【藤井聡太四段】昨日の対局の意味するもの

小林先生の言葉

最後のインタビューで、小林先生が

「願いがかなうなら板谷先生に見ていただきたかった」

とおっしゃっられた。

私には言葉の真意がわからなかった。

小林先生の和装での対局も。

全ては板谷九段から始まっている

藤井聡太四段の師匠は杉本先生で、その杉本先生の師匠が板谷先生になる。

板谷先生という方は47という若さで亡くなられているのだけど、お弟子さんには他に昨日の対局の小林先生や石田先生がいらっしゃる。

弟子をどういう仕組みで取るのか良く知らないのだけど、昨日の対局は叔父と甥関係ということらしい。

杉本先生の兄弟子の小林先生の中にはすごい感慨な思いがあったのだろう。

自分と同じ時ではないかもしれないけど、同じ師匠に教わった者にしかわからないものが、その弟子に伝わっているのかということも確かめたかったかもしれない。

杉本先生は板谷先生の意志を継ぐ形で名古屋にお住まいだ。

だから、今の「藤井聡太」が居るのかもしれない。

身近に居る先生ということで門下になり奨励会に入り。

どの先生でも彼の力が本物だったなら結果は大して変わらないのだろうけど、やっぱり杉本先生だったから、今の成績が出来てるのかもしれないと思う。

板谷先生が切望していた

「東海地方にタイトル」

それが実現するかもしれない。

自分達の悲願。

藤井四段も理解している。

「小林先生の気合、お言葉を聞いて早くタイトルを持ってきたい気持ちを強くしました」

小林先生、杉本先生らから続く思いが藤井四段にも受け継がれた瞬間だったんだ。

背景わからないとほんと意味わからなかったわ。

藤井四段と杉本先生の結び付きって他の棋士以上に感じる。

まぁ、このフィーバーでクローズアップされたから余計だけど。

石田先生の佐々木勇気六段愛もすごかったけど、それ以上の絆を感じる。

タイトルはいつになる?

多くの人の気持ちを知ってまた強くなることを期待してる。

昨日の対局は良かった。

AbemaTVで再放送があれば見て欲しい。

最後のインタビューまで・・・