【映画 ライオン・キング】感想。エンドロールが雑じゃない?

ライオン・キングを初めて観た

過去にアニメ化されてたり、舞台化されてたりといろいろあったけど、今までまるで興味なし。

「ジャングル大帝」をパクってるんでしょ?な過去問題を持ってくる感じでもあるけど、今回観ることにしたのは、やっぱり映像技術。

実写でもないけど、アニメでもない。そこがとても気になった。

映像は素晴らしかった。

エンドロールは、角ゴでドーン!だけ?みたいな。

ないでしょ。今時な感じ。

シンバ・・・が

シンバの子役が熊谷俊輝くん。すんごい合ってる。うん。まだ幼いそれでも「王」を刷り込まれて、行動力だけで思考力が伴わない残念な幼少期。

その残念な幼少期を次期王は自分だと叔父のスカーがつけ込む。江口洋介さんだったんだと観ているときにはほんと、「誰だろう?」な感じしかなかった。

そして父王のムファサは大和田伸也さん。声の重さがとても重厚で父王にはピッタリではあるけど、シンバの父親っていうのはちょっと年齢差を感じてしまう。

ライオンの年齢なんてそんな感じなのか。

シンバはスカーの巧妙な罠にはまっていく。

そしてムファサを亡くし、まだ幼いシンバはその地を去る。

ムファサ、シンバがいなくなり、王になったスカーはハイエナに国を崩壊させるダメ王となる。

シンバはどうにか逃げ延び、倒れているところをイボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンに助けられる。

この二人?が後半は楽しませてくれる。

イボイノシシのプンバァが佐藤二朗さん、ミーアキャットのティモンが亜生さん(ミキ)。

この二人でコンビを組んでM-1グランプリに出たら・・・いいところまで行くんじゃないかって思うくらいのコンビ。

シンバはこの二人とともに草食動物として生活をし、「ハクナ・マタタ」の精神を注入され成長していく。

「ハクナ・マタタ」の曲の間に成長して、突然、賀来賢人が登場する。

うーん、子役シンバの賢さがまるでなくなった。

それにしても最近の俳優さんは歌もほんと上手なのね。この間の「アラジン」の中村倫也さんは少々微妙な感じもあったけど、賀来賢人、しっかり上手だった。うん。

それだけが驚き。

シンバは・・・幼少シンバの面影がまるでない展開に驚く。

幼馴染のナラは幼少期が小林星蘭さん。すんごい久しぶりの登場って感じがする。星蘭ちゃん、もう中学3年かぁ〜。

子役時代がかわいすぎるとそのギャップで大変な感じになってるんだろうな。

芦田愛菜はなんか知的路線にシフトチェンジできてるけど。

幼馴染のナラが国のために助けてくれる誰かを求めているところでシンバと再会する。

それでも気持ちは通じ合うものの、シンバは助けに戻ろうとはしない。

幼い心に植え付けられた思いは重たい。

しかし、ラフィキのおかげで幼少期のトラウマから開放され、国に戻る。

そこにはプンバァとティモンも一緒だ。

肉食の世界に行くのに大丈夫なのか・・・?

ハイエナが群がる国には入るのも大変だ。

そのハイエナの囮にとプンバァが選ばれる。

もうさ、この間が最高よ。一番笑ってしまったわ。

無事、母ライオンと再会し、スカーと対決する。

スカーにムファサを殺したのはシンバだと言われ、言い返せずに居たが、スカーの言葉の矛盾に母は気づく。

そして、国はシンバが王になり正常になる。

ストーリー的にはどの世界でもある世襲の話し。

日本の天皇一家もこんなことになってないよね?な感じ。

まぁ天皇には息子がいないからもっと複雑な感じもするのだけど。

今の映像のクオリティの高さに驚く。実写じゃないことにも驚くくらい、リアリティがあって、それぞれの動物の動きが再現されている。

そこに人間が思う動きが追加されるのだけど、「目」がほんと生きてる感じだし、毛並みはすごいし(ペット2に負けてないな)。

広大な世界。

その細部に至るまでほんとすごい。虫の動きとか、ネズミの動きとか。

どのくらいの原画があるんだろう?って思ってしまうくらい。

ところで、「ライオン・キング」はどの層がターゲットなんだろう?

かなりいろんな層で混んでたことに驚いた。

若い男性も多い。

そんなものなのか?