界されていたが、山形直太朗から受け継いだという「豚の角煮」を強引に進められて食べる。

そこで今度は鎌田正太郎という人物を訪ねるようにと言われる。鎌田は満州で山形の下で働いていた。

しかし、山形は帰国せず鎌田だけが戻ってきたが真相を聞けなかったと言われる。

鎌田は人里離れた場所で充を待っていた。

そこで山形のレシピを作る経緯について充に伝える。

鎌田の回顧で物語は1930年代の満州になる。

山形は宮崎あおい演じる妻の千鶴と鎌田と満州へ行く。そこには竹野内豊演じる三宅少将が彼らを待っていた。

三宅少将は満州へ来ることを極秘にしてきたかと山形に確認する。怪しいね〜。

三宅少将の命令により「大日本帝国食菜全席」のレシピ作成をすることになる。

そこには助手として現地の楊清明がいる。

最初の頃の楊は山形の行いを「理想だ」とする。祖国を奪われた満州国民のことをながしろにされている人々。そうだよね。そういうことだよね。

山形もどんどん自分を追い詰めていく。理想のレシピができないことに苛立つ。

そんな山形を見て妻の千鶴はレシピを手伝い、写真を撮っていっしょに貼ってみることを提案する。

文字だけだっただろうレシピに写真をつけた最初なのかもね。

それでも仲間をなかなか信じようとしない山形。「そんな他人を信じない人に世界の人を笑顔にする料理なんてできない」と叱咤する千鶴。

少しずつ変わろうとする山形。

そんなときに悲劇が起こる。

千鶴が出産直後に死んでしまう。

娘を残して・・・

そんな時でも料理をする山形を他の料理人は理解できない。娘のそばに居てあげるべきだと詰め寄るが、山形は「これは千鶴に結婚を申込んだ時に作った料理でその後作ってあげられなかった」と言う。その言葉に、楊と鎌田も自分の作業を続ける。

そしてできた料理を食べることで悲しみをともにする。

料理人には料理人でしかできないことがあるってことか?

レシピは112品目が完成していたが、それはあくまでもできたというだけでこれからきちんとしていくと削ってしまう山形。協力する楊には理解ができない。

これって普通の生活でもあるなぁって。今の自分と丸かぶりな状況で「できる人」と「できない人」の違いなんだろうなぁって思ってしまった。

「できる人」はできたところをゴールとするのではなくてそこがスタートでそこからより高見を目指せる人のことなんだろうなぁって。

鎌田はそれ以上を告げることはなかったが、ある人物の名前を渡す。

その人物はハルビンのホテルの支配人だった。

その人はロシア人だった。子供だった頃に山形氏と父親が懇意にしていたことを教えてくれる。

当初は父親は山形氏を受け入れようとしなかった。

しかし、山形氏の料理を食べて彼を信じるようになる。それ以来お互いに仲良くなっていく。

支配人も幼少の山形氏の娘の幸と仲良くしていたことを言う。

山形氏は妻の千鶴が亡くなったあとにまたレシピを変えていた。そこには幸に対して料理をしていく中で気づいたことなどが含まれているというと充は反発する。「結局、山形直太朗は逃げた」と。

家族の繋がりとかというのは出来ない人間の言い訳だと。

山形氏がレシピを父親に託しに来たことを言う。そこには陰謀があり、楊に裏切られたことを言う。

しかし、レシピは楊が持っていると。

この辺で何がなんだか見ている側も混乱始める。

そして充は楊のところに乗り込む。

楊は「そろそろ来る頃だと思った」と告げる。そして「どこまで聞いてきたか?」と確認する。

若い頃の楊と鎌田はすごい、いい演技だった。山形直太朗も。

現代になると重鎮がって感じなるのだけど。

楊の最後の告白が始まる。

そこにはホテルの支配人が亡くなられた後に渡されたレシピと山形氏からの手紙があった。

楊の裏切り・・・その真相は別の場所にあった。

満州国はその当時は中国共産党のスパイやロシアのスパイがゴロゴロいるような国だったらしい。

建国したばかりでまだ落ち着いていないところなんだろうね。って100年弱前の話なんだけど、あまりにもその辺の歴史が薄い私達の現代社会。韓国や中国に責められるわなって思う。

普通に考えたら異常だわ。

あ、時代背景がそんなところ。

いよいよ天皇行幸が現実となるときがくる。

しかし、そのときのために綿密に練られた計画が実は動いていた。

その時に「大日本帝国食菜全席」のお披露目とともに「毒を盛る」ということ。

そして毒を盛る役を楊にやらせる。。。そのために仕組まれていたことだということだった。

本当に裏切り者。それは鎌田だった。鎌田は監視役として山形氏の下で働いていた。

ずっと監視されている中で山形氏は楊に説明もできずに「裏切り者」「出て行け」という図式にして楊を助けようとしていた。

しかし、そんなことをしても物事は変わらないと言われる。

レシピがある限り人が死ぬ

そのことに苦悩する。

山形氏は残っていた資料を元に新しくレシピを作り、それを手紙とともにホテルの支配人に託していた。

楊は手紙を見て蒲田を探す。

そしてその後のことを聞く。

幸のことを隣の厨房にいた鈴木さんに託して、自身は軍部へのお披露目で作成したレシピを燃やしてしまう。

そして牢獄に入れられ、鎌田の前で射殺されてしまう。

二人は娘の幸を探す。

幸はシングルマザーになっていた。

お!ここで繋がってくる?

