坊や哲は・・・
斎藤工が「坊や哲」は厳しすぎるなぁ〜って感じ。だって、どんなに戦後のギラギラ感を出しても脚は長いし、カッコいいんだもん。
「坊や哲」のイメージは漫画の「哲也」のイメージが強いから余計。
でも、まぁ2020年のイメージって・・・来年だけどあそこまでの未来ではないね。
近未来なのだろうけど
突然戦後から2020年にタイムスリップする斎藤工演じる哲。
浅草は戦後とあまり様相が変わらないということなのだろうけど、75年、しかも戦後の焼け野原から突然見知らぬ街にくるのはどんな感じなんだろう?
街で出会ったドテ子のももって初めて見たかもしれない。チャラン・ポ・ランタンって何?な感じだけど、一番役得でしょって。
あぁ、徳井が撮られた相手だったのね。
演技がどうこうってことはないけど、いろんな謎の役だよね。
バーチャルのエッチとか。「なぜシマウマ?」とか、ゲ○が緑とか。
そして麻雀番組がAbemaTVのRTDとかって笑える要素が満載。
2020年だけど、下町は今よりもっと下町要素が深まっている?
そして東京オリンピックが戦争で中止になってるとかって想定。すごいな。
過去の哲の居た世界の面々もすごかった。
雀荘のママのゆきにベッキー。そこにベッキー?なベッキー。
ドサ健が的場浩司に出目徳が小松政夫。
そして全員が同じ時代にタイムスリップしているというオチ。
ゆきは2020年ではAI搭載のロボットって設定。
しかもセグウェイで動き回る。人間は100年後はどこまで退化しちゃうんだろう?って思ったわ。
そしてかなり影の中心人物的な部分でピエール瀧登場。
あのキャラは、撮り直しも出来ただろうなぁって感じだったけど撮り直ししなかったことは納得する。
あのイメージだったら他にってことは難しいかなって。
そして一番濃いキャラは竹中直人だろうな。凄すぎる。
笑えるって感じではないのだけど、どこまで台本通りなんだろう?ってくらい凄すぎた。
1984年当時は和田誠が監督。って和田さんってイラストレーターよね?って思いしかなかったのだけど。
その頃の出演者が真田広之に鹿賀丈史。濃いわ。
オックスクラブのママが加賀まりこかぁ〜。重みがあるな。
AI搭載ロボット役ってことで瞬きも出来なかったベッキーも大変だっただろうけどね。
いろんな感じでこれはこれで面白い作品になっている。
麻雀どうこうじゃなくても童貞役の斎藤工ってことである意味貴重。
白石監督作品ってことで「孤狼の血」と同じ監督作品なのかぁ〜はあるけどね。