【映画 CUBE 一度入ったら、最後】感想。結局?な感じかな。

怖いけど・・・

こういう恐怖系映画は苦手ではあるのだけど、登場人物が全員「観に行かなきゃ」対象者で。困るわ。

オープニングから

オープニングからまず柄本時生登場。

なんだろう?この安定の不気味さ。

彼の恐る恐る感がこっちにも伝わってくるし、めっちゃ怖い。

舞台挨拶で命名されていた「だんぺんちゃん」も誕生しているわけだけど、そんなのあり?って感じだわ。

で、その後は・・・本人じゃないよね?

そして目覚める菅田将暉。

人間の目のアップってどっちが目頭かわからないものね。

で、彼の切れ長の目が開く。

そこには岡田将生。

そして田代輝演じる千陽。

最初の3人って、真っ白でしょ?ってくらいすごいアップなのに毛穴ないし、肌ツルツルだし。岡田将生も肌キレイだなって思ったけど、田代くんの赤ちゃんみたいな肌のモチモチ感がなんとも言えなかったなと。

三人はお互いのことを知ろうとはしないような感じのところに、ワイルド斎藤工登場。

とりあえず、登場人物の背景がわかるのは、唯一菅田将暉演じる後藤裕一くらい。

それでもなぜここに閉じ込められているのかはわかってない。

斎藤工演じる井手は靴を脱ぎ、その靴でトラップを探していく。

他の人はついていくしかない。

誰にも説明義務も誰も状況がわかっていない混乱状態になると、思考が停止して動くものについていくのはきっと人間の本能なんだろうな。

そこに杏さん演じる甲斐麻子が登場。

最後が吉田鋼太郎演じる安東。

安東登場で不穏な空気が漂う。

安東も自分の人となりを話したことから、ブラック企業の会社役員なんだろうなって感じ。

だから思考停止した若者を毛嫌いしているのがわかり、そのターゲットが岡田将生演じる越智に向く。

越智は精神年齢的には千陽よりも低いのかもしれないが、それでも頑張って明るく振る舞っていたが、次第にパニック状態になっていく。

千陽が気づいた数字の法則のおかげで順調に進むが、目的地がどこなのか?

それでも仲間意識が芽生えるものなのねって感じで協力をしていく。

でも、あんなにはしごを昇っていたら大変だろうなって。

セットもすごいけど、その世界観もすごい。

それでもCUBEは何をしたかったのだろう?しか残らない。

そのキーパーソンは何をしたかったのだろう?

積極的には動かない。それでも存在はある。

そう、杏さんも肌がキレイなのよ。

って驚く状況ではあるのだけど、一番驚くのは田代くんの成長。

まぁよくあるよね。撮影中と公開までの間に身長伸びちゃって、声変わりまでしちゃって・・・「え?」ってくらい雰囲気が変わっちゃうとか。

田代くんは中学入学の時にはまだ小学生っぽい男の子だったのに、突然男の子になっちゃった系だな。小学生っぽい男の子ってまだ顔とかもぽっちゃりしてて可愛いんだよね。

まぁすごい俳優陣が2時間彼らだけでしかも同じ空間なのに飽きさせずに魅せてるのがほんとすごい。

いきなりCUBEに居たら、私はきっと何もしないだろうな。めんどくさいから。

生きたいと思う人が動いて死んじゃうんだよね。

そして動かなくてもきっと外に出られないで死ぬ。

でも、あのCUBEって動いているわけでしょ?って思っちゃう。

そう、あれは1日の話し?トイレは?ご飯は?とかってすごく思ってしまったわ。