【映画 影踏み】感想。公開2週間のレイトショー・・・

観に行って良かった

本当は2週間前にチケット予約をしていた。が、風邪をひいて断念。

今週は特に観たいものがなかったので、やっと行けた。

22時近い開始時間でもしや貸し切り!?と思ったが、同じことを思っただろう人がもう一人いたってことで二人だった。しかもなぜか同じ列。。。

群馬の風景

冒頭から前橋刑務所。

事前にあまり情報を仕入れずに行くのだが、見た瞬間に「おぉ〜前橋刑務所だ」と気づく。

レンガ造りの塀とあと、最初のシーンで群馬県庁が後ろに見えてたし。

最近、群馬ロケ作品増えてきてるなぁ〜って感じ。

あと、ドライブインの自販機群。

すんごい懐かしさ。まだあるんだね。ハンバーガーやらおそばやらの自販機。この辺・・・(群馬以外)では見かけたことはない。

広瀬川もとてもいい感じ。

私は最初、違う川だと思っていたのだけど、広瀬川ってあんなに長かったのねってイメージで。

変な話、この映画の主演はアーティストであって俳優さんではない。

それでも、山崎まさよしと北村匠海のコンビは映画の世界観に合っていたと思う。

北村匠海・・・子役から案外俳優さんをしていたようだけど、印象にあるのは2017年公開の「君の膵臓を食べたい」からだ。

正直、あまり上手だとは思わなかったが、高校生役だしって感じくらいだったが、すごく上手になったって印象。

山崎まさよしは・・・俳優さんじゃないの?ってくらい。あぁそれでももう9作品目なんだ。

それにしても女優陣が豪華すぎ。

大竹しのぶに尾野真千子、根岸季衣、中村ゆり。

最初はストーリーがまるでわからずに観ている状態。

山崎まさよし演じる真壁修一が「ノビ師」と呼ばれる泥棒で、入った場所で中村ゆり演じる葉子が放火しようとしているのを止めて、なぜか竹原ピストル演じる同級生の聡介に逮捕される。

って、竹原ピストルだってアーティストじゃん。

そして、2年後に出所したところから話は始まるのだが、出所したところで待っているのが北村匠海。

関係性がまるでわからないが、修一のことを「修兄」と呼ぶ。

まさか本当の兄弟役だとは思わなかったのだけど・・・

北村匠海は弟の啓二ということなのだが、二人は双子だと言う。

もう「え?なんで?」な30分なわけで。

修一の隣には啓二がいるが、そう言えば、啓二が修一以外と話しているシーンはないなと。

尾野真千子演じる安西久子は幼稚園の保母さん。役とは言え、子供だらけの中、笑顔で保母さん役ってすごいなとヤクザ役以上に尊敬するのであった。

そこの出入りの業者として登場するのが滝藤賢一演じる久能。

滝藤賢一が普通の役!って思っていたが、最後にはちゃんと滝藤賢一らしさのある役でした。

結局、自分が助けた形の葉子のことを調べると、いろんな登場人物が出てくることに。

聡介が溺死し、葉子との関係があることを知るのだが、「誰が?」ってことで、葉子の周囲の人間が次々に襲われ、修一のところにも来る。

まさかの人物。

そして、双子ならではの感情を久能も双子ということで語りだす。

大竹しのぶが年相応におばさんになってて、嬉しくなったわ。

それよりも根岸季衣のイメージは全然変わらない。昔から老け顔だったから?

20年前の事件に引きつられている人間関係。

最後は無事にほどけていくのがまぁいい感じで。

前橋の町並みは変わらずで高崎のスナック街が残っていることがすごいなと。