山形直太朗の言葉と充の言葉がシンクロしていたので血縁がどっかにあるんだろうなぁって感じで見ていてやっと繋がる。

楊は幸にレシピを渡す。

そして幸がお店をするということで手助けをする。

オープン直前、火事でお店を消失し、レシピを取りに行った幸も亡くなってしまう。

充にも火事の記憶がよみがえる。

そして

充が育った施設は幸を託された鈴木さんの息子さんだった。そう、山形直太朗の「このレシピは多くの人を殺す」という言葉も聞いていた。

充を料理人にしてはいけない。

レシピの呪縛から解き放たなければいけない。

そう思い、充に強くあたり反発を生んでいた。

そう、レシピは充の近くにあった。

そしてこれは全て仕組まれたことだった。

充にレシピを受け継ぎたい施設長であったが、充と会うすべがなく、他の人から渡されても充にレシピに込められた「想い」を伝えることは難しいと考えた楊、鎌田、健が作ったものであった。

充はレシピを追うことでレシピに込められた想いや思い、自分の生きている意味、一人じゃないということを知る。

まぁ2時間ちょっとでかなり見応えのある全ての登場人物が重要人物というものだと思う。

最後にならないと充が主役という意味がわかりづらい。

まぁ山形直太朗のインパクトがすごいから。存在感も。

これでまた半年後の日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞が二宮和也だとそれは「?」だ。

最優秀助演男優賞が西島秀俊はわかるけど。でも・・・「3度めの殺人」の役所広司さんかな?

的な作品だと思うよ。

自分の歴史的な部分が浅いことにも気付かされた作品。

【映画 2018年1月公開予定】いよいよ来年の公開予定が出てきている

劇場予告も・・・

劇場の予告も12月から1月の作品になってきている。

12月は既に出ているものなのだけど、11月のリーフレットを今日やっと発見した。

すごく楽しみな作品。

11月公開予定

ローガン・ラッキー

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ローガン・ラッキー

11月18日(土)公開予定

劇場予告でとても興味を持ってしまった。

豪華キャスト”狂”演『オーシャンズ11』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督復帰第1作!

もうさ、内容よりこの部分だけで観るよね。

しかも

これは、『オーシャンズ』シリーズの従兄弟版だ!って。

もうさ、運もツキもないド素人の強盗団が何をしでかすのか、絶対観たいわ。

2018年1月公開予定

KINGS MAN キングスマン ゴールデン・サークル

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キングスマン ゴールデン・サークル

2018年1月5日(金)公開予定

前作は2015年に公開だったんだ。ついこの間って感じがします。

英国紳士がスパイで持っている傘が銃器だったりしてアクションもすごかった。

冬休みの最終日になるのか、初日になるのか?

私は何をしているだろう?

嘘を愛する女

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嘘を愛する女

1月20日(土)公開予定

劇場予告も先日観ました。出会いの高橋一生がいいのよ。自然な感じで。

それでも・・・

その後に出てくる知らない彼。最近、長澤まさみがこういう妻役(散歩する侵略者)や女性お役が似合ってきている。

祈りの幕が下りる時

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祈りの幕が下りる時

1月27日(土)公開予定

加賀恭一郎シリーズの最終章。

2010年4月に連続テレビドラマが始まった。東野圭吾原作の「新参者」シリーズ。

その後、ドラマという形で2本作成され、「麒麟の翼」が映画化されている。

東野圭吾をほとんどの作品を読むきっかけになった作品と言っても過言ではない。

阿部寛の加賀恭一郎が今後観られないと思うと寂しい。

あの作品をどう2時間にまとめているのか期待している。

2018年2月公開予定

不能犯

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不能犯

2月1日(木)公開予定

なぜ「木曜日」に公開なんだろう?

何があるの?

1日だから?

驚くのですが。

誰がターゲットなんだろう?

松坂桃李と沢尻エリカ。エリカ様久しぶりじゃないか?

なんかすごい20代の若手俳優陣がいっぱいいる。元キンコメの今野浩喜がいる。

楽しみでしょ。

www.around50th-woman.me

【映画 ミックス】感想。ガッキー&瑛太を食っちゃうキャラの蒼井優がいいのよ。

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卓球の青春コメディ

新垣結衣がスポ根!?って言うのが第一印象でした。多分多くの卓球ファンが思ったんじゃないか?

全日本選手権のミックスってそんな簡単じゃないでしょって。

単純に笑えます

まず真木よう子で笑えます。

鬼母になって子供の特訓をします。すごい・・・福原愛ちゃんのお母さんを連想しちゃいます。

天才卓球少女だしね。

髪型もそんな感じにしてるし。新垣結衣演じる富田多満子は天才卓球少女だけど卓球が嫌で嫌でしょうがない状態でお母さんに卓球をさせられます。

中学になってお母さんが亡くなり、多満子は卓球から離れるのに、なぜか卓球の実業団のある会社の庶務をします。

そんな会社に小さい頃に好きだった瀬戸康史演じる江島晃彦が入社してきます。

多満子の会社は庶務がなぜかチアリーダーするのね。そこで江島と接近する多満子。付き合うことになります。

江島に憧れて卓球部に永野芽郁演じる小笠原愛莉が来たところで話が進みます。

江島のところでサプライズとして待っていたところに江島が愛莉を押し倒してます。

多満子、会社を辞めて実家に帰ります。その車内で瑛太演じる萩原久と出会います。

出会い最悪で萩原が女子中学生を見る変態だと思った多満子はその前に邪魔しに入ったはずが二日酔いのために萩原の上にリバースしてしまいます。

乗り込んだタクシーは多満子の父の小日向文世のタクシーで、リバースされたことを愚痴ります。そうすると何もしらない父は「親のしつけが悪いんでしょうねぇ〜」と。お宅の娘さんですけどね。

