いろいろあった中の進学
早稲田大学のスキー部が強いということを初めて知った。
雪のない所沢キャンパスに居て、スキーとどうしても結びつかなかった。
拒否から受け入れ
早稲田大学へ進学したい!
パラアスリートが思ってそれをすんなり受け入れられる場所はそうそうない。
一度は拒否されるが、再度頼み込む。その強さは?と聞きたいくらいだ。
でも、早稲田大学のスキー部の前監督が「高校生の芽をつんではいけない」ということで大学に掛け合い、そして卒業生からの寄付などで寮をバリアフリー化した。
そして彼女は早稲田大学で自分の身体のことを考える。
動かない筋肉と動いている筋肉。
そんなことは知らなくても小さい時はそれなりの成績が出てしまっていたのだろう。
それでも、ソチでメダルを取れなかった彼女は早稲田大学への進学を決めて自分の身体の強化をはかる。
なんて簡単に言ってるけど、並々ならない努力があったんだろうって想像がつくよね。
そして監督が彼女の身体のコアになる筋肉を確認し、強化。
その結果、体幹がしっかりした彼女はブレない滑りを可能として「金メダル」を獲得した。
森友問題なんかよりこういうのをずっと流してくれてた方が勇気づけられる。
森友問題、予算の決まるこの時期の恒例行事になっていくのか?
まぁそんなことはどうでもいいのだ。
パラアスリートって本人の努力と周囲の支えがほんとにあるから、メダルの重みもすごいことになっているんだろうなって。
それでもパラリンピックの中継時間は短い。
一番驚いたのは北朝鮮からも参加していたこと。
しかも元卓球選手。え、わざわざ障害を負ったの?
あの国でアスリートに対する強化資金とかってどうなるのだろう?
そういうのは特別なのか?
などなど思うところの多いパラリンピックだ。