「バンキシャ」での分析
竜王戦の影でいろんな番組が藤井四段について報道している。
フジテレビの夕方のニュースでは相手の佐々木五段の秘話を出していた。
でも、バンキシャは違った。
AIとの比較
現代将棋はAIを駆使した戦いになるとは聞くけど、どう違うのか、将棋素人には全然わからない。
それでも佐藤名人がAIに負けたことでニュースにはなった。
将棋の世界で「名人」が最強棋士なの?
3冠の方がって思うのだけど。。。
日本テレビの「バンキシャ」ではひふみんをゲストに展開をしている。
しかもすごい情報だ。
佐々木五段が本番直前2日前に長瀬六段と手合わせをしている!それは至極当たり前のことだよね。
だって、佐々木五段の藤井四段に対する「勝つ」意識って相当なもの。
2,3対局隅っこでずっと対局を見ている姿ってすごいわ。
ほんと、勝ちにこだわる姿勢がすごい。
でも、プロなら当たり前だと思う。
藤井四段の「ひふみんアイ」もそうだと思うし。
本当に「勝つ」ために何が必要かってことなんだと思うんだ。世間体?とかいろんなことに囚われすぎて出来ないというのはプロとしてどうなの?って思う。
藤井四段も長瀬六段と2ヶ月前に手合わせをしてもらっているらしい。わざわざ東京に出てきての対局だからやっぱり並々ならない自分への戦いを感じる。
自分を負かせた相手と再度することで自分の弱さを潰してたのかな?って。
日本テレビの情報が夕方のその他の局よりも1枚も2枚も上だった。
次はAIでの分析。
AIでここまでの指し手の分析をしていた。 きっとAmebaTVで出ている「形成判断ボード」も同じような考え方なんだろうけど、一時、佐々木五段がかなり有利だったのが、この1時間で下がってきてる。
49手目の指し手で一気に藤井四段が挽回したと示したらしい。
まぁその前の藤井四段の48手目の9七歩が引き寄せたことなんだろうけど。
日本テレビすごいなぁ〜。
この時点でのひふみん予想としては「藤井四段にもまだ勝機がある」
その後、コンピュータに精通している棋士が解説をする。でも、AIに詳しいのとそれで強いとは違うということもわかるかもしれない。だって、その人自体が勝ち進めているわけではないからね。
この29戦の全3123手を分析したらしい。 やっぱり「バンキシャ」すごすぎだわ。
藤井四段がAIを取り入れたのはまだ1年前のことらしい。「人間とは違う価値観」が「AIの価値観」ということを感覚で掴めたということが強さに直結しているってことのようだ。
AIでは先日の「竜王戦1回戦」の増田四段との対戦で全ての解説が説明出来なかった 63手目の「5三桂」 AIの判断では「最善手」ということだったらしい。
結局、この1手まで劣勢と思われていた盤上がどんどん変わっていった感じがするものね。
また強さの秘密としては
ミスも少ない。 悪手率27.2 これはね、普通70くらいあるらしいところのこれだからかなり低い。 また普通悪手をすると続ける傾向があるのにそれがないってことらしい。
AIの最善手との一致率が高い。
AIを取り入れて進化すること。 それって案外頭ではわかっていても定石だとか経験とかが邪魔して素直に取り入れられないのが他の棋士なのかもしれない。
経験が少ないことが逆にAIを取り入れやすくまたきちんと実践出来ている成果が今なんだろうな。
最後にひふみんが 「藤井四段が勝ちます!」
うん。そう言いたいよね。
ということでもう19時。
藤井四段の持ち時間が1時間を割ってしまっている。
どうなることやら。