ボストン・マラソン優勝
第122回ボストン・マラソンってどれだけの歴史のあるマラソン大会なんだ!?
創立が1897年。
2世紀前から始まっているんだ!
31年ぶりの日本人優勝
日本人の優勝は昔は結構あった感じ。
1951年田中茂樹さんが初優勝。
1953年山田敬蔵さん。
1955年浜村秀雄さん。
1965年重松森雄さん。
1966年君原健二さん。
1969年采谷義秋さん。
1981年瀬古利彦さん。
1987年瀬古利彦さん。
それ以来ってことらしい。
31年ぶりってすごい・・・
まぁ31年前辺りから男子マラソンのタイムが2時間10分以内になってスピードレースになったことも日本人選手が勝てなくなった要因なんだろうな。
そして今回のボストン・マラソンは昨日のエンゼルス戦が寒さで開始前中止になったような悪天候。
ボストンも寒くて雨が降っていたようだけど、その悪天候を逆手にとった川内選手の作戦が功を奏して優勝になったんだと思う。
タイムは2時間15分58
2位のケニアの選手に2分25秒差もつけての優勝。
ケニアの選手には寒さが大敵だったってことだね。
日本人で唯一「勝てる選手」なんだけど、公務員。
自分で考えて有給休暇でレースに参加して恵まれているとは言えない環境に身をおくことで強さにしている感じがする。
でも・・・
寒さを言い訳に負けてもしょうがないって言っちゃう。
そうじゃなくて寒さを味方にしちゃう強さ。
代表は辞退するとかって言ってたけど、日本の陸上界で大切なものを彼は持っているんじゃないかって思ってしまう。
だからといって、指導者になれるかって言ったらそれは違う。
彼は彼のやり方を自分で模索しているから強いのであって誰かのレールに乗らないから強いんだと思うけど、ほとんど選手はレールに乗らなきゃ走れないと洗脳されていると思う。
そうじゃなきゃ、陸連とかの存在がなくなってしまうかもしれないから?
それにしても・・・東京オリンピックの代表になることはないのだろうけど、一般参加で走ると勝って駄目なのかしら?
真夏の東京を走りたいと思うタイプでもないと思うけど。