【映画 ミッドウェイ】感想。アメリカから見た日本の戦い

史実とは

戦後生まれの自分は多分、きちんとした「第二次世界大戦」を知らない。

日本は8月になるとなぜか「被害者」を前面に出したものが多いが、確かに世界で唯一核の被爆国ではあるが、その原因は「日本」ではないのか?

島国をどうしたかったのか?

100年前頃、大正デモクラシーって時代なわけでしょ?それがどういう時代かってことはまるでわからないのだけど。

それから10年ちょっとで日本は軍国主義に傾いていった頃になるのだろうか。

真珠湾攻撃

この言葉は小学校の時には習っている。それでも、それがどれだけ卑怯で卑劣な行為かということまでは教科書に書かれてはいない。

中国・韓国が日本の教科書問題に口を出すのはわかる気もする。

私達は少し前の先祖が他国に何をしてきたのかを知らされる教育は受けていない。

第二次世界大戦を引き起こしたのはアジアでは間違えなく日本なんだろう。

私はあまり戦争映画は観ない。

それでも日本人以外の監督の描いたこの戦争はどういうものなのかを観たかった。

ローランド・エメリッヒ監督はドイツ出身の監督。ドイツもヨーロッパでは第二次世界大戦の中心的な国だ。

ドイツ人監督がハリウッドでどんな形になっているのか?

山本五十六海軍大将が豊川悦司さん。

南雲忠一 中将が國村隼さん。

山口多聞 少将が浅野忠信さん。

日本のメインキャストはこの3人くらいで他は・・・知らないかな。

アメリカでは去年公開されていて、評価は10点中5.23。

だよね。

日本人は逆に8点以上あるかもしれないかなって思うのは私だけか?

まず、アメリカは本国を侵攻されないように真珠湾とかに空母を配置していたってことなのか?

そこに奇襲攻撃をしてまで日本はアメリカを敵にして何をしたかったのだろう?

アメリカに勝てると思っていた日本はどれだけ井の中の蛙大海を知らず?と思っていたが、アメリカもそこまでの兵力が整っていたわけではなかったことがわかる。

空母の中のロッカー。この当時にすでに錠をするようになってたの?

日本なんて、きっとロッカーなんてものはなく、棚に置いてたんじゃないのか?

なんてことを考えていた。

結局は、この戦いはアメリカの勝利で終わったようだけど、それは一重に情報収集力に勝ったのがアメリカってことなのか?

日本の戦争映画のVFXより、よりリアルな感じだったように思う。

B-21の攻撃も日本側にもダメージがあったが、アメリカもギリギリの感じでやってたことを知る。

そして日本人は捕虜を海に落とす。

きっとどの国でもきっと同様のことをしたのだろう。

日本人はロシアでシベリア抑留って言うのが拷問的なことだったようだし。

なんだろう?

アメリカでも日本的な思考で攻撃をしていた兵士の方は居たのだろうってことを知った。

被害者なのはどっちだったのだろう?