核家族化なのに変わらないしきたり
- 作者: 佐光紀子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 新書
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なんて素敵な本でしょう。
これがベストセラーになって日本人の認識が変わることを祈ります。
女性は結婚したら何に変わるのですか?
病気をした時に
よく聞く話し。
奥さんが病気になった時に気にするのは家族のこと。
「ごめんね。ご飯作れなくて」という奥さんに旦那さんが言う言葉は「いいよ。自分で買って食べるから」
「・・・」
寝込んでいる人に対して言う言葉がこれですか?
なぜ自分のことしか考えられないのでしょうか?
妻という立場は病気になっても家族の「食」を守らなきゃいけないのですか?
という話を複数の人に聞きました。
我が家はどうか?
やっぱり同じかなぁ〜。
と言うか、これは我が家に関しては私も悪かったのかもしれないけど、依存体質になれなかった。
まぁしょっちゅう、寝ている夫ですので、自分まで寝込むことがなんか負けたことにように感じてしまったんだよね。
で、家事をやめてそろそろ1年半。
やめたくてもやめられない状況にさせられるのですけどね。
家の消耗品を買ってくるのは妻の役目ですか?
お風呂の石鹸がなくなっていた。
私は使わない。
だからなくなったとしても買ってこようとはもう思わないでいた。
頼まれてもいないし、仮に買ってきたとしても感謝もないのなら何もしないほうがマシだってことでね。
そうしたら・・・
私の洗顔用の高い石鹸で身体洗ってたわ。
最悪
そこまでするか?
泡だてばいいのかもしれませんが、それ・・・かなり高級ですけど。
トイレットペーパーにしてもシャンプー・リンスなどなどにしても、買うことは妻がしなければいけないことなんでしょうか?
私も仕事を思い切りしたかったです。
なので、別の形で出来るように今頑張っているところではありますが。
基本的に望まれていることは「家に居てほしい」
私は箱入り嫁なんですか?
ほんと2年前まで旅行なんて出来ないし、ちょっと犬猫の世話を頼んで出掛けたら、「君がいないと犬猫が・・・」ってプレッシャーをかけるメッセージ。
ほんと息苦しかった。
でもそれなりに頑張っていたのだけど、その頑張りもブチっと切れたね。
そう、私はそれなりに苦手な家事をこなしつつ、仕事もこなしてたわけだけど、夫という立場の人は無断で外泊をする。
別にね、いいよ。
でもね、連絡なしは何か合った時に責められるから連絡してとお願いしても叶わなかった。
だからもう何も頼まないし、頼まれないことにした。
体調が悪くてって状態で「夕飯食べる?」って確認したら「いる」ということだから作っておいたのに、夜中に「緊急事態で帰れなくなった。あとで説明する」のまま説明がないので、そのままです。
緊急事態ってなんですか?
ま、私に迷惑がかからなきゃいいですけどね。
あぁ〜愚痴。
こんな自分が嫌だから、多分「家事のしすぎ」は自分の中にあるちょっとの責任感。組み込まれたものって感じ。
いろんな理想?
出来もしないのに。
核家族じゃない時代はきっと家に誰かが居て豪華な夕飯があった。
それが嬉しかったんだろうね。
でも、今は子供が小さいうちから保活をしてまで妻は仕事に出なきゃなのに、家事までして・・・これからの時代は女性の平均年齢下がってくるんじゃないか?
やらせすぎだよ。
いろんなこと。
そしてしまいには自分は好き勝手にしているのに「自分は何もしてもらってないのだから」と生活費を渡さないという。
あのね〜、誰のおかげで仕事に出掛けられていると思っておりますの?
妻がいなきゃ夫なんて家を出ることもできないかもしれない。
妻は・・・仕事を持っているのだからそれなりに生きていけるんだな。これが。
私も最後は「家政婦と変わらないくらいのことはしてますので」って見えない家事のお金を請求しているのが生活費ってことになっております。
いつ何時なにがあってもいいようにほとんどが貯蓄です。
離婚したからって慰謝料がもらえるわけではないのでしょうから。
こういう見えない不満の積み重ねって慰謝料になるのですか?