【映画 君は月夜に光り輝く】感想。発光病とは現実にあるものなのか?

永野芽郁が可愛い

数年前まではどこにでもいる女の子って感じだったけど、朝ドラを経て、この映画が最初なんだろうな。

そして3年A組での存在感。

楽しみな女優さんかもしれない。

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北村匠海は悲劇のヒーロー

北村匠海を最初に知ったのは1年半前に公開された「君の膵臓をたべたい」だ。

主演ってことだったしね。

役柄としたら今回と同じ。

余命のない女の子と知り合って好意を寄せていく。

前回よりも良い感じだったと思う。

高校生であんな出会いと別れを経験してしまった人は将来、どうするのだろう?

ずっとそんなことを思ってしまった。

自分自身、男性女性問わず、まだ身近で死を迎えた人はいない。

永野芽郁演じる渡良瀬まみずは発光病で余命ゼロ日だと言う。

同じクラスになった北村匠海演じる卓也は新しいクラスで書いた寄せ書きを持っていくことになる。

そこで会ったまみずから「また来てくれる?」と言われ、また訪れるが、そこで大切にしているというスノーボールを壊してしまう。

謝罪のために何かする。

その言葉にまみずは卓也に「自分がしたいことの代行」をしてもらうことに。

  • ジェットコースターに乗りたい。

耳付きカチューシャをしてジェットコースターに乗り込むと同じように一人で耳付きカチューシャのジャングルポケットの斎藤が。

変な関係のようで面白い。

そして

  • ビッグパフェを食べたい。

すごいサイズのパフェを食べる。

まみずの要求は容赦ない。

iPhoneを買うために夜から行列に並ばせたり、ヴィーナスフォートを撮影したり。

卓也もまみずに好意を持ち始め、まみずが喜ぶことをしたいと思いだす。

そして夏休み前に文化祭で行う劇が「ロミオとジュリエット」となった。

まみずに伝えるとまみずがジュリエットのセリフを言い出す。

まみずがしたかったこと。

卓也はジュリエット役に立候補する。

ロミオは中学時代に本当はまみずと「ロミオとジュリエット」をするはずだった香山だった。

香山と卓也はクラスメートではあるが、その前からの知り合いだった。

卓也の姉と香山の兄が付き合っていた。そして香山の兄が発光病で亡くなっていたのだ。そして卓也の姉は後を追うように交通事故で死んでしまっていた。

その後悔の念があったのかもしれないね。

卓也の女装・・・うーん、うーん。顔が濃すぎるわ。

及川光博がお父さん役だったり長谷川京子が母親役だったり、優香が看護師だったり、すっかり落ち着いた役になってしまっているのねって複雑な心境。

余命ゼロ日を精一杯生きたまみずがほんといじらしい。

卓也は医大へ進学した。

「君の膵臓をたべたい」のような号泣のシーンはないが、押し殺した表情がなんとも言えない。

永野芽郁の息苦しさも。

来年の「日本アカデミー賞」新人賞になるかな。

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