スーパーボランティアおじさん
もし、このスーパーボランティアおじさんが現地に行かなかったら、子供はどうなっていたのだろう?
地元の人を何人投入しても発見出来なかった。
そこには「子供はこんなところに行かない」という既成概念が邪魔していたのではないだろうか?
いろんな経験
昨日の朝、出かけるときに子供が保護されたという報道を聞いた。
でも、それ以上のことが出てこなくて、「え?どこに居たの?」って気持ちしかなかった。
そのうち、ボランティアの人と一緒に発見されたとかってことで、朝早い時間から意味がわからない状況だった。
それはマスコミも同様だったのだろう。
訝しさの含みを感じる報道
それを私も感じたのだと思う。
それでも、実情がわかるとマスコミは手のひらを返すように今度はボランティアの人のことを調べて報道し始める。
大分から前日に来て捜索に加わったボランティアの方。
朝のワイドショー、お昼のワイドショーはこぞってその人から話しを聞く。
そのために大分のご自宅にまで押しかける。
まぁ迷惑千万な行動。
2才児が3日も一人で居るはずがない。
それがきっと多くの人の中にあった。過去の事件を見てもそんなのがあるから。
それが本当にまさかの一人で居た2才児。
当初からメディアに出ていた写真に写る子供は2才児とは思えないくらいしっかりとした顔つきに見えた。
2才児のイメージって言葉を発し始めて、イヤイヤ期に入って・・・
活動的な子供は本当に活動的なんだろう。
見知らぬ土地でおじいさんから一人離れて帰るとかしてしまえるくらい、自立している感じなんだろうな。
でも、誰も居ない家に戻ってそこからまた冒険に出てしまうあたり、ほんとすごい人になると思ってしまう。
普通だったら、まず、駄々をこねてでも大人を引きずり込む。
来た道を戻る。
誰も居ない家で大声で泣いて、寝て待つ。って感じじゃないかと思うのだけど。
山に行って3日、彼は大声で泣かなかったのだろうか?
山には捜索に行かなかったのだろうか?
2才児ってことで捜索の目が井戸とか側溝とかそんな感じに見えていたけど、山に行くなんて予想は出来なかったってことなんだろうな。
そして、スーパーボランティアのおじさんはいろんな経験をしていて、以前にも同じようなことがあって、親に様子を聞きに行って20分で発見して。
警察に「渡せ」と言われても自分の意思を貫いて自分で親の元へ届けた。
大体さ、警察の「渡せ」ってどこから目線?
しかもなんか補導をしたような感じの写真に違和感しかない。
お盆の時期、見知らぬ土地に行って多くの事件、事故でお盆休みの予定だった人がお盆休みが取れなくなることが多々ある。
子供の行動は予想が出来ないとは言え、やっぱり配慮が必要だなと思った。
発見された子の将来がとても楽しみだけど。