多満子のお家では母不在になっても卓球クラブが残ってましたが、借金のある父は手放そうとしてました。

卓球クラブを見に行くとそこに広末涼子演じる吉岡弥生に見つかります。広末・・・セレブ妻の場面では感じないけどラフなときの劣化が激しい。。。

ガッキーが変わらなすぎか?

そんなこんなで卓球クラブ再建のために全日本選手権のミックスに出場して勝とう!ということになります。

卓球クラブには高校生で引きこもりの佐野勇斗演じる佐々木優馬と遠藤憲一演じる落合元信と田中美佐子演じる落合美佳がいます。そこになぜか電車で迷惑をかけた瑛太の萩原が居ました。

そこでペアを組むという段階で昔のペア相手を期待していた多満子だったのだけど、かつての面影もなくかなり太って膝を痛めたと言って帰ってしまい、萩原とペアを組むことに。

萩原は元プロボクサーなんだけど、網膜剥離で引退し仕事を転々としている状態で妻が男を連れ込んだと勘違いしたことで家を追い出されてました。

お財布に妻と娘の写真を持ち歩いてます。

最初の大会は全員が何もできずに終わります。まぁそうでしょ。

それでも萩原に火がついて「来年の全日本とりにいくぞ!」ってことになります。

江島が影で多満子のことを「痛い女」と言ってるのを聞いても「不器用だけど懸命に生きてるんだ」と言います。

いい男ですね。

二人の本気が始まります。

萩原は建設現場でトレンディエンジェルの斎藤さんの石原に「おい、もやし」といじめられてましたが、力仕事をして体力をつけようとします。

多満子も走って体力をつけます。

強い相手を求めて小学生の卓球道場に行きます。そこに鈴木福くんと谷花音ちゃんペアがいます。

怪しいお店には変なミックスペアがいてオネエが生瀬勝久でした。エンドローグで名前を見て「え?どこ?」と思ってましたが、オネエでした。「ウヒャヒャヒャヒャ!」としていた役です。

強い相手と練習しないと上達しないといつもの中華屋で言っていると蒼井優演じる楊と森崎博之演じる張が「自分は卓球うまくない。ナショナルチームを落ちた」と言います。中国人なら誰でも強いわけないと思いながらも相手をするとすごい強すぎ。キャラも強すぎ。

一番笑えるキャラクターよ。

「休むのは死ぬときよ!」

すごいセリフです。中国人役が板につきすぎ。森崎博之が誰だかわかんなかったわ。

大会6日前に問題が起きます。

萩原の妻と娘が卓球クラブにやってきて許そうということを話します。萩原の妻誰だっけ?と思ってたけど、山口紗弥加ね。そうね。久しぶりすぎて忘れてたわ。

大会の日に大企業の面接を受けてほしいということで多満子は揺れます。

同じとき、江島もなぜか多満子の元を訪れ愛莉とペアを解消したから多満子とペアを組みたいと言い出します。

真意が最後までわからなかったわ。

江島がクラブ員のいる中華屋にまで来て「返事を聞かせてほしい」と言い出します。空気の読めないわがままなやつです。

それでも多満子は萩原にペアを解消したいと言います。自分は小さいときから江島が好きだからと。そんな彼が自分を必要としているならと。

萩原も面接があるわけでペアが解消になってしまいます。大会6日前なのに。

優馬以外は理解を示します。落合夫妻はあくまでも趣味だったわけで亡くなられた(なぜ亡くなったのかはわからないけど)息子さんが卓球をしていたから始めただけで、弥生は旦那さんの理解がなかったので辞めることに対してすんなり受け入れられたようです。

多満子は江島のパーティーへ行きます。

そこに・・・水谷隼と石川佳純が登場します。

江島はペアを組んで多満子と恋人が復活すると思ってたようですが、多満子は断ったようです。このあたりの件がよくわかりません。

「今日、泊まってくでしょ?」に曖昧な返事で自宅にいる多満子って構図でしたので。

萩原は建設会社も辞めます。斎藤さんの石原に餞別に何かをポケットに入れられます。

選手権当日、優馬は弥生と落合夫妻にメールで「行ってきます」と送ります。

3人も体育館へ行きます。

多満子は荷物をダンボールにまとめてゴミに出して会社に行きます。

萩原は面接用のスーツを着ようとして石原の餞別を見ると「おかずにしてました」のメモと多満子の写真が出てきます。

萩原も決心がついたのか仕事中の多満子のところに迎えに行きます。そこでいろいろ言う多満子の口を口で塞ぎます。キス?

