【SUNNY 強い気持ち・強い愛】感想。20年前のコギャルたち

平成の終わり

平成最後の夏に意味のある映画なんじゃないかと思う。

安室奈美恵が引退し、小室哲哉がこの映画音楽を担当して表舞台から姿を消してしまう・・・

どの楽曲も懐かしく、オープニングから「SWEET 19 BLUES」

笑いあり、涙あり、感動ありでした。

あの頃には戻れない

この映画って韓国映画のリメイクなんだ。まぁ時代を1980年後半から1990年後半にして日本版としてリメイクしたってことらしい。

アラフォー世代女優がやっぱり存在感がある。でも、90sもそれぞれに特徴が似ている女優さんを当ててるなぁって思う。

奈美役がちょっと厳しかったけどね。

2018 90s
奈美 篠原涼子 広瀬すず
芹香 板谷由夏 山本舞香
裕子 小池栄子 野田美桜
ともさかりえ 田辺桃子
渡辺直美 富田望生
奈々 池田エライザ

リアルに安室奈美恵の沖縄コンサートをフジテレビの朝の番組でやっている。

篠原涼子が子育てを経て久しぶりに映画の主演。

春の「北の桜守」が7年ぶりの出演ってことで、11月には東野圭吾作品の「人魚の眠る家」の主演作の公開も待っている。

そんな篠原涼子が今作、次作ともに母親の役。

もう45歳。そっかぁ〜。さすがにご本人の90sソングはかからなかった。

朝から家族それぞれの朝食を作る。全員が別々のメニュー。それが当たり前なんだね。

反抗期の娘が松本穂香。

きっとどこにでもいる家族なんだけど、女性の一生ってこんな感じなのか?ってとてもイライラ。

夫の態度とかも。奈美の母親役がキムラ緑子。

奈美の母親が入院しててお見舞いに行く。豪華なローストビーフ弁当持参で。

まぁクチの悪いお祖母さん役がピッタリきます。

「銀魂2」の大家さんもしっくりきますが。

奈美はそこで苦しむ患者さんの部屋の横を通り過ぎます。

その時に目についた名札。

エレベータで一度下まで降りたものの戻ります。

そこには高校生の同級生と似た顔の写真が。

本人は部屋にはおらず、写真を見ていると突然名前を呼ばれます。

その人が芹香でした。

芹香は勝手に部屋に入っている奈美に「転校生。阿部奈美でしょ」と名前を当てます。

まぁこっちにしてみたら、顔の要素がまるで違う二人がしているので不思議ですが・・・。

話し込もうとしている時にタイミング悪く奈美の夫からの電話で明日から1ヶ月出張だと言われます。

それを芹香へ伝えると、芹香も「私も1ヶ月なんだ」と言われます。

芹香はがんで余命1ヶ月だと宣告されたばかりだったようです。

奈美は何でもするからと言うと芹香は「みんなに会いたい」と言います。

大人になっても20年経っても会いたくなるような仲間ってどんな仲間なんだろう?

大人になってしまうと別々の道があり、なかなか同じように会うことは出来なくなる。でも、最後に会いたいと言います。

奈美は出身の高校へ行きます。

その途中でタイムスリップし、コギャルファッションの女子高生が踊りだします。

今の子ってみんな普通に踊れる感じですごいよね。

やっぱり大人数で踊っているのをみると感動します。

そしてそこには淡路島から転校してきた日の奈美の姿が。

広瀬すずがほんとに田舎娘になってます。

20年前とは言え、今でもそうだと思うけど北関東から東京に転校するだけでも田舎感は否めないと思う。

それが淡路島ってことで、それも震災後で震災があっての転校だから余裕なんてないからファッションを合わせるのも大変だっただろうなと。

転校初日からすぐにいじめの標的にされる奈美ですが、遅れてきた芹香に助けられます。

芹香たちはすでに5人グループだったのだけど、芹香が気に入ったのか、奈美もグループに入ります。

90sに高校生してなくて良かったとほんとに思います。

探偵役のリリー・フランキーが「あの頃って女子高生が中心で回ってましたよね」って。

うーん、リリーさんやっぱりいい感じです。

ルーズソックスにガングロメイク、どっかのカーディガンにプリクラ。

まぁ当時を語るにはこれだけあれば十分かもしれない。

そして音楽は小室哲哉ね。

広瀬すずの田舎娘感が凄すぎます。

なまりもそうだけど、垢抜けない鈍臭さが出てます。

あと、変顔。

対立するグループに絡まれた時のおばあちゃんのマネは凄すぎる。

高校時代の彼女たちの結束がとても良く出てます。

芹香役の山本舞香がリーダーなんだけど、「チア・ダン」では一匹狼風だけど、この映画の役は正反対で仲間意識が高い。

彼女はこれからどんどんいろんな作品に出てくるだろうなって気がする。清潔感がある役がとても良く似合っていると思う。

梅役の富田望生は去年の映画「チア・ダン」に続き、広瀬すずとの共演。彼女、踊れるぽっちゃりですごい迫力だけど、キレがあるダンスが凄すぎます。

今、彼女くらいの年齢でぽっちゃりの女優さんいないから今のままでいたらと思うのだけど。。。

そして奈々役の池田エライザ。まぁ普通にしてても美人です。

しかもスタイルもいいし。奈美と二人で実は奈美のことを可愛いと思ってたけど、言えなかったと泣くシーンは面白い。

なぜか女子高生二人が屋台のおでん屋さんで日本酒をあおって泣き上戸になると言うオチ。

現代と過去を行ったり来たりします。

大人の奈美は高校の職員室で担任だった先生に会いに行きます。

学校の先生ってなぜ20年も経った生徒の名前を覚えているものなのでしょうね?

って映画だから?

そこで大人梅の連絡先を知ります。

梅役の渡辺直美がやっぱりすごいと思う。

あの体型の人って世の中に少なくないけど、芸能界にはあまりいない。

そして渡辺直美は自分の活かし方を知っている。

いつもの渡辺直美じゃないけど、それでもしっかりと笑いをとります。

奈美と梅は二人でリリー・フランキーの探偵事務所に行き、他のメンバーを探してもらうことに。

高校生裕子は胸のないことをいつも馬鹿にされているキャラクターだった。

なのに!!!

大人裕子が小池栄子!

Jカップになったという設定。婚活パーティーで知り合って結婚した相手が形成外科の医師ということで作り物ってことになってるけど。

小池栄子、胸だけ残してスタイルが良くなって羨ましい限りだわ。

セレブな役ながら昔の名残が出る辺りが笑えます。

大人心がアルコール依存症になった雇われママ役。最初誰だかわからなかった。

ほんとに。

アルコール依存症の人って感じだったけど。

大人奈々がなかなか見つからなかった。

90sは奈美が梅の家で梅の兄役の矢本悠馬の友達の藤井渉役の三浦春馬に恋をします。

三浦春馬がね、「銀魂2」の伊東鴨太郎とはまた別人で超カッコいい感じの大学生役。奈美が初恋し、街で見かけて後を追いかけていったりと無知ながら大胆な行動に出るのが可愛いんだな。これが。

イベントに誘ってもらって行くのだけど、そこで奈々とキスをする渉を見てショックを受けちゃって、奈々にも素っ気ない態度になってる奈美。

まぁ高校生なんてそんな感じだよね。

で、なぜかこの時代に学校の水道でお水を飲む奈美。

そこでいつも絡まれます。芹香の昔の仲間に。

自暴自棄になってクスリにまた手を出して奈美にも飲ませようとしているのを芹香が止めに行き、石で殴られそうなところを奈々が助け、頬に傷を負ってしまいます。

このことで奈々は学校を中退したようです。

それ以来高校SUNNYは会わなくなったことを後悔したまま大人になっていたのでした。

芹香の訃報。

葬儀場で芹香を囲んで話をしている奈美と裕子と梅。

そこに心がアルコールを抜いた状態で現れます。

探偵の中川が芹香から預かったという遺言を発表します。

会社を経営していた芹香ならではの仲間思いの行動です。

でも、条件があると。

それは「踊ること」

SUNNYとして踊れなかった過去を取り戻すようにアラフォー世代が踊ります。

踊り終わり、昔のように笑い合っているとそこには奈々の姿が。

池田エライザの似たアラフォーはいなかったのか?

