【犬と私の10の約束】10年前の映画を観てやっぱり号泣する

主題歌がBoA

当時、観に行くのは危険だと思った。

犬をまだ飼っていなかったけど。

もう駄目だって感じ・・・

号泣するよね

Amazon ビデオで観たわけですが、ずっと無料で観られると思いながら、危険だよなぁ〜って思ってなかなか観られなかった。

2008年6月生まれの犬と2008年12月に家族になった。

この映画で出てくる10の約束。

それは主人公の中学生のあかりが子犬を飼いたいと母にお願いすることで、母は自分の余命が少ないことを知って娘に子犬を内緒でもらってくる。

そして母は飼うための約束をする。

  • 私の話をがまん強く聞いてくださいね

  • 私を信じて私はいつもあなたの味方です

  • 私とたくさん遊んで

  • 私にも心があることを忘れないで

  • ケンカはやめようね 本気になったら私が勝っちゃうよ

  • 言うことを聞かないときは理由があります

  • あなたには学校もあるし友達もいるよね でも私にはあなたしかいません

  • 私が年をとっても仲良くしてください

  • 私は十年くらいしか生きられません だから一緒にいる時間を大切にしようね

  • あなたとすごした時間を忘れません 私が死ぬとき おねがいします そばにいてね

もうここだけでも号泣。

我が家の犬も10歳になる。

映画ではゴールデンレトリバーの子犬なんだけどね。

可愛くてしょうがない。

中学生の頃は母が居なくなった寂しさ、父の忙しさで子犬ソックスの存在が彼女の支えとなった。

私の10年と中学2年からの10年はきっと意味が違う。

私は一通りのことを終えてやっと犬を飼える環境を手に入れた。

だからそれ以外は要らないと思えた。

それでも仕事をすることは犬たちにとっては不満だろうって思う。

だからできるだけ一緒にいられるようにと勉強をしているのだけど。

最初に父親の仕事の都合でソックスが行けない場所へ引っ越すことになる。

そしてソックスを預ける。

え〜ソックスと離れちゃっていいの?と心の中でブーイング。

かなり話が端折られて星くんに預ける。が、突然星くんは留学すると言う。

ソックスは?

誰が面倒をみるの?

ソックスは星くんの家から元のあかりのお家へ行くが、誰もいないことに気づき、路面電車に乗る。そこで保護された。

無事、あかりと父親と会うソックス。

寮へと戻るが、父はその寮の大学病院に辞表を出していた。

すぐに元の自宅へ戻る二人とソックス。

そこから獣医学部に入学するあかり。段々ソックスとの時間がなくなっていく。

ソックスの悲しそうな目をあかりは感じない。

あぁ身に詰まる。自分もそうなんだろうなぁ〜。自分本位になってるんじゃないかって思ってしまう。

隣でやっぱり今年10歳になる猫が一緒に観ている。つい、猫にも「ごめんね」って謝ってしまう私。

星くんが留学から戻り、リサイタルをする。そこに会いに行くあかり。

二人の距離はすぐに縮まる。

あかりの獣医学部の卒業式、母親の形見の袴姿にソックスがとびついて汚してしまう。怒るあかり。

ソックスの気持ちに気付こうともしない。

あかりは就職を旭山動物園にしてしまう。函館から旭川。

かなりの距離でしょ。

星くんと連絡が取れなくなり、星くんが交通事故の後遺症でギターが弾けなくなったことを知る。

そこでソックスにセラピードッグとなってもらうべく星くんに預ける。

ソックス効果で星くんはギターを弾くことが出来る。

あかりはソックスに感謝する。そして10の約束を少し思い出すが、仕事に戻る。

動物園で手術の準備をしているところに父からの電話。

ソックスがとうとう起き上がれなくなったと。

それでも仕事があると揺れ動くあかり。そんな状態では手術出来ないと帰れと言われ帰るあかり。

そこには横たわるソックス。

もうねぇ〜ティッシュの山よ。ボロ泣きで。

つい自分の飼い犬の最後を想像してしまう。

もう10歳になる。まだ元気だと思いたいけど、年は取っている。

父親が最後に母が残した10の約束のスケッチブックを渡す。

絵本には母の絵が・・・

あなたとすごした時間を忘れません 私が死ぬとき おねがいします そばにいてね

あかりの前で息を引き取るソックス。

悲しみは続かないもの?父と娘はソックスを埋葬し、ソックスの小屋を片付ける。そこにはソックスが写った写真が隠されていた。

そこには母からの手紙も。

そして月日が立ち、あかりが父に話しかけると父は「そういう花嫁の父的な言葉は受け付けない」と逃げる。

あかりは父が自分のために大学病院を辞めてやりたかったことをできなかったことを謝る。

でも父は辞めたことで違う出来ることが増えたと言う。

星くんと教会で結婚式をあげる。そこには母とソックスの写真もある。

もう泣かせられる要素しかない映画。

10年前ってことで、トヨエツがまだ若い?まぁ全員若いんだけど、加瀬亮の線が細いことに驚いた。この数年後に「SPEC」だけど、すごく細かった感じ。SPECのときも細いけど。

田中麗奈はまぁあまり変わらないな。うん。なっちゃんの頃の面影はないけど。

やっぱり犬系の映画は駄目だ。泣く。犬の寿命の方が短いのは理解しているけど、その時私はどうしたら?っていつも考えてしまう。

それでも観てよかったと思う。再度犬と向き合おう!って思えたから。