今やなくてはならないお店
今やじゃないな。
もう初めて知った時からなくてはならない存在って感じ。
今のようないろんなところに店舗があったわけじゃなくて、ちょっとした空きスペースで催事的にやっていた印象が、いつのまにか身近な存在になってたよね。
がっちりマンデー
日曜日の朝7時半からMC加藤浩次さん、進藤晶子さんで結構な長寿番組になりつつある番組。
「ダイソー」が今頃って言うのがすごい意外な感じなんだけど。
「ダイソー」って10分圏内に3箇所くらいあるなぁってくらい、身近になってるくらい。
会社は「株式会社 大創産業」という本社が東広島の会社。
世界に4950店舗
年商4200億円
桁が違いすぎる・・・
そんな会社の社長さんはどんな人なんだろう?って感じだったけど、謙虚な人ってイメージ。
しかも加藤浩次もびっくり
目標
予算
ノルマ
を今まで作ったことがない!!!!
で、なんでこんな規模になれるんだろう?
経営改革より超人間的な会社
ここにヒントがあるのかもしれないね。
会社を作るのは・・・人そのもの!!!
薄利多売なんて普通にやったら儲からないことを儲かるにするのはこういう考え方がなきゃ無理なのかもね。
1時間の売上高が1億1500万円 1時間のレジ通過客数が23万人
すごすぎる数字だわ。
総本山、広島本社にがっちりマンデーさんが取材。
まずは、「TBSのがっちりマンデー御一行様ご来社くださいました」との社内放送から。
全員が起立して「いらっしゃいませ」
こういう体質なんだろうな。
9時から全員一緒にラジオ体操。 その後は役職立場関係なく全員で掃除。しかも声を掛けながら。当たり前になってるんだって。
10時にはなぜか作業着に着替えて荷降ろし。
ここは一応本部なんだけど、ここでも部署立場関係なく荷降ろしを週に1回自ら荷物を降ろして積んで運ぶことをしているらしい。魚屋のおやじにしか見えない部長さんとか・・・
- 体を動かす
- 声を出す
- みんなでやる!
が自然になってる会社だわね。年商がいくらになろうと創業時から変わらない伝統をきちんと守ってる。
社長が11時に東京出張から戻ってくるのだけど、社長室というものはないのか?社内をウロウロ。
社長室はなくてプラプラしているのが仕事らしい。
ファイルがあってそれは今やパソコンで見てって時代なのに新店の外観写真に売上を付箋で貼ってるらしい。それを確認するのが社長の仕事?
100円になったきっかけも夫婦手作業で値札を貼っていてそれが大変だったから「全部いっしょでいい」ってことで「100円均一方式」が誕生したらしい。。。
マメな人だったら(まぁ普通に考えたら)こんなお店採算が合わないよね。
ダイソーの魅力
いろんな種類というかいろんなものが多種多様に取り揃えられてるってことだよね。
ニーズに合わせていろんなものを置いてくれる。
躍進のキーワードは
飽きない
ってことらしい。
アイテム数もすごいのね。7万点だって。
知ってた?毎月700の新アイテムが投入されているらしい。私がそんなにヘビーユーザーではないから気づくことは少ないけど、行く度に雑貨がおしゃれになっていっているのは認識してる。
メーカーとの商談も妥協なしで求める。
メーカーさんにどれだけの工夫と努力をしてもらえるか?ってことになるらしいけど、それでも、メーカーさんにしてみたら、ダイソーというお店にモノを置けるとなればすごい個数を製造することが決まるわけでお互いにかなりメリットがあるんだろうね。
社長が商談スペースでバイヤーさんに
「お客様に不利なことは大きくわかるにようにしとった方がええぞ!」って。
なんかさ、日本人ってそういうものを見えないようにしようとするじゃない?
でも、逆なんだね。
あえて、きちんと説明することで信用、信頼を売るってことなんだろうね。
「MADE IN JAPAN」も大きく!ってな。
高圧的ではないんだよね。あくまでも「ええぞ」って・・・どっかのおじさんの独り言のような・・・いいなぁこの社長。
不利なことは大きく書く = 優しさ
メーカーさんにすぐにOKを出した商品は売れない。思いが入らないと売れないらしい。面白い世界だけど、そういうものなのかもね。そういった思いがひとつひとつの商品にのりうつってて、手に取りたくなるのかもしれないね。
儲ける商品より売れる商品
深いな。
日本一のダイソーは錦糸町駅前アルカキット錦糸町店。売り場面積1000坪年間売上14億4000万円って・・・すごい店舗だ。
それでも売れるための店作りも営業時間内にぞくぞくと始める。
「わ菜和な」って言う和雑貨スペースがすんごい素敵だわ。さすがにこの辺でここまでのスペース確保されてってないな。
それでもアイテムは来てるんだろうけどね。
ふだん使いの和雑貨がいいなぁ〜。
ダイソーの長年の夢、秘密兵器が公開された。
先日の「ASKUL」のオートメーション工場の火災事故でオートメーションの現状がすごい進化していることはなんとなく見えてきていたけど、ダイソーもすごかった。
全国8箇所にある倉庫が自動倉庫になっている。
在庫管理から仕分けがオートメーション化。
それによって発注されてからの配送時間短縮と出荷した翌日には届く仕組みが確立したらしい。
これってすごいことだよね。
広島の小さな雑貨屋さんの親父が最後の「がっちり」で泣き出しちゃうの。
ほんと感極まってって感じで・・・
いい人だなぁ〜。
きっと人の良さが商品とかお店とかに現れてるんだろうな。
最後には笑いにしちゃうし。
ということで、ダイソーってところが好きになったわ。