【映画 水曜日が消えた】感想。一番延期期間が短かかったね。

1ヶ月の延期

本来なら、GW辺りの番組に出て番宣して5月16日公開だったのだろうけど、それが1ヶ月延びた。

他の作品はまだ上映されてないわけだから、邦作では一番早い上映になって嬉しい。

この自粛期間の中村倫也さんのYouTubeにかなり癒やされた。

きっとそんな人が増えたと思う。

昨日も遅い時間にレイトショーだったけど、それなりに若いカップルとかが多かった。

中村倫也ワールド

私の中の中村倫也の印象は1年前の「凪のお暇」のゴンが一番大きい。

アラジンの吹き替えをしたときもそんなに興味がある方ではなかったから観にも行かなかった。

Wikipediaで中村倫也氏の映画出演作を確認したら・・・

「影裏」「屍人荘の殺人」「台風家族」「長いお別れ」「オズランド 笑顔の魔法おしえます。」「孤狼の血」「3月のライオン」

え?出てたの?ってくらい印象にない。

「屍人荘の殺人」が準主演だったから覚えているけど・・・

そう、中村倫也とはそんな存在。テレビドラマでも最近再放送が多くて、「これに出てたんだ」って思うくらい。

一番驚いたのは、上野樹里の「D-room」の頼りない夫役だって知った時。

すごい観てるよ。でも、「誰だろう?」ってずっと思ってた。

もしかしたら、「水曜日が消えた」を観て、気づいたかもしれないけど。

そのくらい、中村倫也という人物は掴みどころがない。

この「水曜日が消えた」は彼をあて書きしたの?って思うような作品だと思う。

予告で「自分」が7人存在する人だってことはわかった。

そのうちの「水曜日」担当が不在になる。ということは「火曜日」の僕が2日担当することになる。

事故によって人格が分かれた?

青年になった火曜日の「僕」がメインだ。

一人暮らしの僕が目覚めて朝の番組で曜日がわかる仕組み。

火曜日は真面目な正確だけど、月曜日は真逆なタイプなために最初はいろんなトラブルにあう。

ある日、起きると1週間後の火曜日ではなく、翌日だった。

それが意味するもの。

火曜日を生きてた僕は水曜日の僕の行動を全部把握しているわけではない。

が、周囲の人は「僕」を1個体として見ているからややこしいことになる。

元同級生の女性の一ノ瀬役の石橋菜津美がQちゃんに似てるなぁって思ってしまった。

これから楽しみな女優さんだわね。

火曜日が水曜日を模倣しながら謳歌していくことで「僕」のバランスが徐々に崩れていく。

倒れ方がすごい。

人間は恐怖があるから、真っ直ぐに倒れるのって意識化ではかなり難しいけど、映像の効果もあるのだろうけど、倒れ方がすごかった。

火曜日の僕がとうとう木曜日も担当することになり、事態がまずいことになったと認識するが、一ノ瀬は気づきながらも火曜日であることは良いようだ。

火曜日は起きるときに必ずみている夢。幼い自分が交通事故で倒れている。

そして車のサイドミラーに映る鳩。その数が減っていく・・・

すごい効果だなぁ〜。

中村倫也のどアップの寝顔。

毛穴がないのか。この人は。

シャワーのシーンで「あ、D-roomの人」って感じになる。髪型ですごく印象が変わるんだよね。きっと。

だから曜日ごとに印象がまるで違う。

私は個人的には「木曜日」が好きなキャラだったけど。

これからは主演級のお仕事が増えていくんだろうな。きっと。

YouTubeで人間中村倫也の人となりを知って、なんか心を鷲掴みにされた気分。

ドラマ「美食探偵 明智五郎」もすごく合ってる役で。

「水曜日が消えた」は一番大きいスクリーンでの公開ではないけど、ランキング的には2位になるのかな。「ドクター・ドリトル」とかって要素はどの層かわからないけど、強いし、4つくらいのスクリーンでやってるんだよね。字幕、4D、吹き替えなどなど。

今年あと3作品上映が控えている。

楽しみだ。

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