エンディングでは全員が一緒に踊ります。

やっぱりね、感動する。

途中で、篠原涼子が娘の制服を来て「Don't wanna cry」を振り付きで踊っているところに娘登場で「何?コスプレ?」と冷たく言われるのがまぁ予告でもあったシーンではあるけど、やっぱりね、面白いわ。

アラフォー世代が生き生きと制服に身を包んじゃう辺りも素晴らしい。

体型が変わってないってことだもんね。

芹香の遺言

芹香の遺言

  • 小室哲哉
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

芹香が変えてくれた

芹香が変えてくれた

  • 小室哲哉
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

水着でキャットファイト

水着でキャットファイト

  • 小室哲哉
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

強い気持ち・強い愛

強い気持ち・強い愛

  • 小沢健二
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

音楽はいつまでも永遠だなと。

安室奈美恵にしても小室哲哉にしてもたくさんの残る曲を作り歌ってきてくれた。

それはきっと変わらない。

平成が終わっても新しい時代がきても

【映画 公開予定作品】2018年9月

2018年秋以降公開予定

劇場予告が続々と出てきている。

そしてリーフレットも。

★は私の興味度合い。私の好き嫌いによるものです。

2018年8月

SUNNY 強い気持ち・強い愛

f:id:kisokoji:20180826093654j:plainf:id:kisokoji:20180826093707j:plain
SUNNY 強い気持ち・強い愛

★★★★★

2018年08月31日(金)公開予定  

1990s、大人の入り口になっていた私ではあるけど、あの頃の音楽を聴けばあの頃の記憶が蘇る。

小室哲哉は偉大だった。

そのことを再確認しに行く。

オールド世代もかなりいい感じだし、ヤング世代も、若手有望って感じで。楽しみ。

アントマン&ワスプ

f:id:kisokoji:20180826094145j:plainf:id:kisokoji:20180826094203j:plain
アントマン&ワスプ

★★★☆☆

2018年08年31日(金)公開予定

今、マーベルで予告で出てきているのが珍しくこの作品だけかな?

他のマーベル作品よりは面白そうかなと思うのだけど、どうするだろう?

マーベル作品のアメコミ作品はちょっと苦手だなって思ってしまっているので。

でも、ワスプがいい感じで予告でも「クスッ」って思うポイントがあったから少しだけ興味あるかな。

リーフレットにキティーちゃんの何だっけこれ?まだこれってあるの?



ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

★★★★☆

2018年08月31日(金)公開予定

すごく気になっている映画なんだけど、如何せん、公開する映画館が少なすぎる。

でも、頑張って行ける場所に行こう。

2018年9月

寝ても覚めても

★★★★☆

2018年09月01日(土)公開予定

こちらも公開劇場が少ない。

東出昌大主演。

公開初日に行ける映画館がない。忘れずに待てるか?

累 -かさね-

累 -かさね-

★★★★☆

2018年09月07日(金)公開予定

土屋太鳳と芳根京子のW主演。

芳根京子の表情は役によって変わる。印象がまるで違う。

土屋太鳳が二人居るようなイメージ。

土屋太鳳が食われちゃわないのかって気にもなるが、やっとJK役から卒業出来たのか?

カメラを止めるな

f:id:kisokoji:20180826100633j:plainf:id:kisokoji:20180826100653j:plain
カメラを止めるな

★★★☆☆

ユナイテッドシネマでも公開するようだ。

話題の作品だけど、そもそもゾンビ映画系嫌いなんですけどね。



MEG ザ・モンスター

f:id:kisokoji:20180826101030j:plainf:id:kisokoji:20180826101048j:plain
MEG ザ・モンスター

★☆☆☆☆

2018年09年07日(金)公開予定

絶対に観ません。もうさ、こういう怖いの無理よ。

劇場予告観ているだけでも怖かったもの。

しかも予告は<4DX版>でほんとリアルに恐怖が伝わってきてたわ。

ジョーズの最上級版のような。



泣き虫しょったんの奇跡

★★★★★

2018年09年07日(金)公開予定

リーフレットがなかった!!!

ってことは私が行く映画館での上映がない。

ふぅ〜とりあえず1時間圏内にあった。

都心まで出たらあるけどね。出来れば車で1時間くらいがいいなと。

これは観るでしょ。やっぱり。

現役棋士も出てるし。楽しみ。



プーと大人になった僕

f:id:kisokoji:20180826101938j:plainf:id:kisokoji:20180826102000j:plain
プーと大人になった僕

★★★★★

2018年09年14日(金)公開予定

「クマのプーさん」って童話なの?

1926年に発表された児童小説なんだ。

なんかプーさんだけは知っているって感じで。

どうしてもキャラクターのイメージが強くなってしまったものの実写映画化。

どんな感じになるのかなって感じだけど、きっと全世界の大人になってしまって「大切なモノ」を忘れてしまった私達が見るべき作品だろうなって気がする。

またこれから大人になる世代に、大人になっても忘れてはいけないものがあることを知っていてほしいって感じで。



響-HIBIKI-

★★★★★

2018年09年14日(金)公開予定

マンガ大賞2017年の大賞作品の実写化映画。

響役を平手友梨奈って子がするらしいが、知らないんだな。これが。

かなりすごい役だよ。響って。

編集者が北川景子か。北川景子が若かったら、響をしてもらいたい感じなんだけどね。

で、凛夏をアヤカ・ウィルソンね。

でも、登場人物に高島政伸や柳楽優弥、野間口徹、小栗旬、北村有起哉、吉田栄作って有名どころが多いんですけど。

めっちゃ楽しみだわ。



コーヒーが冷めないうちに

★★★★★

2018年09年21日(金)公開予定

有村架純が主演。

こういう過去に戻れる系は切ないし、人それぞれに事情がある。

人はいなくなって初めて知る大切なものがあるんだなぁを感じる。



食べる女

★★★★★

2018年09年21日(金)公開予定

もうさ、豪華としかいいようのない映画でしょ。

小泉今日子から沢尻エリカ、鈴木京香、シャーロット・ケイト・フォックス・前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜の女優陣に加えて、男優陣もかなり有名どころが出ている。

絶対、飯テロなんだけどね。



散り椿

★★★★☆

2018年09年28日(金)公開予定

岡田准一主演作品なんだけど、監督・撮影が木村大作。

時代劇は時代背景がわからないからあまり好きではないのだけど、木村監督3作品目ということで興味がある。

西島秀俊にも期待しているし。



【皇帝ペンギン ✽ただいま✽】感想。皇帝ペンギンの生命力に感動する

f:id:kisokoji:20180825232932j:plain:w600

ペンギンは何科?

海の中を飛ぶように泳ぐ姿を見ているとペンギンって何科なんだ?とふと疑問に思ってしまった。

海の中を泳ぐけど、空を飛ばないで海の中を飛ぶけど、「鳥類」

人間っぽさもある。

どこから撮影したのだろう?

12年前の前作はアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞していた。その頃の私は映画館にはほとんど行ってなかったから見てなかった。

そしてまた撮影をしたリュック・ジャケ監督。

水中写真家のローラン・バレスタ、野生動物写真家のヴァンサン・ムニエ、ダイバーのヤニック・ジャンティらで撮影を開始。

以前より撮影技術が進化し、ドローンやデジタル4Kカメラでより鮮明な画像を観ることが出来た。

43歳のオスのペンギンをメインにしているのだが、ペンギンの寿命って20年らしいのだが、人間と同じような年齢なのだろうか?

でも、そのオスペンギンには貫禄を感じる。

皇帝ペンギンはなぜ過酷な南極での生活に順応したのだろうか?

