【原作 ブラックペアン1988】数年ぶりに読み返してみた

ドラマとの相違点

ドラマ「ブラックペアン」の第1話を見て、原作を無性に読みたくなった。

部屋の大捜索をしてみたのだけど、なくて、再度購入。

結局「バブル三部作」全作品を読んでしまった。

3部作全部をドラマ化するだろうな

海堂尊先生は「田口・白鳥シリーズ」の「チーム・バチスタの栄光」が有名だ。

その主人公である田口先生が初登場するのがこの「ブラックペアン1988」

チームバチスタは田口先生が40歳設定であり、「ブラックペアン」では研修医という立場でほんのちょっと登場する。

そして、「ブラックペアン」ではその後の物語の主軸となる人物の若い頃が描かれている。

今回のドラマは二宮和也が演じる渡海征司郎が主人公だけど、この「バブル三部作」を通しての主人公は竹内涼真演じる世良雅志だ。

今後、世良でバブル三部作をドラマ化してくれるかな?って思いながら読んでみた。

ドラマの第1話を読んでいたので読み進める中で頭の中には役者さんが動き出す。

自分で想像して読んでいたよりもよりリアル。

佐伯教授の内野聖陽は想像よりも若いイメージ。って、内野さんってまだ40代!?ってことに驚きすぎな自分。あまり私と変わらないんですけど。

だからといって、他に誰?って言ったときに浮かばないなぁ〜。

そして田口・白鳥シリーズでは教授となる高階権太の小泉孝太郎。

うーん、こっちも線が細く感じてしまった。

まぁこれから彼らが作っていくのだろうけど。

そして、ニノ演じる渡海先生ね。

まぁ小説上ではもっと大柄なイメージなんだよね。だからそこの点が違ってしまうけど、まぁセリフや心情的にはニノ頑張ってると思う。

一番のはまり役は猫田麻里役の趣里かも。

手術室の看護師主任の役なんだけど、ちょっとの時間でも寝ようとする。でも、嗅覚は敏感で渡海先生をもきちんと掌握しているそんな役なんだけど、媚びることなく、自然体なんだけど、バランスがいい。

ニノとのバランスがとてもいい。

ネコってあだ名なんだけど、彼女の切れ長の目がイメージにピッタリで、これからが気になる。

そして花房美和役の葵わかなね。彼女は原作ではもうちょっと線が細いイメージ。ドラマでは葵わかなの強さが出ちゃっているような気がする。

最終的には世良先生とデートしたりするのだけど、ドラマではそこの部分をどうするだろう?

原作の世界観を残した脚本だからちょっと違うのだけど、まぁ渡海先生の思惑を抱えた状態で進んでいくのだろうな。

最初にも出てきたレントゲン写真と佐伯教授の机の上の「ブラックペアン」

これから2ヶ月後にどういう展開にしていくのか楽しみだ。

メインどころ以外の俳優さんの役どころがいまいちわからなかったのだけど、今野浩喜が誰なんだろう?って思ってたら、5年目の医師の関川だった。

微妙に絡む役だな。

岡田浩暉は最初の10分で終わってしまったし(原作には登場してない役)、帝華大学外科教授の西崎教授役の市川猿之助が・・・

海堂尊先生の小説はやっぱり読みやすい。でも、電子書籍にはNGなんだろうな。10年経っていても何も電子書籍化されていない。

うーん、なんか彼のやっていることに矛盾しているような気がしないでもないのだけど。

で、結局またバブル三部作を購入したわけで。

「ブレイズメス1990」

「スリジエセンター1991」

これらも読んだ。

渡海先生はこの作品のみの登場だけど、次の2作品は共通のインパクトのある先生が登場する。GACKTがぴったりだと思うのだけど。

それ以外には想像できない。

GACKTでやらないかしら?