【映画 宇宙でいちばんあかるい屋根】感想。あぁKADOKAWA映画なんだ

久しぶりにホッコリ

先月くらいになって初めて劇場予告を観た作品。

清原果耶と桃井かおりかぁ〜って感じで行ってみたら、良かった。

うん。

あぁ昔で言うところの「KADOKAWA映画」だけど、主演女優が歌ってるし、中学生だし。

でもね、清原果耶は上手いわ。

星ばぁを出来るのは

一昔前なら星ばぁの役は樹木希林さんだろうな。

それでも、まだ桃井かおりさんが演れる。でも、次は?誰が演じるんだろう?

水野美紀、坂井真紀が親だわ。あ、吉岡秀隆も。

なんか感慨深いなぁ〜。ま、桃井かおりがおばあさんなんだから。もっとか。

そんな娘役で主演が清原果耶。

もう18歳なのか。撮影はいくつだったのだろう?

私が初めて彼女の作品を認識したのは「3月のライオン」だった。あれの公開が3年前。

そして、彼女がこれからしばらくは映画に出まくるんだろうな。それでも、彼女の安心感はすごい。

14歳のつばめ。

隣のお兄さんのバースデーカードを夜のせいにして書いて投函した翌朝に後悔する思春期の中学生。

朝の食卓。妊娠している母親と父親。思春期になってからの下の子って微妙な感じ?

隣のお兄さんが伊藤健太郎。うん。ありだね。

学校へ行けば、別れた男子生徒とギクシャク。

唯一の趣味?が書道教室。

書道教室の屋上でキックボードをするつばめ。それを咎めるおばあさん。

キックボードの乗り方を教えてという事で教えると・・・空を飛んでる?

そんな二人の出会いから、星ばあはつばめの相談相手。

星ばあの話しは奥が深い。

中学生ながらも理解していく。

隣のお兄さんが事故って入院。

隣のお兄さんは憧れの存在なのはいつの時代も同じだけど、夏休みになりリハビリを見に行く日々。

星ばあのおかげで勇気が持てたと、なにか恩返しをしたいと言う。

孫の誠に会いたいのかもと探すことに。

ヒントは赤い屋根ということ。

お兄さんも誘って二人で町を歩き回る。

その途中で、別れた同級生の男子と会ってしまう。お兄さんはその同級生がまだつばめのことが好きなんだと気づき、手伝ってくれないか?と誘う。

まぁそんなものだ。

別れた同級生笹川は、自分の家も赤い屋根だということを伝える。

星ばあを連れて行くと、そこに笹川も来るが、星ばあのことは知らないと言う。

が、笹川が実は星ばあの孫の誠だった。

星ばあはその日を境に会えなくなってしまった。

ある時、笹川から誘われてファミレスで話すことに。

笹川はまだつばめに未練たらたらではあったが、引っ越すことになったと話す。

そして、写真を見せる。

なぜ星ばあはつばめの前に来たのだろう?

原田知世の時の「時をかける少女」の現代版ってとこかな?

藤井監督、この前が「新聞記者」ってすんごいごっつい作品だったんですけどってくらいまるで違う感じ。

まぁ「新聞記者」のときも内容よりも優しさを感じた部分は似てるのかもしれないけど。

テーマ曲は

今とあの頃の僕ら

今とあの頃の僕ら

  • 清原果耶
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

透明感があってとても良い。珍しく全部聴いてから席を立ったわ。