皇帝ペンギンは夫婦で子育てをする。と言ってもただただ過酷だ。

メスが産み落とした卵をオスは自分の足の上に乗せなければならない。メスからオスへのリレー。それをのんびりとはしていられない。20秒ほどでリレーしなければ、卵は冷たい氷の上で冷やされてしまう。

そして、オスはそこから120日間の絶食生活に入る。

メスは海へと向かう。

多くのオスが身を寄せ合ってメスの帰りを待つ場所「オアモック」

海から遠く離れたこの場所で皇帝ペンギンは集団で子育てをしている。

そう、その場所はただ子育てを集団で行う場所である。

海から100kmほどもある繁殖地。

抱卵の間はただ自分が石のように卵が孵ることに向かうが、ヒナになると今度は夫婦で交互に海へ行かなければならない。

ブリザードによって道がなくなる。一気に険しい道になる。その道をいつのまにか行列になって一路海へと向かう。

海に入る前に一度立ち止まる。

空気を体内に大量に吸い込んでいるという。その後20分くらい水中をまるで空を飛ぶように泳ぐ。

飛ぶという表現の方が合っているのかもしれないが、空を飛べない鳥が海の中を飛んでいる。

その姿が美しい。

南極の海のきれいさ、深海には見たことのない景色が広がっている。

そこで大量の魚を体内に保存し、氷の世界へと戻る。

そうするといつの間にか、また行列を作ってコロニーへと向かう。

そこには大量のヒナの姿。すべてが同じに見えるのですが・・・状態から我が子を探し出す。

目測で近づき、鳴き声をあげて確認して歩く。

ヒナはどうやって自分の親だと認識するのだろう?

そして夫婦はどうやって見分けをつけるのだろう?

まず、夫婦になるためには最初に踊り合ってシンクロしてから交尾になるということで、夫婦は踊ってお互いを確認し合うようになっているらしい。

ヒナになれずに無残にも氷の上に残されている卵。

デジタル4Kカメラの性能で皇帝ペンギンの皮膚の突起がよくわかるし、足がすごいごっついことがわかった。

ブリザードにも負けない彼ら。

繁殖地ということでお互いに暖め合う。

夏が近づく頃、まず母ペンギンが子供から離れていきます。

子育て終了ということで、もう会うことはないらしい。

何か本能に刻まれているのかしら?

ヒナは1年ほどで海へ行き、5〜6年ほどで繁殖開始年齢となりコロニーに集まり、そこで相手を見つけるらしい。

そしてヒナが成長したことを見届けて海へと戻る。

オス親もすぐ後には子供の元を離れる。子供は追いかけるが、まだ海へ行くために必要なものが足りないことを知っているのだろう。コロニーに戻る。

コロニーはホワホワの綿羽が抜け出した頃、ファーストペンギンにつられて他のペンギンも後を追う。

数羽の大人ペンギンの姿もまだ残っているからその大人ペンギンのマネをして海へと進む。

100km先の海の方向がなぜわかるのか?道なんてない。

そしてなぜコロニーに戻れるのか?不思議だ。

何日もかけて海へと出ることが出来た。既にお腹は空っぽだろう。

でも、海の中を知るペンギンは居ない。

どうしたらいいのか?

誰もファーストペンギンにならないまま2日が過ぎた頃、空腹に耐えかねたファーストペンギンが海へとダイブ。

それに続くように次々とダイブというか、もうね、泳ぎの下手な人が溺れているような状況。

ペンギンが溺れてる・・・

そんな感じ。

それでもすぐに慣れて海の中でもなぜか行列になって水面をまず泳ぎだす。

そして彼らは5年〜6年海で生活し、繁殖開始年齢の頃に再びコロニーへと帰る。

なぜ覚えているのだろう?

鮭の遡上のようなものなのだろうか?

きっと繁殖に戻ることを「ただいま」としたのか?

皇帝ペンギンにはまだまだ謎が多そうだけど、また10年後とかにあるだろうか?

フランスの南極基地の近くにコロニーがあって研究が進んでいるらしいのだけど。

こういう映画は大きなスクリーンで観るのが一番いい。

ほんと繊細な描写がきれいに見えることに感動する。

そして夫婦で育てる大切さに。

自分たちの子孫を残すための行動が過酷だけど、世の中で一番すごいのかもしれない。

【マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー】感想。若かりしドナのストーリー。

スケールアップ

2008年にイギリス・アメリカ・スウェーデンが共同で制作した前作から10年。

ドナが他界し、ソフィがホテルを改装し、オープニングパーティの準備に追われている。

ドナが他界ってちょっとショック。それでも出ないわけではない。

Dancing Queen

Dancing Queen

  • アバ
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

若かりし頃のドナ

今作もABBAの名曲でストーリーが展開している。つい一緒になって歌いたくなるし、身体が動き出してしまいそうになる。朝で人があまり居なくて良かったって感じ。

ソフィはホテルを完成させた。そして支配人がなんとアンディ・ガルシア。

結構年配の落ち着いた感じで髭面なんだけど、眼力強い。カッコいい〜。

ドナ亡き後、ソフィを助ける。

そして物語は前作の疑問点となった時期になる。

若い頃のドナのリリー・ジェームズに驚く。メリル・ストリープの若い頃ってきっとこんな感じだったかもって雰囲気がそのままだったから。

そして若い頃のターニャ、ロージーも雰囲気を壊さずに若い女優さんが演じている。

アメリカすごいな。


卒業式、ドナは遅刻しながらも代表あいさつを行う。が、そこからはドナ&ダイナモスのライブとなる。

生徒も一緒になって踊りまくる。

そして自転車で全員で移動し、ダイナミックに踊りまくる。

カッコいい〜。

無事卒業したドナとターニャとロージーが卒業後について話し合う。

ドナは卒業式にも来ない母親のところには戻らずに世界を回ってくると言い出す。

残される二人だが、見送る。

ドナは最初のパリのホテルで誰も出てこないことに痺れを切らし、鍵を勝手に持ち出そうとする。

そこにガウン姿の若き頃のハリーが来る。ハリーは鍵を持たずにドアが閉まってしまって困っていた。ドナを従業員と間違えて必死にフランス語で説明するが、ドナには伝わらない。

一通り説明された後に「もう一度言って」と言って、自分も客だということを伝える。

ドナの魅力にハリーはすぐに落ちたようだ。

そして真面目なハリーはまだ経験がないのだけど、とドナを誘う。

海外ってすごい誘い方をするもんだ。

ドナはギリシャに行きたいとこれからのことを話していたが、翌朝置き手紙だけで次の目的地に向かう。

が、出国手続きのおじさんがネチネチと写真と現物の判定をしている間にフェリーは出港してしまう。

日本に居ると出港で出国手続きって経験がないから驚く。

そして、そこにはヨットに乗ったビルが居た。

ドナはビルに乗せてもらう。そしてビルもまたドナの魅力に落ちる。

ギリシャ・エーゲ海の島へ向かう途中、船のエンジンが止まって困っている男性を見つけ、曳航することに。男性の好きな女性が親の強制で結婚をしてしまうという。

ウェディングドレス姿の女性が見えるとなんと海に飛び込んでしまう。が、泳ぎが微妙だ。

そしてなんとウェディングドレス姿の女性もウェディングドレスのまま海に飛び込んでしまう。

・・・・

二人共泳げない?

心配したビルが飛び込み助けたのだろう。

島についたドナ。ビルはヨットの大会のためにそのまま別れる。

「嵐が来るから気をつけて」と言って。

空は青空で信じられないドナは廃墟となった家屋に入る。

そうすると嵐が突然来て、廃屋に繋がれていた馬が暴れだす。

ドナは誰か呼んでくるからと嵐の中を飛び出す。

そこに通りかかったのがサムだった。サムは「自分は獣医だ」と嘘をつき、「馬には本当のことは言わないで」と言って二人で馬を鎮める。

サムは敷かれたレールに乗る前に一人でノンビリとしていた。

島の街のバーで生演奏をしている場所でドナは「雇ってくれませんか?」と言い出す。

ソフィアとラザロスの母と息子がやっているバーでラザロスはOKを出す。

ドナはそこで歌う。

サムは自分のレールに戻る時期が近づいていた。

が、気持ちは揺らいでいた。

でも、ドナがサムの手帳に挟まれた写真を見つけてしまう。

サムと写る女性。

サムの婚約者だった。

ドナはきっと3人目のサムに本気になっていた。冗談とは言え、一緒にここで生活することまで言っていたから。

でも、何も知らなかったドナの怒りでサムは自分の場所に戻ってしまう。

ターニャとロージーが島へ来る。

そこには消沈したドナの姿が。3人でバーに行き、歌う。最初は歌う気にもなれないと言っていたが歌いだしたら元気になった感じだ。

そこにビルが戻ってきた。ビルと一緒にヨットへ行くドナ。

寂しさを少しでも紛らわせられただろうか?

