【麗しのサブリナ】午前十時の映画祭

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今週は「麗しのサブリナ」

オードリー・ヘプバーンの代表作の一つなんだろうけど、「ローマの休日」の方がメジャーな感じ?

観たことがありそうなシーンがあるけど、初めて観た感じがしました。

オードリー・ヘプバーンはやっぱりキレイ

1954年。戦後の日本でこれはどのように受け入れられていたのだろう?

戦後10年は経っていない。

昭和29年って言ったら、もう復興は進んでいた?

それでも活気が出てくるのは昭和35年くらいからって感じがする。

その頃のアメリカはもう車に電話があり、自動ドアがあり、車が昔のタイプから新しいタイプまで・・・すごい時代の差を感じた。

物語は「ローマの休日」と同じで「身分違いの恋」

オードリー・ヘプバーン演じるサブリナは大富豪ララビー家の運転手の娘。

ララビー家に住み込みで生活をしている。

お屋敷には長男ライナス、次男デヴィッドが居た。

長男ライナスは敏腕な手腕で会社を大きくしていっていた。一方の次男デヴィッドはバツ2のライナスに養われているという身分。

それでも好き勝手に生きている次男坊。

そんな次男坊に恋い焦がれているサブリナ。

身分違いの恋に心配したサブリナの父はサブリナをパリの料理学校へ2年留学させる。

サブリナはそこで74歳の紳士と出会い、パリスタイルの令嬢になって戻ってくる。

パリに行く前には歯牙にもかけなかったサブリナに恋するデヴィッド。

しかし、直前にデヴィッドは政略結婚のための婚約をしていた。

兄ライナスはその弟とサブリナを引き離すべき行動を取る。

しかし、妨害工作のための行動がいつしかサブリナの気持ちはライナスに向き始めてしまう。

ライナスはあくまでも「仕事」として割り切っていたが、最後はサブリナの元へと行く。

昔も今も身分違いの恋というのが題材にしやすいのか?

今はそうでもないのか?

それにしても本当にオードリー・ヘプバーンがキレイでキレイで。

デジタル処理されているのだけど、色褪せない綺麗さを本当に感じる。

それを見るだけでもいいよ。

来週は「昼下がりの情事」

オードリー・ヘプバーンがどんどん大人の女性になっていく。

それも楽しみかも。