仕事中にいきなり部外者が入ってきて(食品工場なのに)抱きついてそのまま居なくなる職場って・・・

そこに父のタクシーが「燃えるゴミは・・・」と出した用具を一式持ってきてます。(さすが映画だ)

大会は進んでいて落合夫妻の対戦相手はなぜか伊藤美誠選手でした。

豪華だ。

息子の写真を置いて善戦した感じです。

弥生も髪を赤く染めて頑張ります。惜しくも負けてしまいましたが、旦那さんに認めてもらえます。「来年は勝てるだろう?」って。

多満子と弥生の相手は吉田鋼太郎と中村アンの神奈川県警ペア。1年で役職が逆転してて楽しい感じ。

試合は順調に進んでペアを解消したはずの江島愛莉と決勝で当たります。

その前に江島は多満子に「この選択が正しくなかったと思わせる」とかって言うのだけど、多満子は昔の約束を覚えているか?と聞きます。

「もし自分が勝ったら彼女を幸せにしてあげて」といい、愛莉に「何様よ」とキレられます。

結果はフルゲームで最後のポイントがエッジボールという結末で負けます。

それでも二人の活躍で卓球クラブは優馬が事務長になって仕切るくらいの盛況になります。

そして萩原と多満子はいろんなペアが対戦しに来るという状態になってました。

まぁこの二人の関係がどうなるかとかはないのだけど、ガッキーがこんなスポ根するとは思わず驚くよね。

でも、一生懸命の汗がいい感じです。

余計なお肉が全然なくて劣化もないガッキーが運動するのが驚く感じです。

蒼井優のキャラクターが最高です。生瀬勝久のオネエも。

笑えます。

【劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き】感想。猫を見て世界の平和を感じる。

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コトラ家族の子猫たち

「コトラ家族と世界のいいコたち」

GW前くらいに初めて劇場で予告を見た。BSを見てなかったからかなり衝撃。

猫だけで映画!?

その中の映像の猫の可愛らしさと岩合さんの「猫が幸せなら世界は平和」って言葉がとても印象的だった。

やっと公開だ。

BSを観てなくても感動する

劇場予告ではBSの流れだったので多少不安ではあったが、劇場版では「コトラ家族」と岩合さんの繋がりからきちんと説明がある。

津軽のりんご農家に居たまだ8ヶ月位の「コトラ」との出会いから岩合さんはこの猫を撮ることを決めたらしい。

枝の剪定の場面に猫が普通に木で遊ぶコトラ。お母さんのオオトラは脚立の上でまどろむ。

とてもいい関係がある。

2015年5月。コトラに赤ちゃんが生まれたその日から物語がスタートする。

その途中がわからないが、出産直後のコトラを結構間近で撮影している。

望遠レンズは使わないって何かで読んだからほんと間近にいるはず。でもコトラは警戒をしていない。

まだへその緒も残ったまま。

コトラ家族は津軽のリンゴ農家に「飼われている」わけではなく「居着いている」わけで、リンゴ農家さんも特別なことしているようには見えない。

ダンボールを与え、毛布をかけてあるくらいだ。

猫は1年で赤ちゃんを生むのね。野生の世界ってそんな感じなのか?

1年でもコトラは子育てを知っている。誰に教わるでもなし、お乳を与え、排泄を促す。

2日目。子猫は顔が落ち着いた感じだ。毛もふわふわになってる。

全部で5匹。コトラそっくりな猫が4匹とお父さん猫と同じ白猫が1匹。

最初は名前もなく区別もつかなかった。

3日目。子猫とカメラを置いてコトラがおやつタイムへ行く。どんだけ信頼しきってるんだ?

「ちょっと見ててね。私はおやつタイムしてくるから・・・」って感じで。

岩合さんの醸し出すオーラがきっと安心感を与えてるのだろうな。

3分くらいだったようだけど、普通では考えられないと思ってしまった。

4日目。1匹の子猫がダンボールから降りて1枚分の段差を上がれないで四苦八苦。

ミャーミャーとコトラに助けを求める赤ちゃん。コトラは他の猫の毛づくろいをしつつ気にする。気長に見守る。ほんと人間だったらきっとすぐに助けてしまう場面。じっと赤ちゃんが自力で上がるのを見守る。

それを見守る岩合さん。

なかなか上れない赤ちゃん。

近寄って見守る。

岩合さんは「引き寄せろ」って言ってたけど、それはしない。あくまでも赤ちゃんが上れるのを待つコトラ。

やっと上れたところで一安心。

猫撮影は大変だ。

6日も経つと目が開きかける猫も出てくる。ここで1ヶ月後になる。

1ヶ月。

ターゲットにする猫が決まる。

本当は見分けしやすい白猫が良かったのかもしれないけど、どこかに引き取られてしまったらしい。そこで唯一のオス猫で尻尾の短い「リッキー」がメインとなる。

コトラ家族とは言え、コトラはだんだんと居なくなってたらしい。

お母さんのオオトラもその頃には居なかったから、コトラも次の居場所を探してたようだ。

リッキーは男の子の顔になってくる。

津軽のリンゴ農家での成長。リンゴの花が咲き、小さい実がつく。その実の成長と猫の成長がリンクする。

リンゴの収穫時にもなるとリッキーはオス猫としてたくましさを感じる。

雪。

とても深い雪。

その中でコトラ家族の子どもたちはたくましく成猫になっている。

リッキーと仲の良いハナちゃんがつかの間の夕焼けの中の屋根の上の画像は本当に感動する。

春、コトラに次の赤ちゃんが誕生していた。って、猫って1年に2回も出産するの?