そしてハリーも島までドナを追いかけて来てドナを探そうとするが、ターニャが目をつけて誘おうとする。

が、ハリーは人を探していると気にも止めない。

ハリーは見も知らない老婆に勘違いされたのか?なぜかひどいことを言われてしまう。

そしてそのままドナに会わずに帰っていってしまった。

ターニャとロージーは一通りのことが終わり、ドナが一緒に戻ると思っていたが、ドナは島に留まると言う。

バーのソフィアが言う。「あの廃墟は自由に住んでいい。家賃は要らないから」と。

驚くドナにソフィアは「馬を守ってくれた」という。廃墟はソフィアの持ち物だったらしい。

そして廃墟となった家を修理しながら島に残る。が、ドナのお腹には新しい命が宿っていた。

一人で大丈夫なのか?と心配するターニャとロージーではあったが、二人も元の生活に戻る。

ドナはソフィアの助けも借りて無事にソフィを出産する。

ソフィの存在でドナは一人ではなくなった。そしてもっと強くなったのだろう。

ソフィはホテルの改装オープニング・パーティーの開催に奔走しているが、スカイはホテル経営を学ぶためにNYへ行っていた。オープニング・パーティにも戻れそうになかった。

そして、現地で仕事をしないかとオファーまで。

島に留まることは難しいのか?二人の間に溝が出来る。

そんな時、準備が進んでいた島に嵐が来る。飾り付けが台無しとなり、船も欠航となってしまった。

意気消沈するソフィ。

サムは慰める。

そんなとき、ハリーは日本で商談を進めていた。東京って映像の最初が歌舞伎町なんだなって感じで。日本人が一言一句確認作業をすすめる中、いびきが・・・。

ハリーは眠り込んでいた。

14時間にも及ぶ会議らしい。

そして商談相手のパソコンのデスクトップ画面に娘さんの姿を見た時に、ハリーは大切なものを思い出したと自分抜きで進めてサインしてくれと退席する。

船着き場の出国手続きを終えたものの、船は出ていない。

そこにビルも来る。

二人は酒場で飲んでいるとビルに話しかけてくる男性が。なんとドナと船のエンジンが止まってしまったと言われて助けた男性だった。

そしてビルは提案する。パーティに招待するから家族も連れてきてと。

大人数で島へ向かうことが出来た。大勢の人が乗った船で「ダンシング・クイーン」を踊る人々。一番好きな曲だからほんと嬉しい。

喜ぶソフィ。到着した人の中にはスカイの姿も。

やっぱり一番居て欲しいはずだ。

セレブなお客はいないが、たくさんの人が集まったパーティが始まった。

マンマ・ミーア見てて思うのはターニャとロージーとまぁドナもだけど、65歳以上の女優さんがよく動けるなぁってこと。

さすがに今回ロージーのリフトは止めていたけど。

パーティ会場に突然、ヘリコプターの音が。そこにはなんとお祖母さんルビーの姿が。

シェールって方を知らなかったのだけど、職業「歌手」ってことで、やっぱりね、違う。

鳥肌がたつくらい。

基本的にはみんな上手いなぁって思うの。

でも、シェールは別格だった。

そしてルビーと支配人が恋人だったことまで発覚する。アンディ・ガルシアとシェールの年齢で熱烈なキスって・・・日本ではないな。きっと。

パーティが始まる前にソフィの妊娠が発覚する。

そして9ヶ月後、新しい命が誕生し、丘の上の教会で洗礼式が行われる。

そこはドナもソフィを連れて洗礼式を行った場所。

時代がシンクロする。

ソフィはドナの姿を感じる。

最後にちょっとだけメリル・ストリープ登場!

そして出演者全員による「スーパー・トゥールーパー」

Super Trouper

Super Trouper

  • アバ
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

最初にシェールのソロ。ほんとにうまくて驚く。

これで「マンマ・ミーア!」も完結ってことになってしまうのだろうか?

やっぱり「マンマ・ミーア!」はドナが主演だと思っていたからちょっと寂しい。

もし、日本でキャストを考えるとしたら・・・

ルビー:鳳蘭 ドナ:天海祐希 ソフィ:芳根京子

サム:江口洋介 ビル:沢村一樹 ハリー:野村萬斎

うーん、難しいわ。ミュージカルって要素で考えると。そっち系で考えるべきなんだろうな。

あくまでも私の想定するって感じなんだけど。まず、ルビーって鳳蘭っぽいなって思ったのが最初で、ドナのようなキャラになったらと思ったのが天海祐希だったのだけど。

なかなか宝塚時代の美声を聴く機会もないから。

ソフィはアマンダ・サイフリッド的な雰囲気って考えると芳根京子かなと。

このくらいの女優さんいっぱいいるから迷うんだけど。

難しいのはターニャとロージー。イメージが沸かないのだ。日本人の。

日本版「マンマ・ミーア!」は難しいだろうな。スケールが大きすぎる。

【検察側の罪人】感想。いよいよ公開になった。

キムタク対ニノ

この映画の情報が出た頃、SMAPの解散直後で、キムタクがニノと共演で生き残りをかける的な雰囲気があったけど、この映画の番宣を観て、SMAPという枠がなくなったことでこの共演が実現したのであれば、それはお互いに良かったと思えた。

公開初日のレイトショーながらかなり多くの人が来ていた。

男女問わずって感じで。

やっぱり気になる存在なんだってことだ。

アイドルでなくなったキムタクの新境地

最初のシーンで同じ検事役だった久利生公平のセリフとかぶるような感じもあったが、全然別人の検事が居た。

キムタク演じる最上は東京地検の刑事部の本部係検事という役どころ。

検事の肩書がこんなに細かく設定されているんだと思う。

最近はオープニングで演者のロールが流れるから、ある程度出演する俳優陣がわかって観られるのはいいなぁって感じだ。

検事の研修という場面で研修担当検事が最上で新人にニノ演じる沖野が居る。

そこで検事としての心得を叩き込まれて関西に分かれ、そこから地方へと行く。

4年後、東京の最上と同じ刑事部に配属される沖野。事務官の橘に吉高由里子。公開が決まった当初、マスコミはヒロインが決まらないと言っていたが、橘という役は吉高由里子でなければ難しいと感じた。HEROの時の松たか子じゃないけど、それなりに気の強い女性がバランスがいい。

最上は沖野にまず松重豊演じる諏訪部の取り調べに推薦する。

沖野は諏訪部に迫るが落とすことは出来ない。

しかし物語は複雑に入り乱れている。

諏訪部は最上のS的な存在だ。そんな諏訪部の取締をなぜ沖野にさせたのか?

落とせないことを見越してのことなのだろうか?

