【将棋世界2018年6月号】表紙は羽生竜王、中身は藤井六段

表紙だけだと

羽生竜王特集になっているのかと思ったら、同じくらい藤井六段が取り上げられていた。

特に「熱局プレイバック」はプロが選んだ10局が。

プロの目で観た対局のすごさを知ることができる。

目次

今回の目玉はやっぱり「名人戦七番勝負第1局」になるのだと思う。

プレーオフからあれよあれよと羽生竜王の100期目タイトルが転がり込みそうな対局になって。

そして次が「叡王戦七番勝負第1局」こちらも若い二人の前夜祭からの気持ちがわかる。

観戦記は・・・符号見てても実はわからないので、読み飛ばし・・・

中でも一番目についたのが「熱局プレイバック」

プロ棋士が厳選した2017年4月〜2018年3月のベストバウト10+1!

プロ同士が選んだ対局ってだけで凄みがあるし、コメントがとてもいい。

藤井六段はベスト10位のうち6局が選出。

中継もされているし、目立った1年ではあるけど、先輩棋士に認められた対局が多かったことがわかる。

まぁ2位から4位までは羽生竜王なんですけどね。

1位はやっぱり棋士の中では一番インパクトのあった対局の420手の中尾五段対牧野五段戦。さすがに私は棋譜を並べたいとは全然思わない。420手って・・・気が遠くなるでしょ。

棋士の方のコメントがとてもいい。同じ業界だからこそわかる気持ちとかそういうものを感じられる。

藤井六段で一番上位になったのは29連勝をかけた増田四段(当時)戦。

あとは朝日杯があったからその決勝、準決勝があり、20連勝目の負けだった場面を逆転しちゃった澤田六段戦。連勝をストップされた佐々木五段(当時)戦、最後は2月の南九段戦。

どの対局も印象に残ってる。南九段との対局は220手とすごい手数でギリギリで粘り続けた勝利だった。

そして「将棋大賞の選考会」の模様。

選考委員の方の選考理由などがあって参考になる。私は昨年度の新聞の売上でどの対局が一番伸びたのかをどこか教えてくれないかと思ってしまう。

まぁ号外とか出ちゃってるけど。

やっぱり羽生竜王絡みの方が上なのかな。購買。

そして「藤井聡太記録への道」なんて2017年度の成績一覧がある。手数付き。これはいいな。

しかも「藤井将棋コレクション」があり、「詰将棋解答選手権・チャンピオン戦」がある。

小学3年生のかわいいのに鋭い藤井少年の写真から大人になった藤井青年?の写真まである。

って、おばさんにしたら藤井少年の写真ってまだこの間のような感じなんですけど。2012年の写真だから。

で4連覇した模様が詳細に書かれております。

まぁ藤井六段で購買があがることはあるでしょう。私がそうですから。

Kindleなので場所を取らずにとても便利です。

将棋世界 2018年6月号

将棋世界 2018年6月号