若い選手を潰すマスコミ
羽生選手が「死にたかった」
多くの人が驚き、そして同じように悲しくなったと思う。
選手は無防備
今の日本は歪みすぎている。
アスリートなのに、優勝すれば「アイドル」のような扱いを受ける。
一部のファンにそういう扱いを受ける行為は別に昔からあったのだと思うし、それが選手のモチベーションになるけど、マスコミが煽り持ち上げる行為はいかがなものか?
そしてあることないことを勝手に書く。
選手にしてみたら書いてほしくないこと、知りたくないことを雑誌やメディアから知るって嫌だろうな。
羽生選手の言葉はどれが?って思う。
「週刊誌の問題があって、何回も死のうと。でも生きててよかった」
ここまで追い込んじゃうことってどうなの?
選手がそう思う記事を望む一般人はいるの?
もっと励ますような媒体になれないのかな?
人の揚げ足とりのような記事がどれだけ本人を傷つけてしまうのか。
一流アスリートになる年齢は低年齢化している。
羽生選手だって「23」なんだ。
大学卒業したばかりの人や1年目くらいの年齢なんだ。
しかも彼らは自分の道のトップになっただけで別に大御所になったわけでも何でもない。
それを勝手に書く行為でお金を儲けようとする汚い社会がほんとに嫌だね。
日本全体のこととしてアスリートを守る仕組みを考える人はいないものか?
肖像権だなんだってお金の部分を守る仕組みはあっても選手の精神を守る仕組みがないってほんと嫌だね。
そして「朝日新聞」の卓球協会への出禁報道。
このくらいのことをして選手を守る仕組みをとってあげて欲しいわ。
朝日新聞という日本を代表する新聞社の記事。
朝日新聞デジタルということで一部が有料化された記事になっているけど、私も読んだ。
〈日本卓球協会の宮崎義仁・強化本部長は10日、「日本代表の選手らに対し、試合時のマナーについて注意喚起をした」と明らかにした〉
1月の全日本選手権の男子シングルス決勝の場面、勝った瞬間にコーチの父親に抱きつく映像は確かに見たし、その後の握手の映像はなかった。
それでも順序が違えど、握手をしなかったことはなかったって。
それでもこういう報道が出ただけで本当だと思う人は多くいてそしてネット社会で張本選手が批判されることとなる。
ネット社会
良くも悪くも普通にしていても自分の記事が目につく。
そして若くして日本一になった選手へのやっかみとも言える記事も増える。
それを増長することってどうなの?
そして「握手があった」と記事を訂正したってことになっているけど、その記事を私は見ていない。
「握手していない」という記事はすぐに拡散するが、それを否定する記事は拡散しない。
悪いことは叩く材料として拡散するという事実。
報道はどう思っているのだろう?
「弊社の担当記者は日本卓球協会の説明に即して記事を書きました。その後、同協会などから指摘があり、記事と見出しを一部修正・加筆しました」(広報部)
拡散させたの?
過去の記事を書き直したところで、前日の記事がトップに来ることはないんだよ。
そして、「週刊新潮」的には卓球協会から朝日新聞が出禁とされたと。
まぁこれもどこまで本当かわからないけど、そこまでして選手を守ることが求められる。