松重さんの悪者の役を久しぶりに観た気がする。最初の頃は悪人役ってイメージだったのだけど、最近はいい人の役ばかりって感じで。

HEROでは部長検事として久利生公平の行動にヤキモキしていたが、今回は悪者ながら協力するカッコいい役。

懺悔する場所が出てくるのだけど、そこの雰囲気がとても似合っている。

世間では最上の大学時代からの親友の衆議院議員の丹野演じる平岳大が収賄容疑がかけられていた。それを心配し隠れて会って話をする。

そんな時、老夫婦の殺害事件が発生する。

その容疑者の一人に最上の憎むべき人物が居た。

ストーリーはその憎むべき相手が犯人になるように回っていく。

憎むべき相手、松倉は取り調べでも落ちない。

「自分はしていない」

松倉は少年Aの時に殺人事件を起こしていた。その事件の被害者は最上の同級生の女子生徒であった。

その当時から捜査線上に上がりながら時効になってしまった事件。

最上は松倉を犯人にし、罰することに傾倒する。

取り調べは沖野だ。

録音録画が義務付けられている取り調べで松倉は以前、まともな対応を示さない。

最上はスマホの通話をオンの状態にして取り調べるようにと言う。そして、追求する内容を事務官の橘のPCへメッセージを送ることになる。

松倉は沖野の挑発にのり、録音録画を止めるようにと言う。

そして、過去の事件を語り始める。

それを聞いた最上はどこかへ行ってしまう。そして沖野は松倉に対して切れて追求の手を緩めない。

その勢いにおののく、松倉と事務官の橘がいた。

松倉起訴に動き出したと思われた時、真犯人と思われる人物が出てくる。

ラーメン屋さんで自分の行為を自慢していたのを聞かれていた。

大倉孝二演じる弓岡だ。

新しい被疑者を探しているのは警察だけではなかった。被害者夫婦の息子千鳥役の音尾琢真が探していた。

音尾琢真が最近悪党に出ずっぱり。捜査会議にまで乱入して女性警官に怒られていたけど。

橘は最上がATMで現金を引き出し誰かと会話をしているのを聞く。

元々橘が入庁したのは暴露本を出版するための情報収集だった。

それとともに最上の動きを見張ることも頼まれていた。

橘は最上のストーリーに違和感を持っていた。

そのことからすぐに最上を追いかけ、諏訪部と車に乗り込むところを目撃する。

すぐに沖野を呼び出し、自分のストーリーを話すが沖野は信じようとしない。

しかし、まずは弓岡の職場へと行く。

弓岡はラブホの清掃員をしていた。

最上は諏訪部に用意してもらった車と拳銃を手に弓岡の元に行き、逃走を手助けする。

山奥まで車で行き、荷物を持って別荘に向かう弓岡を射殺する。

一般人がピストルを持つとそうだよね、驚くよね?ってくらい驚く。驚きとともに何発も打ち込んで絶命させ、穴を掘って埋める。

弓岡を失踪させたことで松岡起訴へのルートがまた1歩近づいた。

最上を怪しむ橘と沖野。それを断罪する最上。最上は橘の正体を暴き、退職へと仕向ける。

そして、弓岡の自宅から回収した凶器を運び屋の芦名星に渡し、河川敷で発見させる。

そこには松倉の指紋のついた競馬新聞に包まれた包丁が。

沖野は最上に言う。「松倉が犯人だとは思えない。例え凶器が発見されても」と言う。

その言葉に最上は怒りを顕にする。

起訴まであとわずかというところで、一人の男が駐在所に自首する。

「殺人の見張りを頼まれたが、本人の所在がわからなくなった。」と。

弓岡の容疑が固まった。

松倉を起訴させないようにと沖野も検事をやめて橘と小田島という弁護士を訪ねて弁護を依頼していた。小田島役が八嶋智人。妻のキャラクターが濃いのだけど、誰〜って感じ。

あ、最上の娘役で山崎紘菜が登場していた。

結局、松倉は釈放され、パーティーが行われる。小田島弁護士を後援する形で大物弁護士役で山崎努登場。うーん、合ってる。

いずれも松倉が「無実」だとは思っていないが、「冤罪」を生まないためという部分ではあるのだろう。

しかし、松倉は沖野を見て本性が出て力任せに橘に怪我をさせる。

追いかける沖野。が、松倉は諏訪部の命令で自動車事故で死亡する。

沖野は最上に結局弓岡、松倉の失踪、死亡にはあなたが関係していると思っていると告げる。

検察を辞めても連絡を受ける沖野は最上の誘いを受け、別荘へ向かう。

そこから追い詰めるのかと思ったら・・・結局、一人を確実に殺害した最上ではあるが、逮捕されるわけでもなく、沖野は苦悩を叫ぶ。

ここで終了〜。

うーん、続けるとかはないのだろうけど、意味不明な感じで終わった感じね。

でも、「銀魂2」を上回るのだろうと思うのだけど、どうなんだろう?

笑える部分も泣ける部分もないが、それでも丁寧に作られていると思う。

【銀魂2掟は破るためにある】感想。1よりも感動があるかも?

オープニング

始まって5分は面白ろトーク。

1が日本アカデミー賞にかすりもしなかったというところから、最優秀主演男優賞が菅田将暉だったってことで小栗旬がイジる展開。

本筋関係なく爆笑。

めちゃ混んでた。まだ夏休みだしね。

誰だかわからない・・・

1から引き続きのメンバーは誰だかわかるけど、2の主要メンバー2人が誰だかわからなかった。

最後まで。

大体の予想は出来ていたけど・・・

今回は局長の堤真一がまずリードしつつ、将軍様の勝地涼がいい味出してた。

銀魂、誰かをすっぽんぽんにしなきゃいけないのか?

前回は近藤役の中村勘九郎がずっと裸だったイメージだったけど、今回は、将軍様なのに、勝地涼がモザイク。

いつも思うのだけど、橋本環奈ってほんとに小さいのね。

岡田将生と並んだら肩くらいで驚いた。

しかも神楽の役だとチャイナドレスのせいなのか?めちゃ太って見える。

それもあってなのか、最初に5合を一人で食べるってシーンまで。

今回は伊東鴨太郎役の三浦春馬が全然わからなかった。

髪型?雰囲気?

エラのはった顔だけどシュッとした俳優って誰だ〜ってずっと思ってて、GACKTかと思ったくらい。

最後になってこの年代で・・・って考えたら三浦春馬くらいか?って感じの消去法。三浦春馬感を感じなかった。

私が今まで抱いてたってことだけど。

あと、最後までわからなかったのが、河上万斉役が窪田正孝だったってこと。

窪田正孝わかんないわぁ〜。

カラーがないから何にでもなってしまうのが強みなんだろうけど、綾野剛?とかともちょっと思ったけど、そこまでのアクはないし。本郷奏多も予想していた。

こちらは線の細い俳優で。。。窪田正孝は出てこなかった。

やっと吉沢亮がわかってきた。「猫は抱くもの」の猫役はちょっと不気味さ満載だったけど、今やってる「サバイバル・ウェディング」の祐一役がしっくりきてたから、やっと認知した。

今回、エリザベスは誰だったのだろう?前回は山田孝之だったみたいだけど、今回はクレジットに名前なかったんだよね。。。

まず、いつもの万事屋のシーンだけど、その前に迫力満点のキムラ緑子が家賃の請求をするシーンから。迫力あるわ。

そして、アルバイトをしようと新八が言うのだけど、自分から行くのと頼まれるのでは違うという銀時。

結局お金がない。

そこに神楽が最後のお米を一人で食べてしまう。

長澤まさみの働くキャバクラで人を募集しているってことで銀時のストーカーのあやめ役の夏菜がまたはまり役。

そこに桂小太郎の岡田将生も女装して勤めると言い出すし、結局、何役かわからない佐藤二朗が人が足りないと銀時、新八も女装。神楽は変な化粧。

そこに松平片栗虎役の堤真一が徳川茂茂役の勝地涼を連れてくる。

そこで「将軍ゲーム」をするのだけど、全部を将軍がやるということでハチャメチャな展開。

翌日は床屋で留守番というバイト。そこにまた現れる将軍。神楽が上手に剃りをしていたけど、結局マゲを切っちゃう展開で、「これはマゲじゃない。ゴールデンのう○ちだ!」と言い張る銀時。

