松山選手が一番メジャー優勝に近い選手
まだプロデビューして数年。
日本ではアマチュア時代に活躍し、プロになってすぐにアメリカツアーに行って、結果を出してくる。
すごいメンタルの持ち主だと思ったけど・・・
その松山選手でも勝てない場所
今朝、日本人は夢を見た。
現実に近い夢だった。
松山選手が1時間近くリーディングボードのトップに居た。
それは確かなこと。
私は仕事なのに微睡みの中でそれを感じていた。
でも、起きた頃に状況が変わりだしていた。
３連続ボギー。
順位はすぐに下がった。
同じ組のトーマスが粘りつつもスコアを上げていく。
間近に見ていた松山選手はどんな心境だったのだろう？
会社についた。
松山選手のコメントが速報で入ってきていた。
「松山選手、Vならずで悔し涙」
松山選手が負けて泣くなんて驚いた。それくらい悔しかったのだろうな。
１１番ホールからの３連続ボギー。
何かが狂いだしていた。
１打目をフェアウェイに打ったのに、２打目で右ラフ。
本人談としても「難しくない状況からミスしてしまった」
そこにあるものは何だったのだろう？
一瞬の気の緩みだったのだろうか？
でも、３ホール連続ボギーの後にはきっちりと１４番１５番を連続でバーディ。
難関の上がり３ホールは・・・うまく行かなかった。
１６番１８番とボギー。
結局、今日が１オーバーになり、トータル５アンダー、５位タイで終わった。
優勝して涙を見せる選手は多いが、悔し涙を堂々と見せる選手は少ない。
それほどに手応えとかいろんなものがあったんだろうなぁ。
「ここまで来た人はたくさんいると思いますし、これから勝てる人と勝てない人の差が出てくると思う。勝てる人になりたいなと思う。このギリギリのところでやれるのは楽しいですし、そこで勝てればなおさら楽しいと思う。これを次に生かしていきたい。何をすれば勝てるのか分からないですけど。一生懸命練習したいと思う」
まだまだ足りない部分を見つけられる選手が強い選手になるのだと思う。
きっとメジャー優勝する日は遠くないと思わせてくれる。
期待して待っていよう。