コトラたちはあくまでも飼い猫ではない野生を残す。

リンゴ農家の倉庫には猫がたくさん棲み着いて大変じゃないのか?って思っていたが、彼らは自給自足をしているらしい。

そう、春先に出てくるネズミを捕獲して捕食していた。

リンゴ農家としたら役にたつ存在だというわけだ。

映画化が決まった今年の夏、岩合さんは再びリンゴ農園に行く。

そこにはハナちゃんがコトラのように子育ての最中だった。

かつてのコトラのように猫にお乳をあげ、遊びに出た子猫を迎えにいくハナちゃん。

リッキーは野性味あふれる成猫になっていた。

それでも岩合さんのことを覚えているかのような振る舞い。猫ってすごいな。

ストーリーの節目節目に世界の猫が入ってくる。

まず最初はイスタンブールの「サフラン」という昔の「What’s マイケル」のマイケルのモデルのような猫。

こういう太っちょの猫っていいなぁって思う反面、我が家の猫はスマートだわ。

猫目線の撮影を紹介している。

リオデジャネイロの「シキンニョ」は砂浜で砂で作ったソファーでくつろぐ姿に予告映像では毎回笑ってしまっていたわ。このシキンニョの動じない感じがたまらなくいい。

ハワイの「ハナ」は砂浜で狩りをしているのか遊ばれてるのかって感じで穴を掘っていく。

でも、予告映像の浜辺の足跡は「ハナ」の足跡。いいよね。

モロッコのインディゴは景色ととてもマッチしている猫。

モロッコの景色も素敵で猫以上に楽しめるポイントかもしれない。

シチリアの「ドメニコ」は「ドン」ってあだ名をつけたいくらいどっしりとした感じ。

ギリシャのジャンパーは土地柄なのかよく飛んでいる。他の猫も。そして、ご飯が豪華。

たくさんの猫に大きなボウルいっぱいの煮込み。煮込みのレバーを探し出して食べようとしているところに他の猫が来てちょっかいを出していたら、犬に取られちゃうというなんとも言えない感じ。

こんなに猫だけなのに感動がある。

津軽のリンゴ農家の猫は今年の夏、また子猫が増えていた。そうすると成猫は自分の次の居場所を求めて出ていくのが本能にある行動なのだろうか?

少し悲しいが、それが彼らの世界のことなのだろう。

避妊手術をさせるわけでもない。

かと言って邪険にするでもない。

猫と人間がいい距離感で暮らしている。それを感じる。

猫の子育て。人間がどこまで見習えるだろう?

手を出してしまうことは実は自分の忍耐が試されている。待つことは大変だ。

いつの時代も「過保護」な親はいる。それは子供のためなのだろうか?自分の自己満足なんじゃないだろうか?

それを感じた。

まぁ子育てしてないけどね。

キャットフードもらった。我が家の猫は食べるか?

【映画 亜人】感想。24話分のアニメを2時間に集約したら・・・

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映画 亜人

それでも映画の良さがある

まぁ実はアニメ見たことありません。

ストーリー・・・映画の予告で見ただけの知識。

佐藤健の必死な顔と綾野剛のニヒルさを観たかったのかも。

それでも・・・

いつの時代も

人間 VS

の構図のものがある。

「亜人」も結局は人間ではないということで、人類の進化の鍵だとかで研究材料とされ、生き返ることをいいことにリセットさせられる。

痛み

恐怖

それらの感情は残ったまま・・・

「東京喰種ートーキョーグール」と構図としては同じじゃないか?

人間じゃない種別のものが自分たちの立場を認めさせることで争いが勃発する。

それでも

どちらも人間は無力だと感じさせる。

グールも亜人も人間にとっては畏怖なる存在。

まぁグールは食べちゃうわけで。人間を。

亜人は死なないし、リセットするという強みで支配しようとするわけで。

私は亜人を観ていて最初に思ったのは、佐藤健演じる永井はなぜ亜人としてモルモットにされ、それを助けにきた形の綾野剛演じる佐藤についていくことを拒んだのだろう?

きっとアニメでは描かれているのかもしれないポイントだろうが、映画ではわかりづらかった。

佐藤が殺すことを厭わないことに嫌気が走ったのだろうか?

あの状況だったら、敵対するよりもすがるんじゃないのか?普通。

まぁ敵対しないとこの「亜人」のストーリーが進まないのだけど。

城田優演じる田中くんはSPECのときの地居のような感じ・・・

演技の幅がないのか?こうなってしまうのか?

綾野剛の佐藤は今までにない感じの役というか声というか。

すごく厭らしさを感じる喋り方だよね。ストーリー的には生まれたときから亜人として研究されていた(=殺されていた)わけで。なぜ20歳でそれが終わったのかを知りたいところだけど。

永井くんは結局妹のために自分を殺そうとしていた玉山鉄二演じる戸崎と手を組む。

戸崎も嫌だわ。

ここではあまり出てこない婚約者のためにお金が必要だとしてもだよって言いたい。

で、なぜ川栄李奈演じる亜人の下村に「俺のそばにいろ」って言ってるのかな。

それがわからんわ。

川栄がいいわ。

アクションどこまで本人がやったんだろう?