残った髪でマゲを結い直そうと引っ張って将軍の顔は・・・大変なことに。

そこにマゲを探してきたという神楽が頭に乗せたのは・・・だよね。

その辺までは万事屋の話。

今回は真選組がメインだったんだと思う。

まず、土方十四郎役の柳楽優弥が突然「ヘタレオタク」になってしまうから大変なことに。

そこに伊東鴨太郎役の三浦春馬が近藤と仲良くなっていく。

伊東は土方を失脚させようとしているのだけど、沖田総悟役の吉沢亮が土方を裏切るような感じになる。

ヘタレオタク化した土方はちょっと戻った正気の時に銀時に「真選組を守ってくれ」と依頼する。

その頃には、真選組は伊東に牛耳られていた。

伊東は近藤暗殺も目論んでいた。

伊東派しかいない電車内。近藤は伊東の裏切りを知る。そこに沖田が登場し、近藤を助ける。

銀時らも参戦する。

でも、本当の目的は将軍暗殺だと知り、平賀源外役のムロツヨシが「ネコバス」のパロディの「アライグマバス」で駆けつける。

土方に埋め込まれたチップの手術にブラックジャック登場って六角精児さんだったみたい。全然わかんないよ。

将軍暗殺は高杉晋助役の堂本剛が裏ですべてを操っていた。

伊東はその切り札の1枚に過ぎず、万斉が新選組の不在の東京で片栗虎と将軍を待ち伏せる。

江戸城に逃げた片栗虎と将軍。本物の将軍は箱根に行って不在ではあったが、アライグマバスで駆けつけた銀時と万斉は決着をつける。

最後は小栗旬にカッコいい場面を作るのが「銀魂」だね。

まぁ今回は満遍なく主要キャストが登場していた感じがする。

豪華ね。

アラサー世代の俳優陣が面白いわ。

3も作るのかな?

1は実写映画1位の興行収入だったみたいだけど、2はどうだろう?

コード・ブルーが3週連続で首位ってことだったけど、それを超えることが出来るか?

コード・ブルー観てないんだけど。

理由:ハマりそうだから。

出ている俳優陣、みんな好きなの。でも、やっぱり山Pが主演ってことでジャニーズが入っている?がちょっと嫌なのかも。

3にも期待する。

まだまだネタはあるよね。

【オーシャンズ8】オーシャンズ13から11年。

次回作を待ち望んでいたのだけど

ジョージ・クルーニーらのオーシャンズの次回作をずっと待ち望んでいたのだけど、なんと女性のみのキャストとなった。

それでもオーシャンズ13のキャストが2人参加していたのが嬉しかった。

ダニー・オーシャンが・・・

最初のシーンはダニー・オーシャンの妹デビー役のサンドラ・ブロックが刑務所から出所するシーンから。

オーシャンズ8のダニー・オーシャンの出所シーンとほとんど同じ。

悪い仲間とは連絡しませんと言ったそばから刑務所で温めた計画を実行するための仲間集めをするところが同じ。

そして、ダニー・オーシャンの眠る墓地?なのか?

ダニー・オーシャンが死んでしまったこととなり、もうジョージ・クルーニーでオーシャンズが作られることはないってことなんだよね。

まぁ13の時にこれでダニー・オーシャンを卒業したいって発言があったとされているから、しょうがないんだろうな。同じ役を続けることを良しとは思ってないだろうし。

本作はダニーが、刑務所の中で1000回以上シュミレーションした計画を実行するために仲間を集める。

まず、親友のルー役のケイト・ブランシェットの元へ。

そしてメインはダフネ役のアン・ハサウェイ。一番華のある役。

ダフネに1億5000千万円のダイヤのネックレスを着けさせて、それを奪うというもの。

もともとダフネはダニー達の仲間でもなんでもなかった。

それでも女性ならではの団結力で計画は順調に進んでいく。

結構あっさりと仲間が見つかって団結してしまうんだよね。2時間もないかな。

あっという間。

Wikipediaを見るとマット・デイモンのライナスも登場シーンがあったらしいのだけど、#MeTooを批判して全シーンカットになってしまっていた。

残念だよ。

だから、ルーベンがダニー・オーシャンの墓地?の場所でデビーと再会する。

ダイヤを盗むことにすんなり成功。そして紛失騒ぎに乗じて他のダイヤを盗むのにイエンがいつものように軽業で赤外線センサーをくぐり抜けていく。

ダフネは何も知らないフリをしてダイヤの強奪を手助けした形になり、最後はちゃっかり仲間になって分前を獲る。

だから最後に8人になったけど、それまでは7人での強奪計画だった。

8人になった彼女たちで続編はあるのかな?

レイトショーだったけど案外混んでいた。

それなのに、今いろんな映画が上映中だからあまり広くないスクリーンだったのが残念。

【エヴァンゲリオン劇場版】シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の公開予告

2020年 春 公開

7月20日に予告解禁になったらしい。

「未来のミライ」の予告の中の1つだった。

続、そして終

非、そして反。

意味深なHP。

鋭意制作中。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

2007年9月1日

これはアニメの最初の方と変わらない感じだった。 シンジがエヴァの乗組員になってヤシマ作戦(第6の使徒との戦い)までって感じで。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2009年6月27日

アスカの登場からなんだけど、新キャラクターの真希波・マリ・イラストリアスが登場したことで、映画オリジナル要素が増えた感じがする。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

2012年11月17日

実を言えば、これはテレビでの放送も観られなかった。なんか別物過ぎてついていけなかったんだよね。

ってことで最後となる次作はどうなるんだろう?

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

2020年春公開予定

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(3.0+1.0) が公開予定

この()はなんだろう?


序、破、急(Q)、?(||)

Qが14年後

||は?

同じものと思ってみるのがいいのか?別物と思ってみるのがいいのか?

あと2年。

とうとう完結する。

最初のテレビアニメが1995年10月スタート。

25年で完結。

どうなっていくのだろう?

www.evangelion.co.jp

【未来のミライ】感想。いやいや期の子供は怪獣だ。

若い男性が多かった

公開初日。思ったよりも少なかったけど、見渡すと大学生くらいの男の子が多かったように思う。

アニメとしての作品への期待なのか?

4歳時男の子

今朝、細田守監督のインタビュー記事を読んでいた。

映画『未来のミライ』細田守監督・脚本、甘えん坊の男の子と未来からきた妹の“きょうだい”物語 - ファッションプレス

あと、今までの作品以上にテレビで番宣をされている様子を見た気がする。

私自身、実は山下達郎が好きではない。

くんちゃん的に言うと「好きくない」のだ。

だが、彼の歌はやっぱりいいのよね。子供が主役の映画なのに、山下達郎?的な感じが最初、映画館の劇場予告で流れてきた時に思った。

それでも映画を見て納得した。

この映画のための音楽だ。

ミライのテーマ

ミライのテーマ

  • 山下達郎
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

オープニング。映画でオープニングに音楽が流れることも珍しいし、エンディングロールならぬ、オープニングロールが流れた。

そしてエンディング

うたのきしゃ

うたのきしゃ

  • 山下達郎
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

気づいたことがある。

エンディングロールが多分短い。

オープニングロール+エンディングロールで普通の長さになっているのだと思う。

分散させているのだと思う。

監督の名前はオープニングにしか出てこなかったし、出演者の名前はエンディングロールにしかなかったように思うし。

最初にインタビューを見ていたので、そのことで細部を見ることにもなった。

まず、建物が建っていく様子が描かれている。

この作品のためにきちんと設計してもらった「家」ということだった。

すごいな。

一応、平屋建てってことになるのだろうけど、段々になっている。

4歳の男の子に階段をって考えがちょっとすごいと思った。そして面倒な造りでもある。

中庭があって子供部屋がある。そこに行くには靴を履かなければ行けない。

でも大きな窓があり様子は伺える。

くんちゃんはきっと一般的な子供なんだろう。

プラレールがたくさんある。

ばぁばがくんちゃんの子守に悪戦苦闘。片付けるようにと言って目を離していると言った時以上の連結が完成している。

電車が大好きってことで、来ているトレーナーには中央線が描かれている。

珍しいよね?なぜ中央線?って気もするのだけど、子供用のトレーナーってことで山手線の緑よりはいいのか?

