【八ッ場ダム】10年前の政権交代で事業中止に

もしあのまま中止になっていたら・・・

2009年8月、政権交代をさせたのは国民の責任。まぁ自民党の責任でもあり、マスコミの扇動でもありってことだけど。

政権交代で一番印象にあるのが連日報道された「八ッ場ダム事業中止」

時代に会わない国の大型直轄事業の見直しって・・・

もし、あのまま中止になっていたら。

2011年に再開決定

政権交代した民主党で八ッ場ダム中止をしようとした人々は今、何を思っているのだろう?

あの無策の期間のせいで工期が延び、2020年の完成となっていたが、2019年10月1日、試験湛水が開始されていたことで、今回の災害が最小限になったと言ってもいいのではないだろうか?

2〜3ヶ月かけて満水にする予定が瞬時に満水まで10mに迫っていたっていうのだから。

その分の水が利根川に流れ込んでいたら・・・。

栗橋観測所では決壊の恐れがあり、近隣住民に避難勧告があったがあったというが、決壊することなく、終わって今頃は胸をなでおろしていると思う。

反対に、長野は結局地元住民が被災することとなっている。

八ッ場ダム自体、戦後すぐに計画が始まり、カスリーン台風などの被害から計画発表となったものの、簡単ではない。

地元住民の反対、代替地域の選定などなどいろいろあっただろうし、その間、大きなお金が動くことでそこに利権が動き、純粋にダム建設を賛成出来ない人を発生させているのも事実なのだろう。

それでも、推し進めたことで今日の平穏を過ごせる人がいる。

今回の台風で思ったのは、首都圏でも決壊があるってこと。

都心を直撃する台風はあまりなく、まさか二子玉が浸水するなんて思わなかった。

入間川まで2kmという場所に住んでいるが、河岸段丘の一番高いところに住んでいるので自分には何もなかったが、今回の台風で川が密集している地域だということを再認識した。

確かに入間川に越辺川や小畔川が合流しているのだろう。

そして一番低い場所が決壊してしまったようだ。

それでも大きい川の決壊が免れたことは不幸中の幸いだろう。

千曲川は決壊するような川には思わなかった。

ずっと伸びる真っ直ぐな川ってイメージが大きかったから。

千曲川にしても利根川にしても出発地点は長野と群馬の県境。

そこから日本海へ行くか、太平洋に行くか。

まだまだ予断を許さない状況が続いているようだが、これ以上の災害になりませんように。