城田優相手によくやってたと思う。うん。

浜辺美波演じる永井の彗理子。また病人役なのか?キミスイとは違う感じだったけど。

千葉雄大演じる奥山が、ほっこり。

寝返る感じで戸崎の方になるのだけど、その辺も謎。

久しぶりにキングオブコメディの今野 浩喜いたよ。元気そうで良かった。

まぁ映画とは言え、9.11を彷彿させるシーンはいただけない。

やっぱりそういうのってどうなんだろう?って思う私がいる。

最後に佐藤を粉砕することに成功する。

佐藤を消滅させればいい話だったのだろうか?亜人はきっとまだまだいるのだろう。

永井は自分だけ復活するように予め手首を切っておき、佐藤が侵入した方法で復活する。

しかし、彼はビルから飛び降りる。

彼は一体どこへ行くつもりなんだろうか?

さすがに24話分が2時間になっている映画ではストーリーがわからない。

ただ殺し合いをし、リセットしの繰り返し。

この映画は4DX対応ということでアクションメインの映画なんだな。

感動とかそういうものはどこにもない。

綾野剛かっこいいとか佐藤健かっこいいな映画か。

うーん。二人の演技力とは関係ない部分でこの映画に二人は必要だったのだろうか?

そう思ってしまった。

【映画 ナラタージュ】ずるい大人の松潤の先生が・・・いいのか?

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ナラタージュ

誰が主演?

エンドロールの一番上に名前があったのは「松本潤」だ。

でも、これはどう観ても有村架純の映画だ。

この映画では社会科準備室に通う女子高生が主役だが、私は理科準備室に通ったなぁ〜。遠い過去の話。

高校の先生は年の近い最初の異性だ。

どちらが先にどう思うことで成り立つのだろう?

よりも・・・

初日から「ナラタージュ 公式サイト」がダウンしているのが気になる・・・

恋愛小説が原作

有村架純演じる工藤泉の社会人となったところから物語は始まる。

雨の日、手には懐中時計。

その懐中時計にこもった想いへの回想がこの映画の軸だ。

話は工藤泉の大学2年の夏に戻る。

女子大生の泉の携帯が鳴る。

電話は高校時代の先生からだった。その葉山先生を松本潤が演じている。

かっこいい先生という感じではない。

シャツインのまぁ優しそうな先生だ。

演劇部で人が足りないから手伝って欲しいという内容だった。

高校の演劇部。

泉は高校3年の時に葉山から誘われて演劇部に入部していた。

最初のうちは少しわかならい人間関係が続く。

高校3の演劇部員の柚子に高校時代の自分を重ね合わせる泉。

大学生になっているOBは他にも来ていて、人数合わせで坂口健太郎演じる小野玲二が来ていた。

泉を好きになる小野くん。

ややこしい関係が出来上がる。

泉は高校時代に葉山に想いを告げているがやんわりと断られる。 (あれは断られたってことだよね)

でも、卒業式。

葉山は泉にキスをして別れる。が、その後、何も連絡がないまま今回の連絡になっている模様。

ふざけるな!じゃない?

そんな気持ちを心に秘めた状態。

ある日、小野くんと観劇へ行き小野くんの自宅へ。そこで小野くんに想いを告げられるが断る泉。

雨の中傘も持たずに帰り風邪をひく。

そんなところに葉山が見舞いに訪れる。優しい葉山に「どういうつもりなんですか?」と聞く泉。

わかるわぁ〜。おばさんでも。

こっちの「好き」に応えないのに優しくする男って何なの?って感じだよね。

戸惑いを隠せない泉。振り回されてる「都合のいい女」だな。

文化祭での公演が終わり、いよいよ葉山との接点がなくなることの寂しさを感じたところに小野くんから「実家に行くけど来ない?」と誘われ、バイクで小野くんの実家へ。

そこで小野くんの優しさに付き合うことに。

有村架純と坂口健太郎がまぁあの世代だったらって感じで濡れ場ありあり。

でも小野くんがどんどん豹変していく。

付き合ってるくせに手帳には葉山に宛てた手紙がしまってあり、写真がある彼女。

確かにね。

男としては許せないんだろうね。

しかも相手は大人だから余計なんだろうな。

夜中に電話してくる葉山。

泉に「なぜ自分に心を開いてくれたのか?」と聞いてくる。

柚子のことが絡んでいると思う泉。結局、葉山は高校3年の泉に居場所を与え、次は柚子に居場所を与える役割をしていた。

泉は葉山に「生きる」きっかけを見出す。

しかし、柚子にはもっと深い心の闇があり、結局は何も出来ずに自殺をされてしまう。

葉山の夜中の電話に激昂する小野くん。

怖いわ。

こんな男やめとけってほんとおばさんは言いたいわ。

泉が帰宅途中に変な男が追い回していると電話しても「こういう時だけ助けを求めるな」とか。

男としてどうなのよ。

それでも我慢する泉。

うーん、葉山を忘れるためにの小野くんなのか?