山手線の新型車両のプラモデルもしっかりある。

両親が帰ってくる。大好きなお母さんの腕には赤ちゃんが居る。

「誰?」

お母さんはくんちゃんに妹の存在を伝える。

それでも自分への関心がまるでなくなったようにしか思えないくんちゃんは赤ちゃんのことは「好きくない」と言い放つ。

お母さんはすぐに仕事に復帰するということで赤ちゃんはお父さんが面倒を見ることになるのだが、くんちゃんのときにはまるで手伝いをしなかったために、最初の子供のような感じだ。

そのため、くんちゃんへの関心がもっと少なくなる。

お母さんも疲れてしまい、くんちゃんの気持ちをわかろうとしない。

自分のことをわかろうとしないのに、子供が親の気持ちをわかろうとするはずもない。

お互いが大変な関係だ。

赤ちゃんの名前が「未来」になる。

くんちゃんは未来ちゃんが好きになれない。

怒って中庭に出るとそこには謎の男がくんちゃんの気持ちを言う。

「自分はかつてこの家の王子だった」

くんちゃんの家には目付きの悪いダックスフントのゆっこが居る。

謎の男はゆっこだった。

ゆっこはくんちゃんが生まれるまで両親の愛情を一身にもらっていたのだろう。

でも、くんちゃんが生まれ、冷遇されてきていると言い出す。

まるで今のくんちゃんの気持ちそのものだ。

くんちゃんは両親にゆっこの話をすると「何か言ってた?」と言われ「餌が安くなったって言ってた」と言う。両親は高い餌を買ってきて与える。

じぃじとばぁばが訪ねてくる。

そこでも愛情の中心は未来ちゃんだ。ひぃばぁばのために動画を撮るじぃじだが、くんちゃんが「僕も」と邪魔をする。

なかなか自分の思い通りにはならない。

そして、雛飾りの話をばぁばが話し出す。言い伝えとして

片付けるのが1日遅れると1年婚期が遅れる。

翌日、お母さんは仕事で出張だ。お父さんに雛飾りの片付けを頼むが、ワンオペ育児に慣れていないお父さんはいっぱいいっぱいで、自分の仕事に集中し始めてしまう。

遊んでもらえないと怒り出すくんちゃん。

中庭に出ると、そこには違う景色が広がり、お菓子が落ちている。

それを拾っていると立っている女の子が居る。

「お兄ちゃん」

高校生の姿の女の子から突然「お兄ちゃん」と言われるくんちゃん。

それは未来のミライちゃんだった。

自分の顔で遊ばないでと文句を言いに来たらしい。

そしてお願いがあると言う。

それでもくんちゃんは未来ちゃん好きくないと言うことを聞かない。

ミライちゃんは「じゃあハチの刑だ」とこちょこちょをしだす。

私だったら絶対に嫌なことなんだけど、くんちゃんとても気に入ったらしい。

ミライちゃんのお願いは「雛飾りを仕舞うこと」

お父さんに仕舞うようにと言って欲しいと言うが、お父さんは仕事モードのためにくんちゃんの話なんて耳に入らない。

そのため、ゆっこも謎の男化し、3人で片付けることに。

ゆっこの謎の男化は面白すぎる。

お父さんに見つからないようにと隠れながら、「息止めて」とか言われて真っ赤になりながらも息を止める。

謎の男はしかも几帳面でお内裏様のいろんなものを1個ずつ外そうとしている。そのために最後にそのパーツがお父さんのお尻についていて「だるまさんがころんだ」状態でお父さんに迫っていく。

まぁ無事にしまえたところでお母さんが戻るのだけどね。

くんちゃんはお母さんに「自転車が欲しい」とねだるが聞いてもらえない。

お母さん大好きだけど、全然優しくしてもらえないくんちゃんはお母さんを振り向かせるために手段を選ばない。

お母さんってほんと大変だと気の毒になる。

中庭に出るとミライちゃんが「あ母さんにあんなこと言っちゃだめでしょ」と怒っている。それでも自分の思い通りにならないくんちゃんはどんどんのまれて行く。

日本のアニメは「水」が特徴なのか?

ジブリだと「崖の上のポニョ」とかスタジオポノックの「メアリと魔女の花」も特徴的な「水」の表現をする。

ここでもくんちゃんの気持ちが魚の大群となんかシンクロした感じだった。

くんちゃんは今度はちょっと昔の雨の中で意識を取り戻す。

そこには泣いている少女が居る。それは幼い頃のお母さんだった。

お母さんは悲しくて泣いているわけではなく、悲しみながら手紙を書いているのだと言う。

そうすれば伝わるんじゃないかと。

その手紙をおばあさんの靴の中に折りたたんで入れて帰る。

手紙には「猫を飼いたい」と書いていたようだ。アレルギーがあるということで猫を飼ってもらえなかった。

自宅に帰ると誰も居ない家でお母さん、今のくんちゃん同様以上のことをし始める。

物を散らかすことが大好きな少女ってことなんだろうな。

くんちゃんが「怒られないの?」と心配するくらい。それでも「だって散らかってると楽しい」と言う。

お母さん、くんちゃんに「片付けなさい」と言えないねって感じで。

起きると隣で寝ているお母さんを「いいこいいこ」するくんちゃん。

お母さんは「くんちゃんは私の宝物」と言う。それはお母さんのお母さんが言っていた言葉だった。

お母さんが自転車を買ってくれた。

お父さんは「よく買ってもらえたね」と驚く。くんちゃんは「靴の中にお手紙を入れた」と見てきたことを実行したらしい。

自転車の訓練は大変だ。

私自身、自転車に乗れなかった記憶がまるでない。姉が乗れなかったことは覚えているのに、自分は最初から乗れた気になっている。

補助輪があった記憶もない。

くんちゃん、補助輪のない男の子を見て自分も補助輪なしでと言い出す。

子供・・・意味のわからないプライドですか?って感じだけど、それを咎めるお父さんもなしで最初の段階を飛ばして父子で大変な思いをする。

その間、未来ちゃんは置きっぱなしで。

それでも未来ちゃんが泣き出しお父さんは未来ちゃんに戻ってしまう。

くんちゃんはお父さんが最後まで見てくれなかったことを怒る。

怒った後はまたどこかの世界へ行くだが、今度はエンジンがブンブンしている世界だ。

そこには福山雅治が声優で話題になった青年の姿がある。

バイクの修理をしているところにくんちゃんは現れた。

初めて見るバイクに「乗るか?」と言われてもモジモジしてしまう。

青年は今度は馬を見せてくれる。そしてそのまま馬に乗る。

初めは高さにビビりまくるくんちゃん。青年は「もっと先を見るんだ」と言う。

くんちゃんは青年を「お父さん・・・」と言うが、お父さんではない。

その青年は亡くなったばかりのひぃじぃじだった。

お母さん側のなんだろうな。

馬に乗って見る景色にある建物は自分が自転車の練習をしているところにある建物と同じだった。

現代に戻り、自転車の練習をするくんちゃん。ひぃじぃじから言われた言葉を思い出し「前を見る」ことを実践し、乗れるようになり、お友達が出来る。

お父さんは「子供ってすごいよね。ある日ポンって出来るようになって」と感動する。

キャンプに行く日の朝、くんちゃんのご機嫌はまたまた斜めだ。

お気に入りの黄色のパンツが洗濯中でないからだ。準備をしなければならないお父さんは青いパンツを履かせる。

それでも嫌だとダダをこね、お母さんのところにも行くがそれどころではない。

くんちゃんは「行かない」と家の中で隠れるが、誰も来てくれない。

めんどくさ〜。でも、自分もこんなことをして親の気を引こうとした時期があったなぁって思ったりした。

くんちゃんはまた中庭から違う世界へ行く。そこは無人駅。そこには高校生の男の子が。

「キャンプの思い出とパンツとどっちが大事だ」と言うとくんちゃんは「パンツ」と。まぁいやいや期ですからね。

そこに電車が入ってきて、「乗らないよな」と釘をさされると乗ってしまうくんちゃん。

どこに行くの〜。

電車の中から見えるプラレールの持っている電車や未来系の真っ黒な新幹線。

新幹線のモデルもプロに描いてもらったってことなんだけど。

将来、走ったらいいな。カッコいい。

着いた先は未来の東京駅。

近代的すぎる〜。

拾得物の列に並び、自分を取り戻す質問に答えるのだが、まだ何も答えられないくんちゃん。

一人ぼっちの終着駅行きの新幹線に乗せられそうになる。

視線の先に未来ちゃんの姿を見つけ、助けるために走り出す。

ミライちゃんに助けてもらい、くんちゃんの世界に戻るためにいろんなカードを見つける。

そこにはひぃじぃじとひぃばぁばの馴れ初めやお父さんの自転車の練習風景、ひぃじぃじが戦争で怪我をしても泳いでいるところなど。

今のくんちゃん、未来ちゃんに繋がるカードがそこにはある。

中庭には高校生のくんちゃんとミライちゃんの姿がある。

高校生じゃないか?4歳違いでミライちゃんが中学生なのか?

