【映画 ダンスウィズミー】感想。三吉彩花の奮闘を観に行ったのだと思う

ミュージカル映画は日本では難しい?

私自身、最初に映画館で予告を観た時、「あ、これはないな」と思っていた。

三吉彩花という人をあまり知らないし、コメディ要素がどこまで笑えるのかまるで未知数。

それでも行ってみた。

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予告が撮影映像になって

公開近くになって映画館の予告映像が変わった。

一番盛り上がるシーンの撮影風景。

ダメ出しで押し潰れそうになりながら踊る彼女。

その頑張りを「観てみたい」と思ってしまった。

ストーリーなんか全然知らないし、やしろ優が・・・姉にそっくりであまり得意ではないのだけど(この映画の役柄はほんと姉を見ているかのような)

7月は毎週、ほぼ満員のタイトルだったけど、この映画はどの層がターゲットなのかがわからないし、しかも22時近いってことで10人居た?的な感じ。

とりあえず、三吉彩花はこの年齢でこの歯並びはとても良い。

歌のシーンもすごく良かった。

やしろ優・・・ものまね芸人さんってイメージだったけど、歌、上手いのね。

最初のシーンが昭和の映像。

宝田明さん。ほんと貴重な雰囲気だわ。違和感なく、頭の中では「インチキおじさん登〜場〜」的な感じで。

体型は変わらないし、踊れるし、すごい。ほんと。

三浦貴大が憧れられる社員の役。でも、三吉彩花演じる静香はその笑顔を「嘘くさい」と言う。

三浦貴大・・・親の七光り感がまるでない、なぜ友和さんにも百恵さんにも似てない!?ってくらい俳優向きな顔をしていると思う。

ってことで出演作品も多いし、ある意味実力派俳優だわね。

ストーリーは突飛な展開。

静香は有名企業のOLでかなり優雅な生活をしている。タワマンに住んでってだけでちょっとうらやましいと思う人は居るんだろうな。

足についていたチケット・・・普通それを拾ってただ券だとしてお財布に入れるか?ってツッコミどころ。

そのチケットの関係で、三浦貴大演じる村上から仕事を任される。

村上は任せた仕事のプレゼンに一緒に出席することを言ってくる。

その頃、静香は姪っ子と拾ったチケットの場所を訪れていた。

そこには宝田明演じるマーチン上田という催眠術師がいて、姪っ子の希望が「ミュージカルのように歌って踊りたい」だった。

隣にいただけの静香はその催眠にかかってしまった。

日本という国は音楽が溢れている。

音楽を聴くと身体がすごい勢いで動き出す。どこのスイッチなのか「私はミュージカル女優よぉ〜」オーラで。

そのスイッチが入った瞬間の彼女がすごかった。

その状態で村上と会議に出席することになり、村上が音楽をかけてしまうと社内を巻き込んで踊りだす。

会社の机の上で踊るの怖いだろうなぁ〜って思うけど、ほんと振り切って踊りきった彼女はすごいと思う。

まぁそのまま精神科を受診して相談すると先生からは「本来はその人がそうなりたいと思うことが必要」ってことで、静香の深層心理で思っていたことだったのか?

静香は催眠に掛かる前に「ミュージカルなんて大嫌い」と言っていたが・・・

マーチン上田のサクラだったのがやしろ優演じる千恵。

静香と千恵は興信所を訪れる。調査員がムロツヨシ。すごい金額になるが静香は依頼する。

静香の状態はかなりやばい状況に。村上に誘われたレストランではテーブル引きまでやってしまう。

シャンデリアにつかまるとか・・・あれはリアル?

そしてかなりの賠償請求をされ、タワマンを売り払う。

お金のなくなった静香は千恵の車で探すことに。

お互いにお金のない二人。

そんな二人のドタバタ劇とも言える。

途中でなぜかchayがストリートミュージシャンの洋子として登場。

三人でストリートでお金を貯めながら新潟、秋田と向かう。

洋子はお金は要らないという。秋田のショーに一緒に出ないかということで出演することになる二人だったが、そこは洋子を捨てた彼氏の結婚式の二次会だった。

懐かしの「ウェディング・ベル」

おぉ〜この場にぴったりだねってほんと修羅場。

そこから弘前、札幌へと行く。

まぁ女性同士の旅なんてこんなものよねってくらいの感じ。

どうにか催眠術を解かれた静香だったが、本当に自分がしたいことに気づくという最後。

踊りはほんとキレがあってすごかった。

あとエンドロールにはかなり知ってる俳優さんのお名前があるのだけど、どこに居た?な感じで。

まぁ元気にはなれるか?

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