柚子の自殺で病院に駆けつける二人。そこには憔悴した葉山の姿が。

二人で一度は小野くんのアパートに戻るが、葉山のところに戻りたいと言う泉。

男らしくない小野くんはそんな泉に「靴を脱いでいけ」と言う。

そう、泉のために小野くんが作った靴だからね。おぉ〜こわ。

葉山の元に戻る泉。

でも葉山にも大きな闇があった。

葉山には妻が居た。

その妻は葉山の母親との同居を嫌がり、自宅に放火してしまう。

そして実家に戻っているという。

その心の傷に気づけなかったことを後悔している葉山。泉には別れたようなことを言っていたが実は離婚はしていない。

そんな妻、葉山美雪を市川実日子が演じている。

うん、居そうだ。

妻は妻で執行猶予が開け自分の道を少しずつ歩きはじめていることを知り、自分だけが立ち止まった居ることを知る葉山。

泉に助けを求める。

結局、葉山と泉は先生と生徒という間柄ではあったが、泉はクラスに自分の居場所がなくなった時に、葉山に助けられ、葉山を頼る。

また葉山は妻を助けることが出来ない自分に対して助けを求める泉を助けることで自分の価値を見出していたような関係。

だから恋愛という関係ではなかったと言う。

最後は結局葉山は妻とよりを戻すという。

だからぁ〜。

10代の女子に変に優しくするな!

ほんと最低でしょって思う。

私もさなんて話いいのかもしれないけど理科準備室に通いつめ、理科準備室でお餅まで焼いて食べたりしてましたよ。

ってことはなんらかの感情がわくわけ。

で、共通一次試験の翌日から2次の勉強なんてしないでセーター編んで卒業式に渡したね。で、私の一途は終わったけど。

翌年、その先生ご結婚されたらしいし。

ほんとさ、純真なんだよね。

松潤レベルでカッコイイ先生じゃなくても、自分に優しかったらね、ホロって来ちゃうんだ。

学年も何も関係ない先生だったし。化学の先生ってだけだった気が・・・

最後は回想始めの現在に戻るんだけど、泉は自分の夢をきちんと実現していることがわかる。

映画配給会社に就職してブラック的な感じで残業してて朝になってるという・・・

まぁ彼女が幸せならいいんだろうけど。

松潤主演ってことだけど、自分行った映画館、やばかったよ。

一番大きいスクリーンで、ほとんどガラガラ。

前に松潤ファンだろうなな女性が居たけど、ほとんど居なかったもん。

これからか?

松潤と有村架純の濡れ場は最後に1ヶ所。

坂口健太郎と比べちゃうとねぇ〜な感じでしたが。

【あゝ、荒野 前編】感想。初めての試写会。今から後編のスケジュールを入れる。

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よみうりホール

試写会のハガキが1週間前に届いた。

「ありゃ、当たっちゃった」

指定席ってわけでもないけど・・・

仕事、文句言われたけど・・・

タイミングが悪い

いつどこで応募したのかも忘れてるくらい。

多分、ぴあのサイトだよね?

午後半休取って、一度帰って・・・と思ってたら、突如舞い込む11月の案件の面談。

あちゃー。

今の仕事「居てください」な仕事らしく、やることなくても居ろと。

それでもねぇ~そんなこと知らないわってことで午後に上野方面に面談に行って家に帰って、有楽町。

有楽町線で地上に上がって・・・国際フォーラムとかあるし。

っていつの記憶だ?

よみうりホールってビックカメラの上なのね。って、元そごうか。

有名なホールの割に狭いし、何用のホールなんだ?

女子率高い。

ぎゅうぎゅう詰めな満席。

ドリンクホルダーももちろんない。

全員座れるのか?