それでも大きくなっても一緒にいることを知るくんちゃんはキャンプに行く時代に戻る。

そこには両親が荷物を車に乗せながらお互いの育児について話している。

未来ちゃんは子ども部屋にいる。

二人を呼ぶお母さんの声に明るく返事をするくんちゃん。

さてさて・・・

私のツボはゆっこの謎の男化だったりするのだけど、犬にしても第1子にしても唯一無二の時と下に自分以上に愛される存在ができたときの感情が如実にわかる。

観て欲しい年齢層ってどこなんだろう?

4歳時に観せて理解出来るのか?

感動するとかって言うものではない。それでも、子育てをする上で大切な要素が詰まっているように思える。

いやいや期の子供との過ごし方。尊重の仕方や関係性。

細田監督は自分の息子の夢の話しからこの話の構想が浮かんだってことだ。

くんちゃんを観ていると細田監督そっくりなんですけど。

子供のアニメってあまりなくて子供をモデルに描くことから始まったって書いてあった。

だから動きにリアリティもあり、かわいらしさもあり、泣き方に憎ったらしさもあるんだろうって思う。

女親と男親の考え方。

私の知人に4人目を出産したばかりの人が居るが、一番上の子の存在がきっと4人目までを授かることを決意したのではないかと思っている。

里帰りを簡単に出来る距離でもない。男親は4人にもなれば仕事をしなければならなくなる。

この7年間、保育士サンになった感じだったのだろうなって思うのだけど、仕事に復帰するって考えもなかったこともあるのかなと。

子供は育つねぇ〜。

でも、意思もしっかりしている子供との対応ってどうしているのだろう?

ワガママと言えばそれまでだし、彼らは彼らで伝えたい気持ちや思いがあるわけで。

そんなことをいろいろ考えられる作品だなと。

絵は文句なくいいし、空気感もいい。

でも、途中で「おおかみこどもの雨と雪」の雪が出てきたり、ミライちゃんは雨と雪のおかあさん的な雰囲気があったり、ひぃじぃじは雨と雪のお父さんの雰囲気があったりって感じだった。

「バケモノの子」の要素はあまり感じなかったかも。

98分

そんなに長すぎないからあっという間だ。

絵の勢いに引き込まれるところもある。

家族みんなで楽しめると思う。幼稚園生、小学生くらいの子はリアルに自分と比較するんじゃないかな?

親はちょっと自分と子供の関係を考え直すんじゃないかな?

あの設計書の家ができたらそれはそれで面白そうだけど。

若い人向けの家だな。

【映画 世界でいちばん長い写真】感想。高校生に観て欲しい。

30分ロスってしまった!?

時間を勘違いしていて映画館の前で時間を潰していたのだけど、既に始まっていたという悲劇。

多分最初の30分が抜けているのだけど、まぁ一番いい部分は観ることが出来たはず。

誉田哲也原作作品

誉田哲也作品と言うとかなりハードな感じの作品が多く、その辺りの作品はほとんど読んでいたのだけど、こんな「青春」って感じの作品があったとはって感じ。

高杉真宙が主演ということとそんなに多くのスクリーンでの上映でもないからなんと遅れて入ったら、私以外1組しかいなかった。

この1組も途中で帰ってしまったから最後は一人で堪能した。

私がなぜ興味を持ったのか。

それは「世界でいちばん長い写真」ってどんなの?ってことに興味があった。

パノラマ写真というのはある。それをもっと長くするという。

しかも実話を元にしているって。

高杉真宙が演じているのは内藤宏伸という高校3年生。

私が観始めた時に、パノラマ写真を撮ろうとしているところだった。

とても生き生きしながら。

それでも徐々に彼の性格は引っ込み思案で物事をはっきりと言えない内気な男の子だということがわかる。

同じクラスのクラス委員長で写真部の部長の三好奈々恵を松本穂香がしていて、宏伸とは逆ではっきりとした女の子だ。

宏伸は三好に対して好意を持っているのだろうけど、はっきりしない宏伸に強い態度でしか対応できない三好。

写真部の品評会の写真を撮ることにも苦痛でいたようだ。

宏伸は従姉の温子の武田梨奈が店長を勤めるリサイクルショップでそれまで見たことのないカメラを見つける。

どうやって使うのか?

これこそが、改造されたパノラマカメラだった。

使い方がわからない二人は写真館の店主の宮本の吉沢悠にパノラマカメラについて教えてもらい早速撮影に出る。

360°を撮れるカメラ。

初めての撮影をして出来上がった写真を見た宏伸はこのカメラの虜になっていく。

そして品評会にはこのカメラで撮った写真を出そうと思い、撮りたい景色を探し回る。

温子の知人の智也がひまわり畑を持っているということでひまわり畑で撮影を行う。

最初よりももっと感動する写真が出来上がる。

品評会の朝、現像で順光と逆光のギャップ補正をしてもらった写真を温子から受け取り学校へ急ぐが、既に品評会は終わっていた。

写真を出せない宏伸。

高校生男子の引っ込み思案がもどかしすぎだわ。

高杉真宙がねぇ〜ほんと上手に三好に怒られるのよ。イライラするくらい。

他の女子の存在が登場してまぁじれったさ満点で話が進み、なんとおじいちゃん役で小松政夫が登場する。

そして自分の持ちネタを披露するのだけど、今時の子にやっても受けないでしょ。

おじいちゃんは預かり物のカメラを勝手に使ったことを怒りながらも、もっとすごい改造したカメラがあることを言う。

それを使って写真を撮りたいと思う三好。

自分だけの宝物が他の人に取られた感じなのか?宏伸は自分ではなく三好が撮ったほうがいいという。

三好のアイデアは高校3年生の記念としての写真を校庭で撮ることだった。

人物が苦手な宏伸には高いハードルだ。

宏伸のはっきりしない態度に怒るしかできない三好。

温子は宏伸がまた面白くなさそうにしているところを見てひまわり畑へ連れていく。

そして今をしっかりと生きなきゃじゃないのかと言う。

三好は部長会で写真撮影の趣旨を説明する。

部長たちは自分たちが協力する意義がわからないと非協力的だ。

そこに宏伸が勇気を持って手をあげる。そして自分が撮影したひまわりのパノラマ写真を見せる。

その写真を見てそれ以上のもの145mの大作になることの意味が通じる。

そして「世界でいちばん長い写真委員会」が立ち上がり、宏伸が委員長となる。

部活ごとに配置を決め、13周。いろんなことを要求する。

声をからして鼓舞する宏伸。

145mの写真ってどんなのよって感じ。

撮影した場面で4年後になる。

そして出来た写真はエンドロールで使われている。

エンドロールって下から上に上がっていくイメージだけど、この作品は左から右へ作品が登場する。

高校生が最後の夏に何をできるか。

もどかしい思いの中で、カメラと向き合いやっぱり好きだということを認識してカメラを続けていることを認識する。

かなり感動すると思うのだけど。

番宣が少なすぎでしょ。