【桐生祥秀選手】9秒台の影にオリンピックメダリスト

知らなかった

先日、桐生選手が100mで9秒98を出し、ニュースになっていた。

それでも、それがどうして成し遂げられたかは、東洋大学のコーチとやっと馴染んできた?的な感じだったけど、実はもうちょっと違うストーリーがあったらしい。

バースデー

バースデーはどれだけのアスリートにくっついているのだろう?

その取材が実を結ぶかどうかわからない状態から追っているからこその情報が多い。

それを東山紀之が淡々とナレーションする。

誰の特集でもすごいなぁと思う。

今日のバースデーは冒頭で鳥肌が立った。

桐生選手がやっていたこと。

10秒の壁。

ハンマー投げ金メダリスト室伏広治氏。

まさかここに室伏広治さんの名前が出てくるなんて思ってなかった。

それでも、陸上界で唯一の金メダリストなわけで、その人に聞くのが一番近いのかもしれない。

悪いときに取材してくれた・・・

それがやっぱりバースデーのディレクターが桐生選手の信頼なんだと思う。

メディアがなくなったときも来てくれている。

バースデーの体制が認められたってことでもあるもかもしれない。

リオでの予選敗退。

これでやっと一から身体をゼロから作り直すことに着手する。

室伏選手の練習法ってすごい・・・

トレーニング方法を研究しているんだ。

強くなるためにどうできるのか。

特徴的な練習。

当たり前のことをしてたってダメだってこと。

鍛えられるところは隅々まで鍛える。

室伏流肉体改造

100mの男子はそれぞれがいいコーチとの出会いでポテンシャルを上げている。

いいコーチ。

日本人のコーチという意味では初めてかもしれない。

それぞれのコーチがコーチングを受ければって思うのだけど。

トップアスリートしか出来ないのかもしれないけど、それは各自のコーチが自分の見られる選手に変えてあげるとか・・・まだそこまでにはいかないのか?

去年の11月から肉体改造をスタート。

強い負荷を与えるものではない。

走りのロスなどなど観察すること。

全身の筋肉のバランスを整える
怪我をしない

バランスが悪すぎる身体。今の日本人の多くが陥ってるんじゃないか?

腰が反ってる。

足の甲の柔軟性がない。

意識したことのない欠点。

硬い部分であることでいいことなんてないわ。

細部の筋肉の使い方がわかってないんだ。気の毒だ。ヨガをちょっと取り入れとくだけでも違うのに。

バランス良く接地出来ないのに、柔軟性がなかったらだめじゃん。

ミクロの積み重ね。怪我の予防にもなる。

バランスの良い身体。日本人全般に言えそう。。。

小さいときにやるべきバランス感覚や柔軟性をとることが現代人には出来ない。

だから怪我をする。

ここまでの選手でも出来てない。

お尻の筋肉の使い方すらも出来てないのかぁ〜。それで10秒01を出したってことの方が驚き。

臀部の力。

スタートの瞬発力のトレーニングとか厳しそう。

週1トレーニングかもしれないけど、確実に彼の身体に根付く。

それを普段の練習で取り入れてたんだから、他の人も真似すればいいのに。

軸のブレ、走りの安定性。

ただ筋肉の塊だった見た目がしなやかな感じになってきてるね。

まぁ一般人が出来るトレーニングでもないかもしれないし、彼のポテンシャルだから実ったのかもしれないけど。

東京オリンピック前の4年の初年度で一つの結果が出たことは彼のモチベーションにもなる。

あと3年。

きっともっともっと良い身体になることが約束されている気がする。

彼はどこに就職するんだろう?