【映画 東京喰種トーキョーグール】ネタバレ。なぜ敵対しなければいけないのか?

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嫌いなものばかりの映画



私は窪田正孝の演じた金木研のような男は大嫌い。

登場シーンからイライラしてた。

蒼井優演じるグールを移植されたなら彼女のような強いグールになればいいのに。

根にあるのは優しさなのか。

ただの優柔不断なのか。

イライラキャラがメインなので、ネタバレプラス心の声でお届けします。





清水富美加がかっこよかった



そう、原作を見たこともなく、興味もなかった映画だ。

でも清水富美加が「人食いの役なんてやりたくなかった」と言っていた作品。

彼女が芸能界引退であげたくらいの嫌な役なのか?興味を持った。



カネキが親友の英良にそそのかされてリゼに告白することから始まる。

自分から言う勇気がないなら告るなといいたいところだが、そこから運命が変わる。

リゼはグールだったから。

彼女は捕食相手としてカネキを選んだ。

優柔不断男のくせに助けを求めるとかはするんだぁって冷ややかな私。

しかし、リゼは自滅する。鉄骨の下敷きになって死んでしまう。

生き延びたカネキ。

しかし、意識のない間に彼女の臓器移植をされていた。

そのために彼はグールになってしまう。

朝からの上映じゃない理由はこれか?くらいなグロテスクなシーンの連続。

本気で後悔したわ。

まぁ、そのくらい窪田正孝の演技がすごかったとも言える。  
グールになってしまった苦悩、人間の食事を受け付けない身体。グールの食事への葛藤

そんな中で親友に呼び出されて大学へ行くとそこには縄張り争いをしたグールが。

親友を傷つけられ、捕食候補にしたグールへの怒りからグールとしての本能が目覚める。

そこにはリゼの姿が映し出される。

リゼに告白をした喫茶店。そこはグールのたまり場だった。

清水富美加演じるトーカを頼るカネキ。

マジ、男のくせに自分の運命を土下座してどうするんだとトーカの気持ちになったわ。

村井國男の芳村に助けられ、「あんていく」で働くことに。

そこには親子のグールが常連客として居た。

ハトに追われていることに気づいた相田翔子の母リョーコと娘ヒナミが「あんていく」で生活をすることになる。
まぁ、次の私の嫌いなもの。

子供。
最後は結局この子供に振り回されて母は死に、トーカは傷つくことになる。

「私は子供が嫌いだぁ〜」

心の中で叫び続けたわ。

あと、物事の善し悪しもわからずに子供の言うことを聞く優柔不断な何も出来ない男ね。

私の嫌いダブルが後半メインだ。

父親のお墓参りをしたいというヒナミ。彼女が探されていることはわかっていたカネキは自分が行くことにした。

なぜそこで用心深くなれない?

そんな軽率な行動で自分がグールであることを知られ、結局リョーコは大泉洋の真戸に殺される。

目の前で母親が殺されて気の毒だが、所詮自分が巻いた種だ。

トーカが復讐をしにCCGのところへ行く。

草場が誰だっけ?ってずっと思ってたのだけど、あれだ、auの一寸法師の前野朋哉だわ。あぁすっきり。

トーカは真戸に傷つけられてしまう。

真戸は仕留めたグールで武器を作っていた。

トーカが傷つき、自分も戦うことを申し出るカネキ。

またヒナミの軽率な行動からトーカと真戸との戦いが始まる。

邪魔なだけなんだから逃げろっていうの。

結局、最後はヒナミが真戸を倒したけど、「殺しても両親が戻ってこない」とトーカの行動を否定するようなことを言い、最終的にはトーカが仕留める。

はぁ〜?誰にためにトーカは命をかけて戦ってるのよ。仕留め合わなきゃ殺られるだけなんだよ?

その頃、カネキもカネキなりに「あなそれ」で一躍有名人になった鈴木伸之の亜門と戦っていた。

CGかしら?

それにしてもよく動くわ。二人共って感じ。

ここでやっと初めての捕食かって思ったら、また人間としての理性に押し戻されてるし。

最後に流した涙は亜門にどんな影響を与えたのだろう?

最後、カネキの目は普通になり眼帯が外れた。

その代わり亜門が右目にガーゼをしていた。

ストーリーを全然知らないでもこのくらい理解は出来た。

原作の「東京喰種トーキョーグール」ってトーカが主役なのかと思ってた。

表紙がトーカなんだよね?

さすがにグロすぎ。ご飯食べた後はキツイかも。

見終わってからはグロい場面は終わってしばらく経ってるからまぁいけそうだけど。。。
でもほぼ満席。

若い男の子が多かったかな。

原作ファンにはいいのかな?
大泉洋ファンには・・・こんな洋ちゃん嫌かも・・・。