【小豆島】1周しながら右往左往

来て良かったと思える場所

小豆島に来たのは初めてだった。

今まで特に来たいと思ったこともなく、今回も「どこか島へ行こう」くらいの感じで一番行きやすい場所で決まったのだけど、来て良かったと思う。

来年以降、もし行く場所がなくなったらまた来てもいいと思う。

スタートは大部

小豆島の地図は横長でそのまま東西南北でいいらしい。忖度しているのかと思っていたが。

大部はちょうど真北の位置。観光地と言われる場所は南部に当るから、とりあえず車でスタート。

時計回りで最初の目的地を「二十四の瞳映画村」にした。約1時間ほどだ。

でも、日の出直後の海に私は他に通行する車も皆無だったから、止めては写真を撮ってとなかなか進まない。

8時くらいに出て、オープンが9時だったからちょうどいいと思っていたが、9時半くらいに到着した。

北東部は太陽がきれいに海に反射していたが、南東部の「二十四の瞳映画村」は大荒れだった。

寒波がどうのってことだったけど、寒いし、風はすごいし、寒村って雰囲気そのままだった。

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ここは、映画村の中の「ギャラリー松竹映画館」の上「Book Cafe 書肆海風堂」からの景色。

国旗が上がってるところがセットの校舎。私は最初に本家の岬の分教場に行ってからだったから、両方を見たのだけど、すごい再現性があるなぁって思った。

「二十四の瞳」はいろんな女優さんで映画化されている。

私の印象は田中裕子さんかな。

これからの時代にもきっと作品が作られていくのかもしれないけど、響くのだろうか?

大正・昭和の激動を知っている世代だからこそ共感出来る人が居たのかもしれないが、私自身は小説を読んだことはあるはず(教科書に載ってた?)くらいで、映画は実は誰の作品も見たことがない。

一番最初の高峰秀子さん作品を見てみたい気もするのだけど。

とりあえず、この寒さから脱出ってことで次は「オリーブ公園」

ここのギリシャ風車の近辺は魔女の養成所なのか?多くの人が箒にまたがってジャンプをしていた。。。

まぁそれを必死に撮っているわけですが、うまく撮れているのでしょうかね。

でも、ほんの30分くらいの場所なのに、こちらは暖かい。海辺じゃないからかな。

風はあったけど、そこまで寒さは感じなかったかな。

ここのレストランのメニューにちょっと惹かれたのだけど、「迷路のまち」へ行こうと思っていて、街中だから期待できるかもってことで我慢をして「迷路のまち」へ。

その前に「エンジェルロード」の看板を見つけたので、まずそちらへ。

海辺寒い!!

夏だったらきっと歩けるくらいの道が出来てましたが、冬場に渡る人はいないでしょうね。

さて、「迷路のまち」へ行ったわけですが、ほんと「迷路」というか、結局、最初のお店がお休みだったり、どこに停めていいのかわからずに路地を右往左往して断念。

危ないし。

宿で手にとったパンフレットを忘れてしまったのがほんと痛かったわ。

さて、行く場所はたくさんありますので、次は「寒霞渓」です。

ロープウェイ駅を目指したら、なんと山頂駅でした。

え?山頂?

お腹も空いてたから、山頂駅で正解だったのだけど(山頂駅にしかレストランがない)、さて、何を食べよう?

「彩り野菜カレーそうめん」

そうめん?

そうだ!小豆島は「そうめん」が有名なんだった。

これがかなり美味しい。最近、うどんが食べられないから助かった。

まぁ普通にカレーライスとか他にもメニューはあったけど、そうめんはまだ食べられるし、好き。

うどんは食べすぎてしまったのか、食べたいと思えないのだ。

さて、山頂駅で眺望は楽しめるが、どうするんだ?とレストランの女性に聞いたら、ハイキングコースで降りてロープウェイで戻ってきたりされるといいですとのこと。

え?そうなの?

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1時間くらいのハイキングコースがあるけど、どっちに降りる?

悩む・・・

結局、表登山口に行ってみた。

落ち葉と昨日の雨で怖い感じの下り道。舗装されているのだけど、1歩1歩って感じ。

途中、切れ切れに岩が見える。

この島がほんと岩なんだってことがわかる。

登る気にはなれないけど、下りはまだ行けた。

ロープウェイで戻って、ソフトクリームをやっと食べる気になった。

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さてと、あともう1箇所行ってみようかな。

「二十四の瞳映画村」で思い出したのだけど、私にとって小豆島は「八日目の蝉」の撮影地だったわ。

そう、それで「そうめん」が作られていることとか知ったのだった。

そこでやっぱり作中で印象的だったお祭りのシーンの場所を見てみたい!と思ったのだった。

「中山千枚田」

段々畑が繋がっている場所。

きっと観光客が多かったのだろう、道路から下へは入れなくなっていた。

これで一通り、いっかな?

ってことで早めに戻ってきたのはいいが、お風呂には入れそうにない。

さっさと食事をしてのんびり入ろう。

(現金が枯渇気味になり宿のお風呂で我慢することにした)

写真が取り込みだけでも大変で、こんな時に限って(?)Adobeがインストールされてない?

最近、なんにもしてなかったもんなぁ〜。

ってことで、輝度が高すぎだったり、曇でどんより〜としすぎててそのまま出すのは厳しい写真が多い。

そんな天気模様の大晦日だった。