去年はここから
藤井七段(当時四段)はここから10連勝して、2月に優勝した。
今年もそんな棋士が登場するだろうか?
プロとアマは紙一重か?
奨励会三段とは違ってアマなんだよね?
元奨励会三段とかって肩書の方もいるようですが。
その元奨励会三段の方に大橋四段が負けてしまった。
今日の一斉対局で唯一アマが勝利となった。
将棋も難しさを感じる。
藤井七段が今きっと対局したくない相手は大橋四段じゃないかって思うくらいの棋士でもアマチュアの方に負けてしまう。
しかも同門で奨励会三段リーグでは2回対局して大橋四段が2勝していたのに、立場が変わった今、負けてしまう。
藤井七段の影響で将棋を観始めたのだけど、まだまだ藤井七段の何がすごいのかは私にはわからない。
わからないから注視してしまうし、まぁそれ以外の棋士があまりクローズアップされないからって言うのもあるのだけど。
藤井七段の棋士番号が307。
そして同期の大橋四段が308。藤井七段が活躍したけど、大橋四段もかなり好成績だったから、三段から上がった四段はまだ研究されずに好成績が取れるのかとちょっと思ったりもした。
が、それ以降の棋士を見てみると。
309西田四段。
通算成績33勝18敗。
昨年度25勝15敗。
今年度8勝3敗。
今年になってようやく勝ち方が見えてきた感じなのかなって感じで。
310杉本和陽四段。
通算成績31勝24敗。
昨年度25勝15敗。
今年度6勝9敗。
311斎藤明日斗四段。
通算成績11勝10敗。
昨年度4勝2敗。
今年度7勝8敗。
312古森悠太四段。
通算成績8勝10敗。
昨年度6勝3敗。
今年度2勝7敗。
313長谷部浩平四段。
通算成績(今年度)1勝6敗。
314池永天志四段。
通算成績(今年度)3勝3敗。
ちなみに
308大橋貴洸四段。
通算成績62勝21敗。
初年度2勝6敗。
昨年度46勝12敗。
今年度14勝5敗。
同期二人が化物だっただけなのか?
この二人を意識し過ぎているのか?
三段リーグを勝ち抜いてきてすぐの大橋四段も6敗。まぁそのうち2敗は藤井七段が相手だけど。
1年とかだと勝ちより負けが先行してしまうのが本来であれば普通なのか?
大橋四段も対局数が既に80対局を超えている。藤井七段は今月末の対局で公式戦が100になる。
藤井七段の現時点(7月29日)の通算成績は
84勝15敗。
まぁ数字は飛び抜けたものを感じる。
何かに書いてあった。あぁ、森下九段と深浦九段の同門対談で藤井七段の凄さは「強そうに見えない」ことだってあった気がする。
羽生竜王の中学生棋士になったばかりの頃の写真を見るとその頃には目力の鋭さを感じるものが多い。
でも、藤井七段はそこまでの鋭さはきっと対局者も感じるか感じないかじゃないのかって思ってしまう。
負けた時の悔しがり方も勝てると思った将棋を落とした時の悔しがり方は相手が誰であっても隠せない。
研究され尽くされた負けはそこまででもない感じがする。
ってことで、やっぱりね、数字に裏付けされたものが人間好きなんだってことだ。
藤井七段を見ていると劣勢でも何か起こすんじゃないかって気になる。
昨日の将棋もまさにそうだろうな。
100手くらいまでは後手がどう詰むかの解説がメインで(まぁ八代六段の同門の棋士の解説・聞き手だし)、ぽんぽこの評価値も先手が優勢で。
それでもわずか1手でぽんぽこの評価値が後手にプラス1000オーバー。
どーしてーーーがファンとしては心地良いのだ。きっと。
朝日杯将棋オープン戦、藤井七段の登場は来年か?年末か?
本戦トーナメントまで対局がないのもどうなのか・・・
去年のように対局数は増えないよね。若手棋戦も出られないし。