池袋 楊
西池袋の丸井の裏側辺り(かなり広いが)にある結構古い中国料理のお店だ。
10年ほど前、その近所に住んでいた私にとって土曜のランチは「楊」というくらい親しみのあるお店だったのだけど。
人目につかない場所
当時は表通りには「中本」があり、いつも行列が出来ていた。
「中本」の前の路地の突き当たりに「楊」がある。
知る人ぞ知る的な感じだから、そんなに並んだ記憶はなかった。
まぁ、満席にはなってたけど。
そんなに広いお店ではないからね。
「楊」は旧正月になると1号店で水餃子を作って食べる。
具はお店に出してるものを使わせてもらってお客は皮を伸ばして包むことからする。
それから鍋で茹でて食べる。
とりあえず食べ放題。
食べられる分を作っては食べを繰り返してた。
持ち帰りは出来なかったのだけど。
そこまで通ってたお店ではあったが9年前に引っ越してからは疎遠になってしまっていた。
なかなかね、1時間かけてってことも出来なかったね。
数年前、都心で午前中に用事があったから、お昼を食べに池袋に移動した。
そこですごい行列になっている「楊」を見た。
「何が起こったの!?」
通い慣れてたお店がいきなりの違う店状態。
そうしたら、「孤独のグルメ」で紹介されてしまっていた。
そっかぁ、五郎さんに負けたか(いや、やっと世間に周知されたのだから喜ぼう)。
去年、再び訪れたら、別館が出来てる!
中本の向かい側、路地に入る角に。
うーん、この場所もなかなか人が入ってなかったよね。
でも、そこも行列、元々のお店(2号店)も行列だった。
去年は時間がなくて結局諦めたんだよね。
今日、久しぶりに行ったら2号店の行列を確認。奥まで行かずに別館に並ぶ。
初別館。
人も増えたねぇ~。
注文は何も見ないで「汁なし担々麺」
かなり混んでたから待たされた。
やっと来た!早速、まぜまぜ。
最近はさすがに何も知らずに来て食べられない人、続出でもしたのかオーダーの時に辛さを聞いてくる。
日本人対応するようになってきたね。
それでもこの赤さ。
食べ方を間違えると食べられなくなるからね。
普通のラーメンのようにすするように食べたら負けます。
すすると辛味が先に呼吸器に入って噎せてしまいます。
そうすると後が大変です。
まぁ汁なしなので、底にあるソースを絡めて絡めて絡めたら、少しずつ口に入れていきます。
そうすれば噎せないので美味しくいただけます。
それでも今日のは大分辛くなくなった気がする。
以前は山椒のしびれといろんな辛味がいつまでも続いてたけど、そんなことなくなったわ。
さすがに残す人が多かったのか?
今度は調整してもらわなきゃだわ。
なぜ、人は辛味の中の旨さを求めるのだろう?
最近は「マツコの知らない世界」でも紹介されちゃった?
最悪だわ。。。
味がまろやかになってしまったのは本当に悲しいけど。
1号店まで行くか?