【映画 リスペクト】感想。アレサ・フランクリンを知らない

アメリカでは伝説的な歌手らしいが

最近のアメリカは過去の歌手の映画がブームなのか?

予告で観た歌唱に魅力を感じて観たのだけど、内容的には時代的な背景が根強くて少し戸惑う感じだったかもしれない。

黒人ということで?

父親が説教者として有名な牧師だったという言葉すらも意味がわからない。牧師と説教者という言葉が私には程遠いもののように思えるから。

黒人解放運動への人々への鼓舞のようなことをしているのか?

そして、幼い頃から教会でゴスペルを歌うことをさせられていた。

別居している母親との面会。アメリカはそういう問題はかなり早いうちからしっかりしているように思う。

が、幼い頃に別居していた母親が急逝してしまう。

そこに父親のフォローはなく、逆に怒り出すとか。

そしてそんな心の弱さにつけこむ人間はいるものなのねって展開。

日本でもあるのかもしれないが、それがこういう映像化されることはまだないから衝撃ではあった。

親のマネージメントで売れる人もいるし、ヒットに恵まれない人の方が多いのだろう。

父親からの開放を願った彼女に訪れた出会い。

でも、結局、父親と同類の人を選ぶものなのねって感じで、束縛が父親から夫になっただけという。

そして、その夫と別れ、やっと穏やかな人と再婚したものの、ヒットすれば今度はアルコール依存症になるって言うのがお決まりのコースなのか?

それでも、彼女は神の存在のおかげで一人立ち直るという展開。

アメリカではきっと有名な存在なのだろうが、日本ではどうだったのだろう?

ジェニファー・ハドソンという人のことも知らないのだが、歌の力はすごいと思った。

子役レベルでも日本の子供の歌がうまいとはレベルが違う。

どこの国でも両親が必要以上に干渉する関係はうまくいかない。

それがわかった。