【豊島将之八段】藤井四段の最初の高い壁

4敗戦でも

棋譜を見ているだけで、なんかね、「指導対局」のような雰囲気を感じてしまった。

解析をしても序盤から豊島八段優勢で以降変わらずで。

おかざき将棋まつり

今年の5月7日にこちらのイベントで非公式ながら初対局をしている様子をYouTubeで見ていたのだけど、豊島八段のイメージは大人しい人。

藤井四段と違う意味で大人しい。

多くは語らない感じね。

でも優しい感じ。

対局はなんかほんとあっという間に終わったイメージだったんだけどね。

その頃は藤井四段の連勝記録がやっと周知されてきた頃かな?

でも、昨日の対局はほんとに違いを素人おばさんにも感じさせてもらったわ。

改めて豊島八段を調べてみたら、恐ろしいほど天才だった?進行中よね。

大体、A級ってたった11人しか居ない中で現在成績トップ。

2勝してる。

しかも現在勝率3位。

まだ2敗しかしてない。

豊島八段クラスになると対局が全てタイトル戦のトップクラスって感じだから、その中で2敗ってバケモノかも。

プロ棋士になってる方は幼少で始める人が多い中でも4才でテレビを見て始めるって、4才でわかるもの?

小3の9月に6級で奨励会に入って、小学生プロの期待まであったって・・・

「3月のライオン」の桐山零の幼少期のイメージとダブルわ~。

でも、三段リーグに5期かかって中学生プロ棋士になれずに高校2年になったらしい。

でも、こういう経験がのちのち役立つんじゃないかと。

そっからがすごいかも。

10代で王将リーグに参戦。

十代でのリーグ入りは加藤一二三、屋敷伸之に続く史上3人目。ひふみん・・・時代が違うからなのか。やっぱりタダモノではない。

しかもその中できっちり2勝するところもある意味見た目はカワイイのに可愛くなかっただろうなぁ。

同じ年の順位戦が3期目のC級2組を10勝全勝で昇級している。

翌年も王将リーグに2年連続参戦。しかも5勝1敗で挑戦権獲得、六段に昇段しちゃう。

2007年度にプロ入りして2010年度にはタイトル挑戦。

2011年度C級1組からB級2組に昇級。

2012年度は竜王ランキング戦連続2回昇級。この頃から勢いが止まらない?B級2組からB級1組へ昇級。

2013年度は特になく

2014年度は第62期王座戦挑戦者決定戦で挑戦権を獲得!まぁ羽生王位から奪取ならず。 第3回将棋電王戦第3局にてAI将棋で勝利しちゃう。

2015年度第86期棋聖戦挑戦者決定戦で挑戦権獲得もまたまた羽生棋聖に阻まれる。

2016年にJT将棋日本シリーズで勝って棋戦初優勝! 順位戦もA級に昇級。七段になる。

などなど、プロ入り10年で順調にモンスター化しているように見える。

藤井四段に対して今度はタイトルとか昇段とかって話題が先行している感じだけど、力をつける時にきちんとつけて維持していく方がいいのでは?と思ってしまうのだけど。

三段リーグで苦労している人の強さも感じるんだよね。

素人ながら。

今度は豊島八段の順位戦とか見てみよう。