【映画 記憶にございません】感想。エンドロールが短くていい感じ!

三谷作品の中では好きだわ

三谷ワールドはたまにすごい豪華な俳優陣なんだけど、理解不能でって作品が多いのだけど、この作品は好きだわ。

出演者が豪華なんだけど、主演ってことを立ててないのか?

まぁ中井貴一が主演的な感じなのだろうけど。

だから、エンドロールでも出演順って感じの紹介。

珍しいよね。

笑える作品

三谷さんの言いたかったことは、個性は個性で大切ってことか?

中井貴一演じる黒田啓介首相。

オープニングは病院のシーンから。既に記憶がない状態からのスタート。

それでも、記憶がないままに街を彷徨うと自分が嫌われていることを嫌でも感じる。

ディーン・フジオカ演じる首相秘書官の井坂は嫌われている原因として、開き直った姿や暴言の姿を見せる。

うーん、首相が突然開き直って「記憶にございません」と言うことは過去にもあったけど、あそこまで態度が開き直りすぎた感じではなかったか?

支持率2%台って大丈夫なのか?

俳優さんがほんと豪華。

首相夫人が石田ゆり子。きれいだわ。

官邸料理人が斉藤由貴で、事務秘書官が小池栄子。

小池栄子のダンス・・・「私旦那をシェアしてた」と同じような。。。まぁ次期的には映画の撮影の方が先か。

息子が濱田龍臣。もう19歳。メガネのせいか、かっこよさはまるで感じず。

引きこもりのゲーマーの雰囲気そのまま。

おばさんの思ってる現代のゲーマーのイメージそのものかな。

首相の妻のお兄さんがROLLYだったんだ。誰だろう?って思ってたけど、全然わからなかった。

縮んだ?

ギター弾いてるシーンがあったんだけど、「えー誰?」状態。

ROLLY、相変わらず年齢不詳だわ。

で、古株の官房長官の鶴丸が草刈正雄でゴシップ記者が佐藤浩市。

野党議員で首相の不倫相手だったのが吉田羊。

いつも出ているキャスター・・・つけまつげが長すぎて顔に影ができてるのがすごく気になってたんだけど、まさかの有働由美子アナ。

ROLLYくらいわからなかったわ。

で、まぁはっちゃけた刑事役で田中圭。

最後はなんか変な力を出してて一気に持ってく勢い。

内容はね、まぁそんな支持率のない自分勝手な首相が頭に石を投げつけられて記憶を無くすというところから始まるわけで。

記憶がない状態でって、今年の年初にやってた「刑事ゼロ」のような感じだわね。

刑事も記憶がなくなったら使い物にならないけど、首相はもっと大変だろうなと。

それでも、首相秘書官がちゃんとしてたら大丈夫ってことなのか。

そして、周りははっきりとした会話をしてないから「あれ」で会話が成立してしまう。

だから案外バレずに済む。

が、首相は突然、中学時代の恩師を呼び、政治を教わる。

そのことでこれまでのやり方を変えていくことをする。

官房長官が権力を持っている中で首相も官房長官が決めるの?って感じで、現実も?と勘ぐってしまったりして。

一番の衝撃は佐藤浩市のキャディ姿。佐藤浩市を女装させるなんて三谷さんくらいじゃないか?

きれいではない。。。

結構、時間にしたら140分だから長い方だけど、あっという間だった。

展開が早いといえば早いし、笑えるポイントと考えさせられるポイントとがいい感じ。

ディーン・フジオカが・・・やっぱりカッコいいわ。