読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【映画 3月のライオン前編】ネタバレよ。役者全員が見事に原作にはまってる。

3月のライオン 前編

原作の世界観がそのままだった

予告から神木隆之介の桐山零感は半端なくて、もう待ちきれないくらいの気持ちだった。

公開初日。

最初の回に行けずにって感じだったけど、桐山零以外のなりきり感も半端なかったわ。

漫画よりも感情移入できた映画化も

映画の桐山零の感情描写とかもかなり細かく設定されているけど、神木隆之介の桐山零で言葉の本当の意味だったり感情だったりが理解出来たように感じるくらい、なりきり感がすごかった。

ナレーションするシーンもあるのだけど、台本読まずに感情で話しているような錯覚になるくらい自然だった。

幸田香子役の有村架純がすごく良かったと思う。実は予告の段階でも出てきていて「他人の家を壊すの得意だものね」ってイヤミを言うシーンだったのだけど、実は最初誰だかわからなかったくらい。

有村架純の出演作を観たことがなかったこともあって、ただかわいい女優さんなのかと思ってたけど、全然違うんだね。最近の役者さんって。

大根って感じが誰もいないの。

香子って複雑だと思うんだよね。いきなり他人の子を引き取る父親。父親を認められたい一心で将棋に打ち込み、ただひたすらに将棋のプロを目指すももっとその場所を必要とした零に勝てないことでプロへの道を父親から断念させられる。

兄弟でも他人でもない関係

漫画で描かれている二人の関係からも若干は受け止められるのだけど、愛憎が複雑に絡み合って、香子も実は零に居場所を求めていたのかな?って感じを受けたんだよね。

父親の弟弟子でもあった後藤9段に思いを寄せるも後藤との関係は周りが特に零が思っている関係ではないのではないのかって感じで。

あくまでも病気の奥様の代わりとしての扱いに気の毒にさえ感じる。

伊藤英明の後藤9段も迫力がある男前って設定通りでした。

豊川悦司の幸田プロがことの発端なんだけど。でも、事故で両親を亡くしただけで引き取って育てようと思うだろうか?それは親切だったのだろうか? 結局、零に負けてしまい、零に負けた娘の夢を断ち切り、複雑な環境を作った張本人なんだけど。トヨエツのお父さんぶりが良かったわ。

わからなったのは実は宗谷冬司。予告でちらっと観ていたのだけど、「誰?」って感じ。加瀬亮でした。

加瀬亮もかなり減量したりしているんじゃないんだろうか?

前編ではまだまだ遠い存在の宗谷だけど、後編では挑戦するところまでいくんだよね?きっと。

染谷将太の二階堂晴信はほんとに見事だった。

染谷将太はどこにも感じないくらい、二階堂晴信だった。それでも二階堂の一番頑張った部分が描かれていて嬉しかった。病気で途中で倒れてしまったけど、それでも頑張る姿がいい。

「聖の青春」と「3月のライオン」と将棋映画が続いたけど、この順番で良かったよ。先に「3月のライオン」やって二階堂は村山聖をモデルにしてるってことになったらちょっと違うだろう?って思っちゃうよね。

いきなりロールスロイスで乗り付けちゃうし。

佐々木蔵之介さんの島田開さんも重みがあってヒョーヒョーとした感じもちゃんとあって良かった。対局中に眼中にない零に対して語りかける感じが深くて包み込む感じで。人間性がすごく良かったと思う。

さて、忘れていけないのは高橋一生の林田先生もまさに!って感じ。お調子者の感じやいきなり月給を聞いて落ち込むところとか。まぁ学校の件がかなり端折られてるから関係性がいまいち映画だけだとわかりづらいかもしれないけど、後編がひなちゃんがメインになってくるとなれば林田先生も関わるはず。

あごひげが良かったわ。

最後は川村家ね。

最初の関わりはそっか、拾われたんだっけ。もうかなり昔に読んだ部分だから記憶が曖昧だったんだよね。

モモ役の新海誠監督の娘さんの新津ちせの「れいくん!」って声がほんとにかわいいの。 結構頑張ってたよね。ただ居るってことじゃなくてしっかりお芝居してたもんね。

あかりさんの倉科カナも合ってたね。ちょっと色っぽい感じだけど、嫌味のない感じ。温かい感じとか。

後編のメインはひなちゃんだよね。清原果耶って、ANAプリペイドカード 「大人になった私」篇のCMに出てるらしいのだけど、まだわからない。

それでもちょっとだけ零に思いを寄せ始める感じが伝わってきたよ。

後編はさ、予告だとひなちゃんがいじめに合うんだよね。友達を助けて。

それでも逃げない姿勢と自分が救われたと思ってる零が「僕がひなちゃんを守るから」ってお金のこととかも考えちゃうんだよね。

そこに林田先生も関わるのだけど。原作では。

あっという間の時間で将棋を通してのストーリーではあるけど、それでもプロ棋士って過酷だわって思えるね。

ただ自分の知識のみを信じて信じて信じきれたものだけが生き残れるんだなって。