【病気だけど病人じゃない】突然倒れた友人の心境

後遺症もなく退院

10月11日に連絡があった。

「○○がくも膜下出血で倒れた」

小学校の1年生からの友人・・・そして高校まで共に部活に励んだ仲。

突然のことにうろたえた。

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本人は意識がないから

一般的にくも膜下出血で倒れたら、最悪を考えてしまう。

私は身近な人間がくも膜下出血で亡くなっているから余計に考えてしまった。

でも、ご家族はあまり情報を拡散しないで欲しいとのこと。

それでもチームメイトという仲間に伝えないでおくことは難しかった。

25年くらい会っていないけど、それでも再会の場が最悪な場面は嫌だって意識しかなかった。

3週して彼女は後遺症もなく生還し、退院した。

私は直接ご家族とやりとりをしているわけではないし、「生還した」の一言でもう満足なんだ。

生きててくれただけでほんとに。

でも、このきっかけで小学校のときのチームメイトが集まることになった。

みんなで何か出来ないか?

なかなかみんなに伝わらないもどかしさ。

でも、違う見解をもらう。

本人は後遺症が出なかったこと。周囲がどれほど大変だったということがすっぽりと抜けていて、体力はなくなっているけど、きっと意識はしっかりとしているんだろうね。

病人扱いされることにかなり拒否感があるらしい。

って言われたらガッテンがいった。

あぁ浦島太郎状態なんだって。

それなのに自分の自由にならないもどかしさと、病人扱いされることへの違和感なんだろうね。

で、私がみんなと集まってしようとしてたことは「病人」に対するお見舞いだったり励ましだったりだった。

当人が「病人扱いされることへの拒否」があるのなら、それは親切の押し売りだな。

だからってさ、いいおばさんにぬいぐるみだ、絵本だって言うのも変じゃないか?

私は寄せ書きを送りたかったが、言葉はNGらしいね。

だって励ましてもしょうがないし、頑張ってるんだから。

ってことを知ったね。

ま、このきっかけでみんなが連絡を取り合って、初めての掲示板体験をしてもらって書き込みをしてもらっている。

掲示板なんて終わったコンテンツだと思っていたけど、それを知らない同世代っていうことに若干驚きながらもスマホでみんな頑張ってる。

私が思いのたけを長文で改行、絵文字なしで入れた文章を3回も4回も読み直したって・・・

うーん、老眼で見えなかったらしい。

オチがあるけど、やっぱりね、最高の仲間だわって思った。

で、生還した仲間が戻ってくることを信じて疑わないしね。

彼女だったから集まるのかもしれない。

まぁ私も彼女だったからここまでしているんだろうけど。

まぁIT格差を感じながらもみんなの努力を感じて感動してるわ。

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