フジテレビ
24年前、あの頃、夕方のニュースは「フジテレビ」だったんだな。
逸見さんと安藤さん?
安藤さんのイメージがすごい大きいのだけど。
そんなニュースの中の人を24年間追っていたフジテレビはある意味すごいと思った。
泣き虫愛ちゃん
スポーツのコーナーだったのだろうか?何かのコーナーだったのだろうか?
「泣き虫愛ちゃん」ということでなんかすごい見ていたような気がした。
それより私がなぜそんな時間に夕方のニュースを見られていたのかが今、不思議。
帰ってテレビつけたらやってたのだろうか?
当時、4歳。
始めてすぐに全国大会へ行ってるってことだったんだね。それはすごいわ。
しかも初めての卓球でいきなりバックハンドで返しちゃってる辺り、幼児がラケットを握ってすぐにラケットに当てることだってすぐに出来るとは思えないんだけど。
お兄さんが居たってことで遊びながら見てコツを知っていたってことなんだろうか?
アスリートの2子以降活躍する説のままですな。
『だから君を見つめてきた~卓球愛ちゃん独占密着24年・完結編~』
やっぱり気になって見ちゃいました。
愛ちゃん自身がディレクターさんに聞きます。
「なぜ、私を撮ろうと思ったのですか?」
卓球人気がそれほど高かったとは思えない90年代とは言え全国大会を取材に行かれたのだろう。
そうしたら、ちょこまか動き回ってるかわいい女の子が目についた。
そうしたら、案外強い。それでも子供ですぐ泣く。試合中なのにお母さんのところに行っちゃう。
これ以上ないターゲット発見!って感じだったんでしょうね。
福原愛 LOVE ALL 1988-2005フォト・アルバム 月刊卓球王国3月号別冊「愛BOOK」
- 発売日: 2005
- メディア: ?
- この商品を含むブログを見る
それでもフジテレビだったから
やっぱりフジテレビだったから、あの時代のフジテレビだったからって感じがする。その後には宮里藍選手に密着するなどスポーツ選手に密着する文化があったんじゃないのかなって。
今まで自分が見ていたのはあくまでも試合中に泣き出した小さい愛ちゃん。
ほんの1コマ。
その1コマのためには膨大なテープがあったんだね。
小さい頃から注目の的になってしまったこと。緊張するタイプなのに見られることでいつもの自分が出せなくて困り顔。
それよりもお母さんの「愛」が凄まじいわね。40代。お母さんキレイだったね。
お母さん自身がきちんとした卓球の技術を持たれていて、なぜ自宅に卓球台?って思うのだけど、自宅のリビングに卓球台を置いて・・・
カメラの前だろうと構わず叱る姿勢が良かったと思う。
お母さんがあのお母さんじゃなきゃ、愛ちゃんはきっと愛ちゃんではなかったんだろうなって。泣くんだけど、やめることが出来ない天邪鬼な幼児相手に親の我慢との戦いだったんだろうなって尊敬してしまう。
卓球って面白いよね。
今の日本代表クラスの選手も大体が親がしていてというか、親が卓球教室しているとか自宅が卓球教室とかそういう感じで、お母さんとともにって感じ。
レスリングもそうか。
体操も。
なかなか親が競技をしてなかった分野で子供がいきなり活躍するにはよほど子供の資質が高かったりしないと難しい?
競技スポーツで一流になるにはやっぱり親の愛が最初は必要だなって思う。
親は子供が成長する20年を自己犠牲にする部分が多いのだろうけど、愛ちゃんとこなんて全国行脚みたいな感じにもなってたよね。お母さんが娘のためならっていろいろやってあげたのだろうけど。
愛ちゃんところはあまりお父さんが前に出てこなくてって感じだったけど、昨日は玉拾いをしながら母娘を見守る感じがすごく良かった。
普通の親子関係以上に深いなぁ〜。
第二の愛ちゃんだったのは、平野美宇選手だった。伊藤美誠選手は中学から出てきた感じだけど、そんなことはなかったんだろうな。平野選手の親が愛ちゃんの親と似たところを感じてる。
愛ちゃんの個性だけではテレビ的にはダメなんだよね。きっと。親との関わり、親のメディア感がしっかりしているなんかがないと、壊しちゃうだけだもんね。
最近の愛ちゃんは旦那さんの試合を見ているところしか映されなかった。24年間毎日やってきた、やり終えたで満足しちゃってるのかな?
それでも卓球を見ている視線がちょっと寂しそうだったんだけど。
これで普通のかわいい奥さんになれるのかな?
普通の人の体験出来ないことをしてきた分、犠牲にしてきたものが多いだろうから、精一杯、「普通」を楽しんでもらいたいなって。
次は「平野美宇」選手で撮りためてるのかしら?もうそんなフジテレビじゃないのかしら?
平野選手のリオ以降の目をみはるような成長と活躍。メンタルがほんとに強くなってアスリートになったなって思う。
昨日の放送で一番良かったのは、リオの終わったところで愛ちゃんが平野選手に「今回、一番がんばったの美宇だね」ってねぎらっていたところ。
補助メンバーとして帯同していても代表ではなければメダルはないわけで。
その言葉をきちんと掛けられる愛ちゃんが人間としていいなぁって思った。
それでも、その悔しさがあって一番いい状態で東京に向かっているように思える。
その反面、中学時代のハングリーがリオ以降見えなくなっている、なんか燃え尽き症候群的に見えてしまう伊藤選手が心配。
愛ちゃんもだったけど、高校入るとなんでぽっちゃりするの?女性ホルモンが増える?ストレスが増える?愛ちゃんも顔がぽっちゃりしたりシュッとしたり。その時の状態が出ている感じを受けてたんだけど。
いずれにしても、愛ちゃんお疲れ様でした。かわいい奥さんになって幸せになってくださいね。ときっと全国の多くの人が思っただろうな。