【映画】字幕ではなく吹替が増えてるわけ

戸田奈津子さん

私が物心ついた時から字幕は「戸田奈津子」さんだった。

エンドロールの最後に一番大きく表示してあった記憶がある。

最近は誰なんだろう?

最近の上映は吹替のみって時もあるけど、先日の「美女と野獣」は字幕だった。

でも、翻訳が誰かなんて印象にない。

この間、何かのテレビ番組で戸田奈津子さんがインタビューを受けてておっしゃってたのが、多分、最近字幕が少ない?的な質問を受けてだと思ったけど、「最近の若い人は字が読めないから」と。

字幕って慣れですよね。

最初の頃は字幕を追いすぎて全然映像が見られなかったなんてこともあったけど、最初から上手くいくことのないけど、今の人は出来ないことをあえてしようとしないってことかなと認識した。

あと、翻訳の方のセンスにも委ねられちゃう。

少しくらいのヒアリング出来るけど、あぁ、そうなるんだぁとかって思うこともある。

でもね、実は「若い人」の為ではないかもしれない。

今の映画館は平日はご高齢の方が増えてる。

前日、60代の方とお話ししたら、「昔は字幕だったけど、今はもう全然追えないのよ」と。

そっちの方が影響大きいだろうな。

だって、お金も時間もある人達をいかに呼び込むかでしょ。

私だってあと何年字幕でいけるものやら。

耳を鍛えておくか?

最近は戸田奈津子さんの翻訳を見かけることも少なく(トム・クルーズ出演作はしてるようだけど、私のジャンルではないな)今年は何もまだされてないのが寂しい。

戸田さんのようなメディアに出る方がまた出て来ると楽しいのに。