【映画 オリエント急行殺人事件】感想。初アガサ・クリスティーの世界

重厚な設定

オリエント急行自体がとても雰囲気のある設定でそれが雪崩にあうという。

というか・・・

なぜか始まってすぐにすごい眠気に襲われ、ジョニー・デップはどこに居た?な状態。

ほとんど観てなかったってことか?

ポアロの優しさ

気づいたら、ジョニデ演じるラチェットは惨殺されていた。

最初の盗難事件とかも展開が早すぎて(そのくらい寝てたということか?)意味がわかってない。

そしてオリエント急行に乗って本当は休暇を取ろうとしていた探偵エキュール・ポアロ。

きちんと意識が戻ったのはポアロがラチェットの異変に気づき、鍵を壊して部屋の中で起きたことを認識したところから。

撮影方法がユニークだ。

天井から見下ろす形でポアロの動きを追っている。

ポアロ自身が部屋に入ったわけではなく、医師のアーバスノットが12箇所の刺し傷があると断定する。

そこからオリエント急行の重役のブークの依頼で犯人探しをすることに。

一人ひとりに話を聞いていたのだろう・・・

けど、また意識がぶっ飛ぶ。

つまらなかったということではないのだろうけど、まぁ疲れてたのだろう。

結局、最後の謎解き犯人の説明でやっと目が覚めた状態。

だから

誰がどういう証言をしたのかわからないけど、なんかマジックのようなネタあかしが続く。

そんな証言なかったよねから次々と・・・

今回の殺人のキーワードは「復讐」

ラチェットの過去に起こした殺人を引き金に関わった人が乗客となっている状態。

ドラマ「相棒」でも同じような設定の事件があったような。

エルキュール・ポアロのケネス・ブラナーが主演でもあり監督でもあるんだ。

そっかぁ〜。

きっとハリウッドでは著名な俳優陣なんだろうけど、私にはわからなかったからなぁ〜。

それでも女優さんとかすごい深さを感じるよね。

初日のレイトショーでも結構はいってたし。

探偵だからなのか、ポアロは犯人を限定したが、警察に突き出すことはなかった。

そこが「相棒」の杉下右京との違いだ。

どんな事情があろうと「悪は悪」として見逃すことをしない。

ポアロは過去のラチェットのしたことによって悲劇が起こったことを認識し、オリエント急行を降りる。

警察には違う証言を行って。

殺されちゃったラチェットは自業自得ってことなのね。

オリエント急行の止まった感じとかは何かプラモデルなのだろうか?

あんな山谷のトンネルの手前なんて場所で撮影したとは思えないし。

ちゃんと観たいような・・・原作を読んでみるか?