今回感じた「我慢」のしどころ
アラフィフなんだから、ホテルで優雅に過ごせばいい。
そんな考えもある。他人と交わることは正直面倒だし、我慢しなきゃいけないこともイラっとさせられることも多い。
それでもやっぱり1年に1回、そういう「我慢」をしなきゃって思う。
他人に迷惑を掛けないということ
今回の夜行バス、ドミトリーどちらも残念な日本人が多いことに気づく。
夜行バスは基本にあるのは「観光」ではなく「就寝」バス。
全ての人が寝ることで成り立つと思っている。
その中で「私は寝たくない」と言う人が居たとしてもいい。他の人の「就寝」を邪魔をしないのであれば。
しかし、現実は違う。
エンジンの音は許容できるけど、お菓子袋のガサガサ音は耳につく。
突然、お菓子を食べ始める人。真っ暗な中で。
えっと・・・気づかれてないと思ってますか?
ガサガサ音は寝ている人を起こすにもいいということもあり、やっぱり人にとって不快な音なんだ。
ずっと袋に手を入れて食べてるの。食べている音はしない。ただ、手を袋に出し入れしている音がしている。それがほんと不快。
それを許容しなければいけないのか?
本来、マナー違反というべき行動をしている人のすべき「我慢」をなぜこちらが被らなければならないのだろう?と思うのである。
まぁこんなのは可愛いかもしれない。
最悪だったのは、荷物を持ち込んで足元に置いている人だ。
ファスナーを平気で開け締めする。ファスナーの音も金属音だから不快でしかない。
しかもそれが人に迷惑だとは考えないらしい。
多くの人が寝ている、寝ようとしているのに平気で荷物をゴソゴソしている。
隣の人と会話する。
ありえない行為ばかり。結構いい年齢をいった女性。私と同じくらいか?
それでもそういう気遣いということを学ばずに他人に我慢を無意識で強いているタイプ。最悪だ。
若い人の方がまだ慣れているなぁを感じた。トートーバッグに必要なものを持ち込んでいる。それだけでも音が出る要素が減る。
そして、いただけない話だがコンビニのサラダを食べている。が、ほんと音がしないように気遣っている様子がわかる。
今回、行きも帰りも指定してないのに「8C」という席。通路側だから気になる存在が通路挟んで隣、その後ろ、自分の後ろと3方向に居てほんと困った。
気になるってこと自体がおかしい。
だって、それ以外の人は気にならないっていうか、夜行バスの乗り方をしっかりと遵守されているから普通だから。
でも、ちょっとイレギュラーだと「就寝」という場だと「気になる」になってしまう。
それでも、慣れてないだけなんだろう。
慣れたら、他人の迷惑を自分も感じたらきっとしなくなる・・・はず。
する側はずっとする側のような気もするけど。
ドミトリーは最初は和室で4名。お布団を久しぶりに敷いてシーツを敷いて・・・必要だな。たまには。
そこでも慣れている人は時間がくるまではちょっとの身動きもしない。
慣れてない人間は朝の5時に大きな音でアラームを鳴らす。が、別に行動するわけでもない。何がしたかった?
2日目は8人のベッドタイプのドミトリー。
女性用は扉があるけど、男性は扉もなく、カーテンで仕切られているだけだからロッカーの音とか大変だっただろうな。
海外からの人が多かった。
それでも8人部屋は日本人だけだったのかな?
まぁマナーがなってないよね。
おばさん目線にならないようにと思って、「こういうところは我慢よ」って思ってたけど、ほんと他人を意識した行動をされないのって不愉快だわ。
音が出るのはしょうがない。
それでもそれをいかに出さないように行動するかを学ぶ場じゃないだろうか?
自宅じゃないんだから。
私も他人の行動が気になるくらいならホテルにすべきだったか?とも思うがそれでもそういう場所で他人を気遣う自分を見つめる機会があってもいいと思っている。
どうせ「一期一会」だ。だからこそ、きちんとした行動をしたいと思う。
安いから使うではなく、団体行動、団体生活という場がなかなか持てない中で、こういう場所で体験するべきだ。