だって1枚で2名までってことで私とか一人だけど、かなり満席よ。

どうして来たかと言えば初めての当選だし、この映画自体の上映映画館が少ないし、期間も短い。

なら行っとこうとこんな遠くまで来たわ。

寝たら・・・ごめんなさい。

寝るなんて余裕なく。。。

まず150分という長い映画だというスケッチブックで何が書いてあるのかわからない案内で始まる。

150分ってすごいよ。

後編の告知あるってことだったけど、時間がなくて出て来ちゃいました。

でもね、150分、クッションの悪いシートだったけどあっという間でした。

ストーリーは後編できっと納得する部分とかあるのだろうけど、菅田将暉演じる新次らのボクシング側と健二の父親ら自殺願望のある自殺予防側と・・・

ストーリーが並行にある。

新次と健二。

丁寧にそれまでの生い立ちが描かれている。

新次と健二と芳子と。

全ての生い立ちに同情の余地がありすぎる。

初めて「あゝ、荒野」の告知を見たとき、「昭和」を感じたが、映画では時間軸は「現在」なんだ。

3.11のことが背景にあっての部分が芳子であったり、バーであったり。

それでも登場人物が点在しながらも繋がる。

ラブホテルを改装したケアハウス。

笑いしかないけど、必要な要素なのかもしれない。

重い部分もあるけど、要所要所に笑いがある。

片目のユースケ・サンタマリアがまたいいんだよね。

なぜかトレーナーにでんでんまで登場して。

若い人間だけだとただのバイオレンス要素しかないけど、それをボクシングというスポーツに変えて熱中させる。

菅田将暉は10キロ増量し、バリカンの ヤン・イクチュンは10キロ減量という。

ヤン・イクチュンが凄すぎるかも。

41歳って・・・

多分、年齢も10歳落としてるわ。

引き込まれる。

本では味わえないリアルがある。

後編・・・スケジュール調整しなきゃだわ。

後編も140分越えるらしいけどね。

菅田将暉の身体の鍛え方とか見応えあると思う。

期間が短いから早めに調整しなきゃよ。

【小説 虚ろな十字架】枕元に置きっぱなしでやっと読み終わった

3年ちょっと前の出版

まだまだ読んでない東野圭吾作品がある。

この本も買ってから多分1年以上経っててどうして読んでなかったのかわからないけど、ちょっとタイトルからして重そうだったからだな。

読み出せば4時間

ある程度長編でも東野圭吾作品は読みやすいから4時間もあれば読み終わる。

この作品は長編サスペンスになるのだろうけど、重い。

プロローグは中学生の二人が出会うことから始まるけど、第1章からは突然悲劇が始まる。

ある幸せな家族の中で突然、娘が殺されてしまう。

そこからストーリーが展開していく。

家族であった二人は犯人の「死刑」に向けてともに戦う。

でも、「死刑」をとっても二人の心は浮かばれない。

お互いの存在が「幸せ」を思い出すために苦痛になってしまい離婚してしまう。

そして数年した頃に、夫であった中原に電話がくる。

娘の殺害の時の担当の刑事からだった。

それは・・・

妻であった小夜子が殺されたというものだった。

そこから2つの話が平行に進んでいく。

大学病院に勤務する仁科史也のストーリーが始まる。

史也は器量のないお嫁さんとの離婚を親と妹に迫られる。

史也は頑として聞かない。

史也がなぜ自分の子供ではない子供を育てているのか理解できない親。

中原は小夜子の死によって小夜子の裁判について小夜子の親から相談を受ける。

小夜子がしていたライターという仕事について知る中で、彼女が離婚後にどう考えていたのかを知る。

日本の裁判や刑務所などについて考えていた。

彼女の最後の記事は万引き依存症に対するものだった。

しかし、この記事が彼女が死んでしまうものとなってしまう。

最初は何のつながりも見えないそれぞれの事象。

しかし、それは加害者の娘の夫と万引き依存症の対象女性の二人に接点があることに気づく中原。

中原と小夜子。

小夜子の正義感は本当に必要だったのだろうか?

万引き依存症の井口沙織。一番最初に登場する名前だ。

そう、プロローグの二人こそ井口沙織と仁科史也だった。

二人の付き合いはある事件まで続く。

それは井口沙織が妊娠してしまうこと。まだ中学3年生で親にも気づかれなかった沙織は自宅で出産する。

出産してもすぐに殺害してしまう二人。

そして二人は青木ヶ原樹海に死体を埋めに行くのだった。

しかし二人はその後半年で別れてしまう。

沙織は生きていることが罪だと思い、万引きを繰り返す。

史也は贖罪のために小児科の医師となり、妊娠して自殺をしようとしていた花恵を救い、結婚して自分の子供として育てることとした。

小夜子が沙織の相談に乗る中で、沙織の痛みを救うためには自分の罪を償うことが大切だと言う。

沙織は自分だけで自首することは出来ないということで小夜子が史也を探す。

そして史也の所にも行き、自首をすすめる。

改めて史也の自宅を訪ねる小夜子。

そこに居たのが、花恵の父親だった。

花恵の父親は今までまともなことをしてこなかったが、21年も前のことで捕まってしまう婿のために小夜子を殺してしまう。

娘と孫のために。

人間とはなんと愚かな生き物なんだろうと思ってしまう。

中学生の妊娠。

日本の性教育の未熟さが一番の問題なんだと思う。

先進国なのか?と思うようなものだろう。

今はどうなんだろう?

今の子の性は昔よりも早い気がする。

自分なんかは田舎だったし、情報を得るものなんて姉の漫画とかか?

「3年B組金八先生」でいきなり杉田かおるが中学3年で妊娠してってことがすごいことだということはわかったけど、それがどうすごいのかなんて知らなかった。

それでも案外、そんな人間は多いんだってことを知るわけで。

高校の時にも妊娠して中退した子なんて何人か居たみたいだし。

まず最初の悲劇は妊娠してしまったこと。

それを正しくなくてもいいけど救う大人が居なかったこと。

それを子供の浅はかさで突き進み、心に大きなキズとして大人になってしまっていること。

それを小説という題材で取り上げてくれたことはとてもいいのだと思う。

これをドラマ化して欲しい。

そして多くの人の問題意識として提起して欲しい。

この本の言いたいことはたくさんありすぎなんだけどね。

裁判制度 死刑制度 死刑廃止論

「死刑は無力」

だからと言って死刑にしなくていいってことではない。

死刑に値するような罪を犯した人間が刑務所で刑期を終えたところでどう変わる?

変わりたくても変えさせてもらえない日本の実情があるだろう。

一度罪を犯した人間に対して、日本人は寛容ではない。

とことんまで追い詰める。

結局は刑務所にしか居場所がなくなる。

この本で伝えたいことはどういうことだったのだろう?

再犯での子供を殺害された夫婦のやりきれない気持ち。

死刑を勝ち取っても晴れない気持ち。

気持ちなんだろうな。

難しい本。

映画よりドラマで丁寧にやってほしい。

子供が殺されなければ、小夜子も殺されることはなく幸せが続くはずだったのだろう。

不幸の連鎖を丁寧に描いて欲しい。

虚ろな十字架

虚ろな十字架