ジブリとポノックと
「思い出のマーニー」は米林監督のジブリの最後の作品。その後、「レッドタートル ある島の物語」という作品をしていたらしいけど、知らない。
で、「魔女」ってことで「ジブリは連続魔女?」って思ったら、「メアリと魔女の花」はポノックだった。
3DCG作品
私は、エンドロールの水彩画の世界観の方が好きと言ったら、終わりなのか。
でも、たしかに3DCGということの挑戦としてはとても良い作品だと思うけど、スタジオジブリだったらやっぱり温かみのある水彩画の世界を継続してもらいたかったなと言うのが感想。
なんか「魔女」ってことで、「メアリ」と比較しちゃうんだけど、ストーリーとしてはこちらの方が良かったと思う。
絵とか表現とかってことは、どちらもすごいわけで。こちらとしてはいかにハッピーかってことしかない。
アーヤも最初はいきなり「ルパン三世」の世界か?って感じで始まった。「ルパン三世」の3DCG作品のまま持ってきたのかと思ったわ。
それでも、原作の一部分なのか?なんか伏線回収が終わってないような感じで終わったよね?
12人の魔女はどこへいったんだ?
アヤツルと名付けられて、孤児院に置き去りにされて「アーヤ・ツール」となんかそれっぽい名前で成長したアーヤ。
私は彼女の言っていることは真理だと思う。
親の都合で施設に預けられた子供はそこで生きる術を得ていたら、あえて他人の子供になりたいとは思ってないんじゃないかって。
まぁ「キャンディ・キャンディ」の世界とも通じるのだろうけど。
キャンディも最初は話し相手として引き取られたわけだけど使用人にされたりして。
まぁ施設側の都合というのもあるかもしれないけど、それでもアーヤも「猫の手」くらいで引き取られる。
が、これはアーヤのことを知ってて引き取ったのだろうか?
魔女のベラと小説家のマンドレークはなぜ突然アーヤを引き取ったのだろう?
寺島しのぶがとても適任。マンドレークのトヨエツがちょっと以外な感じで、トーマスは話す前から濱田岳。もう雰囲気が濱田岳。
アーヤを演じた平澤宏々路、これで「こころ」って読むの?すごいな。キラキラネーム的な感じとも違うような。
「わたし旦那をシェアしてた」の小池栄子の娘役だった子らしいが・・・思い出せない。
あぁ、思い出したけど、すごい芸歴で納得かもしれない。全然、寺島しのぶに負けてなかったわ。
展開としてはジブリとしては結構短いイメージ。余計な件がないって感じ過ぎかもしれない。
だから、最後のシーンは「HappyEnd」ってことになるけど、意味不明のままエンドロール。
エンドロールの水彩画がとてもジブリっぽくて良かったんだけど、もうあぁいう世界観の作品は出ないのかな。
でも、ベラのお家って外観がトトロっぽいなあぁ〜って思ってた。あとマンドレークがあやつるデーモンはジブリの要素を引き継いでいるなぁ〜って。
これからのジブリはどういう感じになっていくのだろう?