【映画 思い、思われ、ふり、ふられ】感想。おばさんだってアオハルはわかるのだ

アニメーション映画の公開も来月にある

浜辺美波と北村匠海の共演は3年前の「君の膵臓をたべたい」以来か?

3年前はまだ二人の名前を知らなかった。

そして3年経って少しだけ大人になった二人がまだ高校生役をやっていた。

原作とは違う主人公

まんがの主人公は女子二人なんだね。

浜辺美波演じる朱里と北村匠海演じる理央が最初はメインで物語がすすむ。

同じマンションに住んでいる由奈とその幼馴染の和臣。

この4人のアオハルなわけで。

由奈役の福本莉子は「パパがも一度恋をした」のトモ役の子かぁ〜。イメージが違ってたなぁ〜。

和臣役の赤楚衛二は、観ていたドラマに出てはいるけど・・・覚えてない。これからなんだろうな。きっと。

予告を観ていたら、突然、映画と同じようなアニメの予告。アニメーション映画も来月には公開になるらしい。

うん?

浜辺美波、北村匠海の作品はアニメが共作なのか?

「君の膵臓をたべたい」もおんなじ感じだったような。

北村匠海はキミスイの頃は、役柄もあったと思うけど、無口な男子だった。

浜辺美波は病気だけど明るい女の子で。

この3年でいろんな作品に出てきた二人が高校生に戻って、北村匠海は大人びすぎた高校生ではあったけど、それでも居そうな感じで、すごい良かったわ。

浜辺美波はなんだろう?美人枠ってわけではなくてちょっと影のある女性の役なんだね。

そういう表情がいいってことなのか?

まぁこの映画は「親」を選べない「子」ってことでもある。

最近思うのは親にとって子供は「投資」なのか?ってこと。

他人の子供には投資しないから夢を語れば応援しようとする。が、自分の子になると、途端に反対をする。

それはどういうことなのだろう?と思うのだ。

結局は、自分が投資してきた「子」は自分の思うように「優良」でなきゃ困るのだ。

そしてその「投資」はいずれからは自分の「資産」になると思っているのだ。

しかし、「投資信託」ではなく「教育」とか「育てる」っていうのは「投資」ではない。

一人の人格を持った人間を成長させているだけでそこに親は見返りを求めてはいけないし、もっと自覚をしなければいけないのだ。

この物語だって、結局は親が自分たちのことだけを考えて再婚して、付き合おうとしていた男女がいきなり義姉弟にしてしまう不幸があり、義姉も自分の保身を先に考えた結果、自分たちの色恋はないものとして、生活をすることを選択する。

そこに同じマンションに住んでいる由奈という存在が最初は自分に自信のない頼りない女の子だったけど、ある意味、一番自分に素直に生きることができる存在でいろんなことが回りだす。

最初はそれぞれに片思いをしていくのだけど、最後は一番ハッピーな形で終わった。

そして最後はOfficial髭男dismの『115万キロのフィルム』がかかる。

この映画のために作られたような歌詞なんだよね。ほんと。

一時期、土屋太鳳、山崎賢人の共演が続いたけど、この二人ももうちょっと続くのかな?