【萩原健一さん】破天荒な生き方と人間力

寛容な世の中だったのか?

ショーケンさんはなんと4度も逮捕されている。

それでも最後まで現役だった。

今は1度でも逮捕されたら終わるような扱い。

時代が許さなくなっているのか?

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乙武洋匡さんの疑問

「4度逮捕された萩原健一さん、3度逮捕された内田裕也さんは『カリスマ』と持ち上げ、新井浩文さん、ピエール瀧さんは徹底的に糾弾し、『復帰は許さない』とするのは何故なんでしょう」

それはマスコミの「薄さ」なんじゃないかと思う。

昔のリポーターの人に「厚さ」があったとは思えないけど、ただ糾弾するだけではない感じ。そして今は「糾弾」が「共弾」となって無関係の人までが参加して「許さない」という。

他人を糾弾できるあなたは何様ですか?

マスコミは「共弾」を受け、なぜか自分が正しいと言わんばかりの報道に偏る。

作品までもお蔵入りさせてしまう不寛容さ。

ちょっとくらいやんちゃしてくれている人が人を魅了する。

自分にはない魅力を求めているのではないだろうか?と思うんだ。

自分と同じような人ばかりの世界に憧れるだろうか?

映画の中の人には自分とは違うものを求める。同じ人間なのに。

それがちょっとでも「法」に触れたらすぐに拒絶する。

80年代、多くの芸能人が大麻だ、コカインだってことで逮捕されている報道があったように思う。

それでもほとんど人がそのまま復帰して今や「大御所」だよ?

新井浩文はさすがに被害者が居るから難しいのかもしれないけど、ショーケンだって暴行事件を起こしているわけだから(まぁマスコミとのいざこざだからどっちが被害者かわからないけど)と思ってしまう。

新井浩文の起用はあのちょっと「危ない」感じでしょ?

それってやっぱり内にある「危うさ」でしょ?

ピエール瀧はきっと1年後には復帰しているように思うんだよね。

でも、薬のない彼が今までと同じ魅力を見せてくれるのかはわからない。

薬をした彼を私達はいい役者と思っていたかもしれないわけで。

この不寛容な世の中、どうなっていくのだろう?

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