今までの対局相手で一番好きかも
藤井六段という存在があって、たくさんの棋士のことを知ることが出来ます。
そして興味を持って11ヶ月。中継を見て9ヶ月くらい。
感想戦まできちんと見てなかったこともあるけど、昨日の井上九段からは感じるものがありました・・・
井上一門
関西の井上一門には錚々たるメンバーがいることは知っていたのだけど、師匠の方を知る機会ってなかなかない。
しかも棋譜見ているだけではお人柄まではさすがにわからない。
気の毒だけど、藤井六段には毎回どこかの生中継が入る。
そのお陰で知らなかった棋士の先生を知ることが出来ている。
本当は静かなところで対局したいんじゃないか。
負けてからも感想を求められるって昨日もかなり厳しい心持ちだったんじゃないかって思うのだけど。
見てしまう私がいる。
ごめんなさいね。
ってことで、都合60人(たぶん)と対局されているのですが、一番いいなぁって思う対戦棋士さんでした。
井上一門ってお弟子さんが凄すぎる!ってことは知っていたのですが。
去年名人戦に挑戦された稲葉陽八段。王位を奪取された菅井王位。
船江恒平六段。加古川青流戦戦の初代王者。
井上九段を知れば知るほど、この「加古川青流戦」って言うのは井上九段が関係しているんですよね?きっと。
お住まいが加古川って読んだんだけど。
まだ船江六段との対局だけ藤井六段はないのですが、来期の順位戦は同じクラスで関西なので必ず当たるんだろうなぁって思う。
楽しみ!
そして昨日はYahooの検索ランキングに「井上慶太九段」がありました。
私と同じような人が他にもいっぱい。
朝のYahooのトピックスには過去の記事が出てたりして。
なんかこの記事を読んで、お弟子さんが強いのがわかるかもって思ってしまった。
あと、他には若い頃の話とか。
とても好かれる存在だったんだなってことが良くわかる内容だった。
ご結婚の経緯とかの記事も。
指導力の高さってどういうものなんだろう?
棋士には2通りあって、タイトルに挑戦して忙しく対局して将棋の普及に携わるタイプとそこまではいけないけど、将棋普及のために将棋教室を開催し、お弟子さんをプロ棋士に育て上げる人といらっしゃるんだって思った。
そして、今は50代から40代の棋士の方のお弟子さんがプロ棋士になる順序。
こういう年功序列関係っていいなって思う。
自分たちの団体の価値を維持し、継続するために必要なことなんだろうな。
一般会社よりもシビアで能力が足りなくなれば切られ、年に4人しか採用されない。
仕事はただ自分の能力を評価されること。
それだけではないってことがわかってきたのだけど。
人間性もなきゃだめで本当に「将棋」が好きじゃなきゃだめで。
たぶんこの「将棋が好き」の部分がぶれてる人がいないから年齢じゃない部分で繋がれるんだろうな。
ってことで、井上九段、お忙しいお立場だと思うのですが、ぜひ、どこかの解説で登場していただきたい〜。
それを楽しみにしておこう。