【映画 ローガン・ラッキー】感想。オーシャンズ・イレブンの縮小版?

強盗団の話だからね

オーシャンズ・イレブンは私の大好きジョージ・クルーニー様の代表作ですし、あちらもハイテクあり、爆弾ありって感じの工作で強奪するのだけど、ローガン・ラッキーもそれなりに楽しかったです。

スティーブン・ソダーバーグ監督曰く

これは「オーシャンズ」シリーズの従兄弟版だ

ってことです。

お金も技術もない「オーシャンズ」の真逆の作品ってことです。

それでも短い感じかな

あぁそれでも2時間10分あったんだ。

長い感じが全然しなかったかな。

いろんな展開があったし。

まず、ローガン兄弟の兄、ジミー・ローガンが娘と「カントリー・ロード」を歌うシーンから始まるんだよね。

娘もすごくて車の整備をしている父が工具を要求するのだけど、それを的確に渡してるし・・・って渡すだけで戻してないのが気になるのだけど。

そこで「カントリー・ロード」が流れるのだけど、これが後になってキーになるわけで。

ジミーは工事現場で重量車両の操作をしていたのだけど、突然解雇になってしまう。

ジミーはフットボールの花形選手だったみたいなのだけど故障して脚をひきずるようになってる。それを会社に見られて解雇されるってどこでもそんな話があるんだね。

弟のクライド・ローガンは戦争に行き左手を無くしていて義手だ。

その状態でバーテンダーをしている。

弟はローガンの呪いを語りだす。そう、タイトルは「ラッキー」だけど、ローガン家はかなり呪われた一家になっている。

そのお店に有名人らしき人間が来て、弟を馬鹿にする。

弟を馬鹿にされた兄はそれを許さないと喧嘩をしかける。

その間に弟はその有名人の車を炎上させてしまう。

兄はその場で「カリフラワー」とつぶやく。

弟はその言葉におののく。

翌朝、兄は弟のために朝食を準備する。

そこで弟は「カリフラワー」について聞く。

「カリフラワー」は兄が何かをするときの合図のようだ。

前に発せられたあと半年、少年院に入ったと弟は嘆く。その時13歳だ。

兄は作戦をきちんと書いてある。

弟は朝食を作ってくれたこともあるので協力することに。

まず、二人は刑務所のジョー・バングに面会に行く。

そこで二人は強奪を手伝ってほしいと計画を打ち明ける。

フリースペースなんだね。

しかもゆで卵が自販機で売られてて偽塩で食べてるって。。。

偽塩って?な感じ。

バングは弟二人を入れることを条件にする。

ローガン兄弟はバング弟二人のところに行くと二人は大義がないのにできないとゴネるが、最後には引き受けることになり、兄のところへ。

兄は弟二人にクマに会って荷物を受け取るようにという。

刑務所でどうやって連絡がとれるんだろう?

ローガン弟が軽微な罪で90日間の刑務所暮らしになる。

そして予定が早まってレース場の売上金強奪が始まる。

まず、バング兄が刑務所内で腹痛で刑務所内の病院に入る。

ローガン弟は病院内の作業にあたっている。

その頃、刑務所の食堂ではローガンの依頼で暴動をおこす。

刑務所内では暴動が起きたことを外部に知らせて応援を呼ぼうとしない。所長が自分の名誉のためにそうしないことを受刑者たちも知っていての行動のようだ。

刑務官を人質にして立て篭っている間にローガン弟とバング兄が脱走?(一時外出?)する。

レース場はローガン兄が働いていた場所だ。

レース場に陥没穴がありその修復作業をしていたときに、ロック解除の番号やお金の収集システムについて知ったことでこの計画が始まった。

まずカードのシステムをダウンさせて現金のみの対応とさせて現金が集中するようにしている。抜け目なし。

現金は各ショップからエアーシューターで集められる仕組みになっている。

すごいシステムだわ。

バング兄はグミと偽塩とあと何かで爆発させようとしているが、ローガン兄弟は腑に落ちない。

そこでいきなり化学式が出ちゃうあたり高学歴犯罪者って怖いなぁって感じ。

でもエアーシューターで一度集積所にいったのに、エラーでまた戻ってくる。一応爆弾なわけでしょ。

でも、「あ、袋を締めすぎた」ってことで酸素をもうちょっと入れることで無事爆発。

煙を発生させるだけで炎上するわけではなく、なぜそれが必要だったのかわからなかった。

そして彼らはバキューム状態でお札の吸い上げをしてゴミ袋に入れていく。

途中で、操作を誤ってしまい、ローガン弟の義手が吸い込まれてしまう。

ローガン弟の義手で足がついちゃうのぉ〜なんだけど。

全てが終わりかけたとき、なんと最初の頃に出てきた車を炎上された有名人がレーサーとしていてばったりと会ってしまう。

スポンサーらしく、ドライバーが棄権して「給料払わないからな」ってところで会う感じでそのままパンチして脱出成功。

一時外出の二人は今度はボヤ騒ぎの間に無事刑務所に戻る。

ローガン兄はなんとお金をガソリンスタンドに置いてきてしまう。

誰に相談もせず。

ローガン弟、妹は兄を無視する。

FBIが捜査に乗り出す。

ローガン兄弟、バング兄の行動に不信感を示すものの決定打がない。

有名人が告発するものの、一緒にいたはずのドライバーが「知らない」と言ったことで、すぐに申し出なかったことで信憑性がなくなる。

レース場は最終的な被害額がわからない中で捜査の打ち切りを申し出る。

損害会社から補填されるということだ。

バング兄が刑務所から出てくる。

自宅の庭になぜかお金が埋まっている。

そう一度ゴミ収集車にゴミとして出し、埋め立てられた状態のものを時間が経って掘り出したのだ。

そのあたりの経緯がイマイチ理解出来なかったんだけど。

ローガン弟のお店にバング兄、ローガン妹ローガン兄が集う。

そこに一人の女性。

ローガン弟に一人だからと乾杯をねだる。

そう、FBI捜査官の女性だった。

そこで終わるのだけど、まぁ途中でローガン兄の離婚した妻と娘がちょいちょい出てくる。

強奪の夜は娘のショーを観に行ったことでアリバイになっている。

娘は父が来てくれたことで「カントリー・ロード」を熱唱し、優勝する。

日本ではなかなかこういうストーリーはできないだろうなぁって思うスケール。

2時間あっという間だった。

でも、面白かったな。うん。