日本の評価は高くない?
公開初日のレイトショー。一番小さいスクリーンでの上映だし、客も片手くらいだった。
作品賞・撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞ってことだけど。
あまりピンと来ない。
サスペンス・スリラー?
ギレルモ・デル・トロ監督作品。
「シェイプ・オブ・ウォーター」の世界観も独特だったけど、この作品もかなり独特だと思った。
スタン役のブラッドリー・クーパーがすごく良い。
元々はレオナルド・ディカプリオにオファーがあったってWikiにあったけど、うーん、似てる雰囲気だけど、最初と最後の方の雰囲気はレオ様にはどうなんだ?って感じはある。
アメリカが舞台ってことなんだよね?
スタンがたどり着いたのは怪しさしかないカーニバルってどういう場所なんだ?
謝肉祭ってことだけど、怪しい見世物、大道芸のようなものなのだろうか。
そこで獣か人かという見世物でお金を得ていた。
人を極限まで追い詰めれば獣になれるということなんだろうけど、解釈を変えれば、人ではなく獣を見ているということなのか?
人々はなぜそんなものをお金を払ってまで見たいと思うのだろう?
日本で言うところの「穢多非人」的な感じなのだろうか。
スタンはそこでショービジネスに興味を持つ。
そして、読心術というショーを教わり、元々持っていたカリスマ性で成功する。
それでも、スタンはある一線を超えたことを始める。
周囲の反対を押し切ってまでスタンはお金儲けのために止まらない。
心理学者のリリス役のケイト・ブランシェットもこういう冷たい役いいわぁ〜。
リリスに読心術の裏を暴かれるものの、勘で乗り越え、利害関係として似ていることから協力し合う。
どちらがお金に対してがめつかったのだろう?
スタンは一線を超えて相棒だったモリーにも愛想を尽かされる。
そしてスタンの行き着く先は。。。
うーん、2時間半、あっという間ではあったけど、人間は欲をかいてはいけないって言うことを戒めているような映画かなと。