朝日杯の記者会見
ここまでの盛り上がりは去年の映像にはなかった。
藤井六段効果、羽生竜王効果、いろんな要素があってのことだと思う。
藤井六段頼み?
去年よりも広いホームにしたってことだけど、それでも場所を押さえるためにはある程度の入客を見込まなきゃで、今回はたまたま将棋界の両エースの対局という好カードになり、即売。
でもそれはある意味博打と変わらないよね。
ここで藤井六段がいなかったら、このホールは有り得なかったのかな?
名人が順当に勝ち進み、羽生竜王との対局だったら。
羽生竜王の国民栄誉賞という付加価値もあったから藤井六段が不在でも・・・それなりに売れたのじゃないかと思うのだけどね。
どうなんだろう?
社長さんのスピーチでもその辺の葛藤が読み取れた感じがするけどね。
それにしても終局してからが大変そうでしたね。
昨日のうちに帰れたのかしら?羽生竜王は朝早くから名古屋ってことのようだけど。
会場用のインタビューがあり、最後には広瀬八段も登壇されての記者会見があり。
棋士という仕事は大変だね。
質問をする記者のレベルが低すぎるなぁって。
特に藤井六段に対する質問をどこのメディアでもしたいのだろうけど、将棋のことを知らない人なんだろうなって(自分もだけど)低レベルすぎる質問が多いって思った。
雑誌、新聞系はそれなりにしっかりとした質問。
その後におこぼれ的な質問になってしまうのがテレビ局なのか?
広瀬八段に対しても段位を間違えてるし、失礼極まりない。
聞いてて不快になっちゃうんだよね。器が小さいから。
でも、藤井六段はひとつひとつ言葉を探して対応している。
直球に返して欲しい言葉は言わない。
直球で返す言葉はキャッチーだけど、本意じゃなく書かれてしまうかもしれないからね。
メディアはあおるように質問を投げかける。
それをうまくかわしているわけではないだろうけど、実直に受け応えされている姿が勝者にも敗者にも罰ゲームのようにしか見えない。
なぜか準決勝で敗退となった羽生竜王も駆り出される。
まぁ羽生竜王からなんとかして藤井六段へのキャッチーな言葉を求めたいのだろうけどね。
そんなことをされていたら、将棋の世界がまた閉じちゃうようにしか思えないのだけど。
将棋連盟もこの辺を変えてもらわないと苦しくなると思うんだけど。
今回、私はAbemaTVしか見てないけど、いろんな棋士が裏方で頑張っている。
大御所から先輩棋士まで悔しさを胸にいろんなことをしている。
それでも光は1点にしかささないのは世の常なのか?
羽生竜王に対しての質問はさすがに大物ということを理解しているのか、それほどレベルの低い質問はない。
まぁ大人に対してのものと私が思っているからだろうか?
藤井六段に対してはどこかに「中学生」と思っているところがあるから「そんな困ることを聞くか?」と思うだけなのだろうか?
朝から記者会見をもう一度見てて再度思ったんだよね。
藤井六段の顔つきが今月に入って一気に大人になったなをほんとに感じた。
最近、対局の将棋メシも以前のように単品ということはなく、すごく食べるようになったこともあり、体の線も一回り大きくなった感じもする。
成長期だからきっとすごい食欲になってるんだろうな。
そんな感じでテレビ系のメディアがもっと将棋に力を入れて質問するようになるといいなと思っただけです。
まぁ今日はまだニュースで藤井六段のニュースは見てないんですけどね。羽生選手の方がさすがに扱いが大きい。