【嘘八百】感想。豪華なキャストの割に宣伝が少ない?

今日まで知らなかった

いつも行く映画館での上映がなかったから予告も見てないので何も知らずに行ってきた。

昨日公開のようなのだけど、翌日のレイトショーで私の貸し切り。

いや、結構見てきたけど、貸し切りは初めてだわ。

驚いた。

キャストが豪華なんだけど

W主演が中井貴一と佐々木蔵之介。

ほとんどが名前がわかる俳優さん。

なのに、GAGAと東映なのに、なんでこんなに話題にならないんだ?

私の情報ってどこなんだろう?

なんで行ったかって言ったら、「王様のブランチ」で紹介されてた?

よくわからないのだけど、「嘘八百」ってタイトルで探してみたらちょっと行ったところで上映していることがわかったから行ってみたんだよね。

まさかの貸し切り。

最初の30分は・・・これは何の意味があって「映画」にしたのだろう?な感じでした。

面白いと思う要素が違ったんだよね。

まず、古物商の小池を中井貴一がしていて、その娘のいまりを森川葵がやってる。

まず、小池がラジオの占いで「西」に縁があるということを信じて入ったお屋敷の主人として佐々木蔵之介の野田の蔵でお宝ではない古物を少々買い取って帰る。

買い取った器は樋渡開花堂で購入したものだと言うことでそこへ行き鑑定させると5,000円だと。

素人を騙すのは良くないと言う話になる。

近藤正臣の鑑定士がすごい合ってるんだよね。

後日、野田から電話がありまた行くと千利休を思わせる書物がある。小池は「農民一揆の決起書」だと言いながらも器を探す。

そして、蔵の中のものを100万で買い取ることにする。

買い取ってから贋作に気づき戻ると野田の姿はもうない。

そこには本当の家主の寺田農さんの絹田がいた。

野田は犬の面倒を見ているアルバイトだという。

でも、息子の前野朋哉の誠治は庭で趣味に没頭している。いまりもその姿にひかれたのかずっと一緒にいる。

結局、騙したはずが騙された小池という図式。

居酒屋土竜の面々によって精巧に作られた贋作だった。

そしてその100万で野田の自宅ではいまりも居てすき焼きパーティーをしている。

なぜか妻が友近だし。

なぜかそのまま朝になり、妻が家出するという意味の分からない展開。

ドタバタコメディなんです。はい。

この辺は「失敗したか?」と思ってました。

まぁ一人なんで帰っても良かったのですが、展開を観てみようと。

結局、野田は樋渡開花堂に騙されて身を落としたということを告げ、小池もまた樋渡開花堂に贋作を売りつけられ、それを客に売ってしまったことから信用を失い、家を失ったということで樋渡開花堂を騙すことに。

居酒屋土竜のメンバーに小池も加わり千利休の贋作ではないが、作ったと思うモノを作ることに。

学芸員に塚ちゃんが出てきたり・・・

オークションの場面に友近が戻ってきたりで、本当にドタバタなんだけど、真剣な蔵之介がカッコイイのよ。

そして

樋渡開花堂に1億800万で売ることに成功する。

いまりと誠治の結婚式。

そこにウエディングドレス姿の堀内敬子が「裏切り者」と暴れまわる。

実は結婚詐欺じゃないけど、結婚させたくなかった小池の策略だった。堀内敬子は妻ね。

そんなこんなをしている間にいまりに現金を持ち逃げされる。

野田も同じく誠治に現金を持ち逃げされる。

いまりと誠治は現金を持って飛行機で飛び立ってしまう。

うーん、何か残るものがあるか?な映画。

中井貴一さんと佐々木蔵之介さんである意味がわからないけど、2時間ドラマでも良かったんじゃないかって思うんだけど。

焼き物の価値が高かったのかな。

公開している劇場も少なそうだし。

うーん。不思議な映画だ。