【映画 ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋】感想。笑えてほっこりする映画

アメリカの政治物だけど

アメリカの政治物ってすごいドロドロが多いけど、この映画は、アメリカ大統領戦を目指す女性とその周囲のほっこりとした笑いがある映画。

おバカムービーって言えばその類になりそうだけど、こんな女性大統領が誕生すれば世界がもっと幸せになりそうな気がする。

主演女優の年齢が・・・・

主演女優のシャーリーズ・セロンがとても落ち着きがあって、木村佳乃が昨年出演した「記憶にございません」で演じた大統領みたいだった。

世界が女性大統領を熱望しているのか?はたまた、まだまだ夢物語なんだよと題材にしているのかはわからないけど。

現大統領が次期大統領選へ出馬せずに映画スターになる!というところから物語は始まる。

国務長官という責務の中で大統領を目指すシャーロットはどんなに眠くてもしっかりとした女優を演じきる。

そう、きっとこういう役職の人は自分を殺していかに世論の求める人物像になるかってことが勝負なんだろうね。

大統領戦を戦う上で、ライターを探す。

その時に、会社が買収されたと解雇されずに自ら退職したフレッドが出会う。

二人は隣人で元々、シャーロットがフレッドのシッターだったという間柄。

16歳で13歳のシッターって?って感じなんだけど、日本語的には何になるんだ?

普通、この関係だと・・・難しいよね。中1男子を高1女子が見てるって関係って。

もう少し年齢が離れてたら、家庭教師ってことになりそうだけど。

まぁそんな関係の二人が25年ぶりに再会し、シャーロットはフレッドの書いた記事を見て採用を決める。

お互いの礎の部分を知る間柄。特に記事を書く人間にとって、スピーチする対象のことを知っておくことって大切だなって思った。

元々から持っていた信念を盛り込む。

フレッドはきっとシャーロットから影響を受けてジャーナリストになったところもあったのかもしれない。

政治のために記事を書くことはフレッド自身、望まないことではあったが、それでもファーストキスの相手からの誘いにOKする。

それから外交について行き、スピーチ原稿を書く。途中で政治的な変更を頼まれて、政治的なことを飲み込めないフレッドは辞めようとするが、それでもシャーロットにうまく宥められたってことなんだろうな。

シャーロットにしても素の自分を知る人間が近くに居ることの安心感があったんだろうな。

そして、外交先で反政府から攻撃を受け、死に直面し二人は結ばれる。

秘書のマギーはあまりいい顔をしない。

まぁ大統領夫?ってことになるとそれなりの人を望んでしまわれるから。

シャーロットはそんなマギーの親切心を拒否する。

でも、大統領と支援者にフレッドのシモネタで脅されてしまう。

大統領戦出馬表明のスピーチ、シャーロットはぶっちゃけて自ら脅されていた事実を生中継で話し出す。

そしてそのシモネタはネットに拡散するが、堂々と交際宣言をしたことで、大統領になる。

夢のような話し。

今年、アメリカは大統領戦?

もう3年経ったんだ。トランプ大統領になって。

さて、アメリカ国民はまたどんな舵をとることやら。