【映画 僕のワンダフル・ジャーニー】感想。いつでも自分を探してくれる犬。

前作から2年

実は前作の「僕のワンダフル・ライフ」はまだ観てません。

一昨年の今の時期、どうして観なかったんだろう?

特に映画が盛りだくさんだったわけじゃなかったんだけど。

ちょっと怖いんだけどね

我が家の犬、そろそろ先が短くなってきたことを感じている。

3年前に糖尿病になり、その後は薬で安定しているが、それでも年々寝ている時間が増えている。

そんなこともあり、犬の生涯とかって映画はちょっと避けていたのかもしれない。

でも、今回は過密スケジュールの中でも観てみた。

前作はイーサンの少年期から青年期だったのだろう。

ベイリーもきっといろいろあったのだろう。

今回はイーサンはもう老年に入った感じ。

イーサンは息子の奥さんのグロリアとCJと自分の奥さんのハンナと暮らしていたが、グロリアは義父母にどう接して良いのかわからない。

そして義父母の助けを受け取るだけの余裕もなく、自分から娘を奪い取られるという意識でCJを連れて出ていってしまう。

ベイリーはイーサンから「CJを守るために戻ってきてくれ」という言葉の通り、モリーとしてCJと再開する。

孤独なCJは強い意志でグロリアの反対を押切り、モリーと生活をともにする。

CJをずっと見守っていた友達のトレント。

トレントの気持ちは通じず、CJは不良な男にひっかかってしまう。

そしてクラブに連れて行かれ一緒に補導されてしまう。

アメリカのバツっていいなぁって思う。ボランティア100時間とかって。

CJはガン探知犬の施設でのボランティアに参加し、モリーもおやつ欲しさに一緒にガン探知犬に加わる。

父親が残した自分への遺産。

それだけを信じて奔放な母親と同居していたCJだったが、母親が散財していたことを知り、家を出る。

が、そこにアホ男が追いかけてきて、車の事故を起こしモリーが亡くなってしまう。

ベイリーは生まれ変わりCJを待つ。

そこではビッグドッグとしてガソリンスタンドに居たが、CJには気づいてもらえなかった。

次に生まれ変わったマックスはCJに会うために保護犬譲渡会でも好かれようとしない。

やっとCJを探し当てるが、先住犬がいる男性と同居していると最初は断られるが、明日、殺処分されると知り、CJは飼うことを決める。

マックスはCJの幸せのためにいろいろな行動を起こす。

そしてとうとうトレントとの再会も果たす。

トレントには彼女が居た。

それでもマックスはトレントとCJを一緒にしようとCJが彼氏と別れるように仕向ける。

そしてとうとうCJは家を出ることになるが、彼女の居るトレントを頼れない。

マックスにはわからない。

マックスはトレントを見つけ、走り出す。

結局、トレントはCJを自宅のゲストルームに迎える。が、恋人がいい顔をするはずがない。

マックスはトレントのある匂いを感じ、モリーの時に教わった姿勢をする。

気づいたCJはトレントに病院に行くことをすすめる。

そうすると初期のガンが発見された。

トレントの彼女は病院には行きたくないという。

看病はCJがすることになり、彼女は居なくなった。

それでもCJにとってトレントは友達だった。

トレントがCJをドライブに連れ出し、イーサンの牧場へ。

イーサンはすぐにマックスがベイリーだと気づく。

その話をするが、CJは半分信じられない。

が、ベイリーの動きを小さいマックスがしたことで信じるしかなかった。

そしてトレントに言う。

マックスはモリーだと。モリーがガンを教えてくれたのだと。

やっと二人の気持ちが繋がる。

グロリアも変わった。

マックスを抱いてCJが飼いたかった気持ちを理解する。

犬は言葉を話さないが、人間のことをしっかりと理解し、守ってくれている。

そこまで泣かなくて済む映画だったけど、ほっこり出来た。

人間は弱い。それでも犬と一緒だったら、優しくなれるから。

まぁ我が家の犬は最近冷たいんだけど。

それでも残りを考えなきゃいけない時期になってきたことをきちんと理解しておかなきゃって思う。