なぜ人々は浅田真央さんに魅了された?
女子にしても男子にしてもフィギュアスケートはスター選手がたくさん出てきた。
それでも
彼女の引退ほど、多くのコメントや報道はあっただろうか?
14歳のままの魅力
中学生の時にいきなりシニアデビューで優勝してしまうポテンシャルだった。
当時の彼女は既にトリプルアクセルという武器を持ち、「パッと飛んでクルっと廻るの」と世界でもそんなに成功者のいなかったジャンプを簡単そうに、駒のように廻っていた。
伊藤みどり選手がトリプルアクセルの代名詞だったのに、さっさと塗り替えてしまった。
伊藤選手はあのたくましい脚の力で力強く回転していたのに比べ、浅田真央選手はモデルのようなバレリーナのようや容姿で飛びまくっていた。
大人になるにつれ、身体が成長し、ジャンプのバランスもほんとに大変だったと思う。
それでも、彼女はトリプルアクセルに執着し、共に成長した。
オリンピックで3回成功させたのに、金メダルを獲れなかった。
このことも、彼女を悲劇のヒロインとして崇めることとなった。
ソチオリンピックでは重圧でSPが16位と今まで見たことのない彼女が居た。
それでも1日で見事に復活し、6位入賞。
彼女も回顧で一番良かったと振り返っている。
引退するのかと思ったが、ハーフハーフと真央語でかわして休養に入った。
いくつからやってた?4歳?
その積み重ねを彼女は軽くみてしまったことが大誤算だったのではないだろうか?
積み重ねていた筋肉は使わなければ落ちる。
積み重ねた年月なんて無視してあっという間に。
それをまた元に戻すなんて無理な話しなんだよね。
しかもそれでなくても負担がかかるトリプルアクセルをするためにはほんとはじっくりと滑り込んで滑り込んで滑り込んで必要な筋肉をつけてからじゃなきゃだめだったんだよ。
それなのに天才なのか?
彼女はスカスカな筋肉でも飛んでしまった。
それが彼女の身体を壊すとも知らずに。
普通に歩くことだってもしかすると痛みがあるかもしれない。
それでも年末の全日本選手権に出場した。
現役でいれば、スケート協会は彼女の出場を熱望する。
ファンもマスコミも。
一番滑りたいのは彼女だろう。
けど、思い描く滑りにはきっと全然届くことはないのだろう。
それが25歳を過ぎて休養したツケだろう。
それでもソチオリンピックの後、そのまま引退していたら、いつまでも後悔してただろうから、彼女は復活したことを後悔することはないのだろう。
気の毒だったのは荒川静香さんが金メダルを獲ったオリンピックがピークだったかもしれないこと。
同世代にキム・ヨナが居たことなんだろうね。
キム・ヨナはジャンプで勝てない分をスケーティングでしっかりとポイントを取ってた。今の羽生結弦選手のように。
オーサーコーチだったしね。
今日のニュースが真央&麻央だったね。
真央さんの明日の会見が楽しみです。